『たるみ型』
年齢を重ねることで増加して来るのがこちらのタイプ。鼻や、鼻側の頬から生じます。加齢によるコラーゲン不足などで、スカスカ状態に。弾力が足りず、毛穴が大きく口を広げています。
鼻の黒ずみ、特に小鼻の毛穴の黒ずみが原因で起きてしまういちご鼻。顔の中心部分にある鼻には、他人からの視線が集中しやすいです。いちご鼻や鼻の黒ずみがあることで、彼とじっと顔を見つめ合うことに苦手意識があったり、自信を失ってしまう人も少なくありません。
「これさえなければ前向きになれるのに…」「何とかして鼻の黒ずみの取り方を知りたい!」という女性のために、毛穴汚れが発生するメカニズムを解説していきます。
何を改善すれば毛穴の黒ずみを起こさずに済むのかを知り、正しいケア方法を取り入れて、理想のすっきりとした毛穴を目指しましょう!
また、いちご鼻の改善を目指すためには、日々のスキンケアも大切な要素の一つです。しかし、この方法を間違ってしまう女性も多く、良かれと思ってしていることが、余計に鼻の黒ずみやいちご鼻を招いてしまっていることもあります。
この記事では、正しいスキンケアの方法を筆頭に、生活習慣や紫外線対策など、毎日の生活の中でできる、鼻の毛穴の黒ずみを除去する方法や、悪化を予防するために使える、毛穴の引き締め方なども詳しく解説していきます。
鼻の黒ずみは、多くの女性が悩んでいる肌トラブルです。小鼻の黒ずみが気になって、好きな人に近づくのをためらってしまう…ということもあります。お手入れをすることで悩みを解決できれば、自分から積極的に彼へアプローチできるかもしれません。
ラブコスメスタッフのCさんも、Tゾーンの黒ずみに悩んでいると打ち明けてくれました。とても美人な彼女は、社内でも一目置かれるステキな人ですが、もう3年も彼がいないのだとか。
「告白されることもありますが、自信が持てなくて、断ってしまうんです。特に、Tゾーンの黒ずみがコンプレックス。すっぴんになって、それを見られるのがこわくて…」
Cさんにとっては、鼻の黒ずみは恋愛にも影響する深刻な悩みのようです。では鼻が黒ずむ原因は、何なのでしょう?
実は毛穴の黒ずみには、2つの原因が関わっていることが分かりました。
理由の一つは、汚れを毛穴から浮かせ、しっかりと洗い流すことが必要です。ツルツルの肌のために、まず洗顔を見直しましょう。
鼻の黒ずみの原因の一つは「毛穴にたまった汚れが取り切れていないせい」です。これまで毛穴汚れは日常的なサイクルのなかで毛穴に皮脂汚れや角質がつまり、酸化して黒っぽくなることで鼻全体が黒ずんで見えるのだと言われてきました。
しかし最近になって、実は毛穴の黒ずみの原因はこの毛穴汚れだけではないことが分かってきました。
実は毛穴の汚れは、毎日キチンと洗顔をしている女性の場合はケアが十分に行き届いていて、白っぽい角栓がたまることはあっても、黒ずみになるほど詰まるというケースはあまりないようです。
最近になってわかったもっと重要な鼻の黒ずみの原因は、実は「鼻に生えている産毛」なのです。
日本人の産毛は元々黒っぽい色をしていますよね。しかし肌が正常な状態だと、この産毛はすぐに抜け落ちるため「鼻が黒っぽい原因」として認識されることはほとんどないようです。
しかし、肌のターンオーバーが乱れると、産毛は中々抜け落ちず毛穴の中にとどまります。1本だけだと目立たなかった産毛も、2本3本と近くの他の毛穴から生えてきた産毛と合わされば、鼻の黒ずんだ印象へと繋がります。
鼻の毛穴ケアはしっかりしていて汚れが詰まっているという感じもないのに、なぜか毛穴が黒っぽい印象という方は、この「産毛のターンオーバー」が乱れてしまっている可能性があります。
肌のターンオーバーとは、一定のサイクルで肌が生まれ変わるサイクルのことを言います。肌は奥から皮下組織、真皮、表皮の3つのエリアに分かれています。そして一番外側の「表皮」も奥から順に、基底層、有棘層、顆粒層、角質層の4つのエリアに分かれています。私たちが普段触っている皮膚は「角質層」です。
