男女の性欲にズレがある?女性の方が性欲が強い?
男と女の間で、性欲の差については、たびたび取り上げられている問題です。その中で、「彼女の性欲が強すぎて驚いている」「最近の嫁の性欲にはついていけない」という男性の話をよく聞きます。実際、男性の約50%が「彼女のほうが性欲がある」と答えているという調査結果もあります。
「男性の方が性欲が強い」と思っていたのに、これは意外な結果だと感じた方もいるのではないでしょうか。男性よりも女性の方が、「最近、昔よりも性欲が強くなったかも!」「年々、性欲が我慢できなくなってきている」と思ってしまうことが多いようです。
男と女とでは年齢によって、性欲のピークが違うようです。


なぜ、男性は年齢を重ねると性欲が下がると感じる傾向があり、女性は性欲が上がると思ってしまうのでしょうか?そこで今回は医師の山下真理子先生の監修のもと男と女の間の性欲には、どのような差があるのかお話します。
男性の性欲ピークは20代?女性との違い(男子編)
男性の性欲のピークは、通常10代~20代とよく言われていますが、これはある意味本当です。
男性の体は、男性ホルモンの分泌が増えることで「子供から大人の体へ」と変化を遂げます。この男性ホルモンは性欲を上昇させるので、男性ホルモンの分泌が増えるとともに、10代男性の性欲はどんどん高まっていきます。
20歳ごろで男性としての体が出来上がってしまうと、男性ホルモンはどんどん減少していき、それに合わせて性欲も徐々にですが減退していきます。

また、10代の男性のセックスへの興味も性欲と関係があります。女性は、「処女喪失時には痛みを伴う」「初体験は出血する」などといった話がまことしやかにささやかれ始める10代では、性欲よりも恐怖が勝ってしまう人のほうが多いです。
それに対して、男性は勃起とオナニーを早い時期に経験して「セックスはオナニーより気持ちいいものだ」「もっと気持ちいいことを早く経験したい」という認識が早い時期から出来上がり、いろいろなことに興味を持つ10代の年頃に、セックスへの関心がピークに達するのです。
男性の性欲は20代、30代、40代と下がっていく
男性は30代、40代、50代と年齢を重ねるに従って、性欲はどんどん下がり、 作られる精子の数は代わらなくとも、精液の量が少なくなるのだそうです。
この精液の量は回復力や射精の回数にも影響を与えます。男性のオーガズムが射精の瞬間だとすると、10代をピークにオーガズムは減っていく一方です。
男性に10代の頃の射精の気持ちよさと今は違う?と答えると、多くの男性が10代の頃のほうが気持ちよかった!と言う場合が多いです。
もちろん、性欲にはホルモンや年齢だけではなく、その人の趣味嗜好や環境などの因子、恋愛感情などもかかわってくるので、一概には言えません。ずっと健康な生活を送り、40代以降でも性欲は衰えず、いつまでも現役という方もいらっしゃいますし、「10代が男の性欲のピーク」「20代以降の男性は性欲が乏しい」というわけではないのでご注意を。
女性の性欲ピークは30代?アラフォー?男性との違い(女子編)
それに対して女性の性欲のピークはいつなのでしょうか。女性のホルモンであるエストロゲンは、生まれたときからその機能を発揮しているわけではなく、通常、8~10歳ごろからようやく働き始めるといわれています。
エストロゲンの分泌のピークは人にもよりますが、20代以降と言われていて、40歳ごろまで分泌がある程度続きます。性ホルモンが、性欲に関係していると考えると、女性の性欲のピークが男性よりも比較的年齢を重ねてからだという話も一理あるかもしれません。