基底層で生まれた肌の細胞は徐々に押し上げられ、角質層に到達し、やがて「垢」などとして剥がれ落ちます。この皮膚の細胞が生まれてから剥がれ落ちるまでのサイクルを「ターンオーバー」と呼びます。ターンオーバーが乱れると、様々な美容トラブルや肌の老化に繋がります。
そしてこの「産毛のターンオーバーの乱れ」と「毛穴汚れ」が複合的に合わさることで、鼻の黒ずみはより目立つ状態になってしまいます。
角栓に抜け落ちない産毛が混入すると、毛穴汚れの落ちにくさ(汚れの貯まりやすさ)に拍車がかかります。さらに産毛の色で黒っぽさも増し、鏡を見た時「鼻の毛穴が黒くポツポツしている!」という状態になるようです。
~抜けない産毛が原因!鼻の毛穴の黒いポツポツができるまで~
(1)ターンオーバーが乱れると、産毛が抜け落ちずとどまる
(2)その産毛に皮脂や角層、化粧汚れなどが混ざり角栓が成長
(3)新たな産毛が毛穴から伸びてこようとするが、角栓が詰まって邪魔をして、産毛が外側に出られない
(4)複数の産毛と皮脂・角質が混合したものが毛穴の中に詰まり、黒ずみとして現れる
(5)角栓がどんどん成長(増大)し、毛穴がさらに広がってしまい、鼻の毛穴の黒ずみはさらに大きくなる
鼻は顔全体の中でも皮脂の分泌が多く、ターンオーバーが乱れやすい場所です。このような悪循環を作らないためには、しっかりと鼻の産毛が抜け落ちる状態、ターンオーバーが整った状態にすることが大切なのです。
鼻の黒ずみを取り除いて美しくしたい!と思ったら、「パックで汚れを取り除こう」と思う方は多いかもしれません。
しかし毛穴の汚れを吸着するシートやパックの使い方、使用頻度には注意が必要です。
吸着シートは肌に負担がかかるだけでなく、汚れが取れたとしても、毛穴が開きっぱなしになりやすいという話があります。
その結果、開いた毛穴にどんどん汚れがたまり、以前よりも小鼻のプツプツとした黒ずみが目立ってしまうことも。
使用後は毛穴を引き締めるタイプの収斂(しゅうれん)化粧水でしっかり保湿するのも忘れないようにしましょう。
また、鼻の黒ずみにつながりやすいNG行動は「洗顔」にもあります。いちご鼻になる恐怖から、毛穴汚れを落とそうと、黒ずみがある部分をゴシゴシ洗顔してしまいがちですが、この洗顔法もNG。強く摩擦すると、角質層を傷付けてしまい、過剰に皮脂が分泌されて、角栓ができるきっかけを余計に作ってしまいます。
また、鼻の黒ずみがあるときの洗顔で、熱いお湯や冷たい水を使うことも避けましょう。それぞれ肌への強い刺激になってしまい、ストレスがかかります。少し冷ためのぬるま湯を使うことが、毛穴の黒ずみをケアしたいときにはベストです。
同じように、毛穴の黒ずみをクレンジングでケアするときも、ゴシゴシと強い力を加えないことが大切です。鼻の黒ずみに、クレンジングのやりすぎもNG。1日1回に抑えて、マッサージする時間も短めにすることを意識しましょう。
鼻の黒ずみは単に見栄えが良くないだけでなく、多くの美容トラブルの原因にもなります。例えば、毛穴が汚れて詰まっていては、肌にうるおいが届かず、乾燥してシミやシワ、たるみの原因になります。
そのため毛穴の汚れをきちんと落とし、うるおいを補うことが不可欠。さらに、毛穴の奥にある汚れもしっかり浮かせ、洗い流して清潔に保つことが大切です。
ですが、普通の洗浄方法では、毛穴の奥の汚れまで取り除くことは困難です。後ほど紹介する「鼻の黒ずみを防ぐ、毎日のケア方法」で洗顔して、きちんと毛穴の奥の汚れを取り除きましょう。
お肌のために、小鼻の黒ずみを解消する正しいケアを身につけましょう。
鼻の黒ずみを防止するための洗顔方法を知る前に、まず自分の鼻の黒ずみや毛穴のタイプについて知っておきましょう。女性の肌の状態は年齢によって皮脂分泌量や肌の弾力などが異なります。
また一言に「毛穴が目立つ」と言ってもたるんで開いていたり、クレーターのようにボコボコしていたりと状態も異なります。毛穴の状態を知ることで、自分のお手入れの良くない部分、足りない部分などを推測することもできます。