先ほどお話した通り、女性は10代の頃にセックスに対しての不安感や恐怖心が勝ってしまう時期が訪れます。実際にセックスを経験しても、緊張して濡れていなかったりなどが原因で、セックスによる本当の快楽を知るのは、性交渉をしばらく重ねてからです。
女性の性欲は20代、30代と上がり、アラフォーへと続く
何度かのセックスを経験し、人によっては何人かのセックスを経験して初めて、「セックスって気持ちいいものだ」という認識が芽生えて、そこから性欲が急上昇していくというのが、女性の性欲のピークが男性よりも遅れてしまう原因だと考えられています。
そして、30歳を過ぎると女性はセックスを前向きに楽しめるようになってきて、どんどん好きになっていくそうです。
またセックスの経験や回数を重ねることで、オーガズムにも達しやすくなるので、その快楽を求めるために性欲も強くなってくるようです。
このような経験を通じて感度が磨かれていくことと、ホルモンの分泌、体力などの関連性で、女性の性欲のピークはアラフォーだという声が多いです。

30代、40代とますます成熟し、セックスを楽しめるようになってくる女性と、年齢によってどんどん精力や性欲が衰えてくる男性では、気持ちのズレも起こりやすいのでは?という疑問も生まれます。
もちろん、個人差もあるので全員が当てはまるわけではないですが、特に20代後半以降の男女において、性欲の差を感じることがあるのは、ある意味仕方がないことなのかもしれません。
さらに、女性の性欲は妊娠・出産にも影響を受けますし、生理周期や排卵日などにも左右されます。そして、更年期や閉経にも性欲は影響されるので、単純にピークはいつということは言えないです。
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年齢による性欲の差が、セックスレスを生む
ラブコスメは実施したアンケートで、「あなたはパートナーとセックスレスだと思いますか?」の問いに対し、半数以上284名(56.4%)の女性がセックスレスだと感じていることがわかりました。
あなたはパートナーとセックスレスだと思いますか?

- 半数を超える284名(56.4%)
- セックスレスだと思う
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セックスはお互いの性欲という「したい」気持ちがあって初めて成立するもの。セックスレスになってしまうからには、夫婦どちらかのセックスしたいという性欲が減少しているのかもしれません。
コメントを見る限り、「お互いに忙しい」「したいけど子どもがいるから時間がない」というお互いにセックスをする余裕がないパターンと、「パートナーがセックスを望んでいない」「パートナーに性欲がない」という夫がセックスに対して消極的だというパターンが特に多いことがわかりました。
余裕がないパターンの場合、時がたち環境が変わることで解決できそうですが、問題は夫に性欲がない場合。夜になっても、一緒にベッドに入っても一向に誘ってこない…。このようになってしまうのは、性欲を感じるタイミングの違いがあるかもしれません。
女性の性欲が増すというのは、年齢を重ねて男性の性欲が相対的に減少することで、女性が自分の性欲を自覚する。
普段から相手に対して「忙しい」「疲れている」というサインを出しすぎていませんか?相手がセックスしたいというときに、マイナスなサインを出してしまい、それが性欲を減退させていることもあります。時に相手の「したい」という気持ちを察することも必要なことです。
男女(夫婦)の性欲のタイミングを合わせる方法
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自分の性欲の方が強いときの対策方法
では、女性の性欲がピークにあり、男性よりも強いときにはどうしたらいいのでしょうか。特にアラフォー同士のカップルや夫婦は、女性の性欲の高まりと男性の体力の低下ですれ違いが起きやすくなります。
いろいろな解決策がありますが、まずは何回戦もするより、彼女の性欲を満足させてあげるように男性はたっぷりと前戯に時間をかけてあげてください。女性は「もっとこうしてほしい」だったり、自分の一番触ってほしい場所に男性を導いてあげましょう。
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焦ったりがっかりしたり衝突しあうのではなく、二人にとってもっともよい解決策は「歩み寄ること」です。「どうしてほしい!」をぶつけ合うだけではなく、「相手は何を求めているのか」を探し合うことで、より二人の愛を深めることができるのではないでしょうか。
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※本記事の医師監修に関して学術部分のみの監修となり、医師が商品を推奨している訳ではございません