鼻の毛穴に生じる黒ずみは、年齢によってそのタイプが異なります。まずは10代から30代までに起こり得る黒ずみの症状をご紹介します。
~10代~
皮脂分泌が活発な時期。ベタベタし、毛穴が詰まりやすい。ターンオーバーは約20日周期。
~20代~
皮脂分泌が活発な時期。皮脂分泌に、個人差が出始める。ケアを間違うと、汚れや化粧残りが毛穴に詰まる。ターンオーバーは約28日周期。
~30代~
加齢により、肌に影響が出始める。乾燥や弾力・ハリ不足などから、毛穴が開き、汚れがたまりやすい。ターンオーバーは約40日周期。
このように、毛穴が詰まって黒ずむという結果が同じでも、年代により毛穴の黒ずみの原因はまったく違います。解消に向けたアプローチの方法も若干変化することにも注意が必要なのです。
次に、毛穴のタイプもチェックしてみましょう。全部で4つのタイプがあります。
下に行くほど、毛穴の状態としてはよくない状態です。自分に当てはまるようであれば、今のお手入れ方法を見直した方がいいでしょう。
年齢を重ねることで増加して来るのがこちらのタイプ。鼻や、鼻側の頬から生じます。加齢によるコラーゲン不足などで、スカスカ状態に。弾力が足りず、毛穴が大きく口を広げています。
皮脂の分泌が盛んなことで、毛穴の中に、汚れや余分なものが詰まった状態です。皮脂と角質が混ざり合い、角栓状態。これでは汚れが詰まり続ける一方。ファンデーションも汚れに混ざってしまいます。
ポツポツ型がさらに進んだ状態です。詰まった皮脂、角栓に汚れがくっついて酸化し、毛穴が黒ずんでいます。間違ったお手入れや紫外線の影響で、色素沈着を起こしていることも考えられます。
炎症を起こしてしまったプツプツがつぶれるなどして、ポコポコしたクレーター状態になったものです。プツプツができる⇒つぶす、を何度も繰り返していくうちに、復旧できにくくなることも。
クレーター型にまで症状が進行すると、場合によっては元の状態に戻すことが困難になります。そうなる前に、毛穴の黒ずみに対する洗顔法など、毎日の正しいケア方法を知り、早い段階で毛穴の黒ずみを解消することが大切です。
鼻の黒ずみをケアしようと思った時、「毛穴の中の黒ずみを落とす洗顔方法」を知ろうとする人は少なくないかもしれません。しかし鼻の黒ずみの原因に「ターンオーバーの乱れによる、産毛の蓄積」が大きくかかわっていることをご紹介しました。
皮膚のターンオーバーには、クレンジングや洗顔後の保湿などもとても重要で、大きなかかわりがあります。そのため「鼻の黒ずみ」をケアしようと思ったら、それら一連のスキンケアについても見直していくことが大切なのです。
各スキンケア項目と、黒ずみの関係をまとめた図を参考に、クレンジングや化粧水~乳液がなぜ大切な役目を果たすのかを解説していきます。
鼻の毛穴汚れをしっかりと落とすクレンジングの方法としては、「まずTゾーンからメイク落としをなじませる」ということがあげられます。鼻を含むTゾーンはとても皮脂の分泌が多いエリア。
まずはたっぷりのクレンジングで、こすりすぎないようにやさしく円を描くようにしてメイクとなじませていき、その後頬やあご回りをクレンジングするといいでしょう。
またターンオーバーを整えるという意味では、クレンジング選びが重要です。
一般的な多くのクレンジングオイルには、強めの界面活性剤や洗浄成分が配合されています。これは毛穴に詰まった角質を除去したり、油性のメイクを落としたりするためにはたしかに有効です。
しかし、この洗浄成分が強すぎるせいで、肌がダメージを受けてしまうことも。中には肌の油分やうるおいを取り過ぎてしまい、余計に皮脂の分泌を促進するものもあり、毛穴の黒ずみが悪化してしまうこともあります。
それを防ぐためには、しっかり汚れを落としつつ、肌に負担をかけないクレンジングを選ぶことが大切です。
洗顔の際のポイントは、とにかく毛穴の奥までしっかり汚れを落とすこと。不要な皮脂と汚れはすべて落とし切ることによって、菌の繁殖や炎症を抑えられ、ニキビの発生を抑えることもできます。
洗顔料を使ってゴシゴシと洗うこともダメージにつながるので、洗顔料は手に取って泡立て、顔につけてからはクッションのように使い、クルクルと指を回しながら洗顔します。最後は泡を完全にぬるま湯で洗い流して、肌に残留させないようにしましょう。
ラブコスメの「本草絵巻 しろつやびじん 薩摩みかん」は、火山灰とリモネンという毛穴に嬉しい2つの成分が配合された洗顔フォームです。汚れを吸着する性質を持つ火山灰シラスを特殊加工した「火山灰シラスバルーン」の細かな粒子が毛穴の奥まで入り込み、詰まりの元になる汚れをかき出してくれるので、透明感のある肌に仕上げることができます。
週に一度のスペシャルケアとして、クリームのまま小鼻にくるくるとなじませて洗い流すのもおススメの毛穴ケア方法です。
本草絵巻 しろつやびじん 薩摩みかん
濃厚なみかんの香りが魅力のソープ。こだわりの火山灰シラスを使用し、肌当たりのなめらかなもこもこの泡で全身の汚れをスッキリ洗い上げます。透明感と毛穴のポツポツを一緒にお手入れできるようこだわって作られました。スタッフの中でもファンが多いこの商品♪透き通るような透明感と毛穴汚れを一度にケアしたい方にオススメです。
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毛穴の黒ずみに使う化粧水は、保湿化粧水の他ふき取り化粧水と、収れん化粧水の2種類を活用することがポイント。ふき取り化粧水はクレンジングで取り切れなかった汚れを落としてくれますし、収れん化粧水は汚れが落ちた毛穴をきゅっと引き締めてくれます。
ふき取り化粧水は、基本的には朝か夜のどちらかの使用で大丈夫です。使用のタイミングは夜メイク落としと洗顔をした後がベスト。毎日使っても問題ないと言われていますが、特に肌のゴワツキを感じる時はふき取り化粧水の出番です。コットンにしみこませて、やさしく滑らせるように使用しましょう。
一方毛穴の引き締めをしてくれる収れん化粧水ですが、2通りの使い方があります。より毛穴の開きをケアしたい場合には、洗顔直後の保湿化粧水の前に使いましょう。一方で、化粧崩れの防止や乳液や美容ジェルによる保湿効果を高める使い方としては、乳液後の「仕上げ」としてメイク直前に使う方法が適しています。
基本的には商品パッケージの使用方法に沿った形で問題ないですが、毛穴の引き締めとターンオーバーの正常化の両面を考えれば、両方の使い方を1週間に取り混ぜて自分の肌にあった状態を探していくのがよさそうです。
そして、乳液や美容ジェルによる保湿もとても重要です。保湿を怠り、肌が乾燥した状態で放っておくと、体内が「肌を守るために皮脂を分泌しなければ!」と余分な皮脂を分泌するようになってしまいます。
このベタベタとした余分な皮脂が鼻の産毛に絡みつき角栓の元ともなるため、保湿はとても大切なのです。あらかじめ油分を適度に与えることによって、余分な皮脂分泌を防ぐことができます。
「プエラリア・ハーバル・ジェル」は、肌にはりを与える『プエラリアミリフィカ根エキス』を独自配合した全身に使える保湿ジェル。さらっとしてべたつかないテクスチャで、顔だけでなくムダ毛処理後のケア、バストマッサージ、保湿がこれ一つでケアできます。
鼻の黒ずみは、乾燥やたるみによっても目立ちやすくなるものです。しっかりと保湿し、もちもちのプルプル肌を目指しましょう。
プエラリア・ハーバル・ジェル
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クレンジング~乳液までのスキンケアは基本ですが、ここまでの流れ以外にも、毛穴の黒ずみ対策として有効なポイントがいくつかあります。日頃の過ごし方を変えるだけでも効果があるので、必ず押さえておきましょう。
鼻の黒ずみを取る方法として、蒸しタオルはとても有効です。クレンジング前に、蒸しタオルを使って肌を温めておくと毛穴が広がるので、内側にたまっている汚れを浮き上がらせることができます。
蒸しタオルは、フェイスタオルなどを水で濡らして絞り、サランラップで包んでから500wの電子レンジで30秒チンするだけで作れます。火傷しないように、少し冷めるまで待ってから使いましょう。
お風呂で湯船につかって毛穴を開いた状態にしてからクレンジングや洗顔をするというのもいい方法の一つです。
紫外線や乾燥は肌にとって悪い影響を及ぼします。これらに曝されると、必要な角質層が剥がれてしまい、ターンオーバーの乱れにつながります。紫外線や乾燥対策をすることが、結果として鼻の黒ずみを取る方法にもつながるのです。
紫外線による影響を肌に与えないためには、外出時の日焼け止め使用は必須。乾燥を防ぐための保湿も忘れずに行ってターンオーバーを整え、鼻の黒ずみを防ぎましょう。
肌のターンオーバーには、実は便秘も大きな影響があります。便秘が原因で腸内環境が悪化し、老廃物が血液に乗って流れると、汗や皮脂と一緒に毛穴から放出されます。この作業に追われた肌はターンオーバーどころではなくなり、肌が荒れるきっかけになります。
その他にも寝不足やストレス、たばこやお酒の飲みすぎ、運動不足、食生活の乱れなど、生活習慣もターンオーバーを乱れさせます。一方で、お肌のゴールデンタイムと呼ばれる22時~深夜2時にしっかりと睡眠をとっていると、成長ホルモンが分泌されて肌のターンオーバーを促進してくれます。きれいな肌を保つためには、規則正しく健康的な生活を送りましょう。
毛穴が開いたままの状態にしていると、皮脂や汚れがたまりやすくなり、黒ずみが進行してしまいます。いちご鼻やクレーターを防ぐためにも毛穴の引き締めは意識して行うべきです。ここでは、いくつかのおすすめの毛穴引き締め方法をご紹介していきます。
化粧水のつけ方を変えるだけで、より浸透しやすくなり、毛穴を引き締めることが簡単にもなります。顔の正面から外側に、顔の上から下に向けて伸ばすように化粧水を使い、リンパの流れを改善させます。
鼻やおでこ、顎などの特に乾きやすい部分には、ハンドプレス(手のひらや指の腹を使って押し込むように)して化粧水を浸透させます。モチモチした肌に仕上がっていれば、水分がしっかりと吸収され、化粧水が最大限の効果を発揮している証拠です。
しかし化粧水で潤っていれば潤っているほどいいのか?というと実はそうとは言えません。例えばスチームを当てながらたっぷりと化粧水を顔につけてハンドプッシュ…というのは、今度は潤いが過剰で皮膚がふやけてしまい、バリア機能が失われてしまうのです。あくまで「もちもち」を目安に、やりすぎには注意をしましょう。
いちご鼻にならないように毛穴を引き締める方法は限られています。よく言われる「マッサージやリフトアップ」といった方法は頬などには効果的ですが、鼻にはあまり効果がありません。
最も大切なのは、先にご紹介した正しいスキンケアを徹底して継続することです。小さなことでも、毎日積み重ねれば着実に結果が出ます。
お肌にできる対策は限られていますが、生活習慣、特に食生活を見直すことも毛穴を引き締めるために欠かせません。抗酸化作用が含まれるビタミンCや、リン酸を含んだ根菜やフルーツを多く摂取しましょう。
反対に、添加物や脂っこいものばかりを食べていると、毛穴の機能を弱めてしまいます。毛穴が開きっぱなしになる原因にもなりますから、要注意です。
いちご鼻を改善し、防ぐためには、正しいケアを毎日繰り返すことが大事。その上で生活習慣の見直しを行って、「ターンオーバーを整える」ことを意識してください。
鼻の黒ずみの大きな原因は、抜け落ちない産毛にあります。そのため黒ずみのない美しい鼻を維持するためには、一度汚れをごっそり落としただけではだめで、ターンオーバーを正常に保ち産毛がたまらないようにする必要があるのです。
ターンオーバーを正常に保つには、特にクレンジングから洗顔後の保湿までの一連のケアは非常に大切です。
そして生活習慣や紫外線などにも注意しながら、きれいな鼻の為のケアを続けていきましょう。