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セックスの悩み
HIVは後天性免疫不全症候群、いわゆる「エイズ(aids)」を引き起こすウイルスです。性感染症の一つとして恐れられており、発見以来ドラマや映画などでも取り上げられてきました。しかし、HIVのことを自分とは縁のない出来事と思って、正しい知識を持たずにいる人は多いものです。
HIVは、正しい知識を持っていれば予防しやすくなりますし、症状を抑えることも不可能ではありません。ウイルスは目に見えないものなので、知識と対策で身を守りましょう。また、もしHIV感染の疑いがあったら、いち早く検査することが大切です。
この記事では六本木ヒルズクリニックの産婦人科医、一倉絵莉子先生の監修のもとHIVの症状や感染率、感染経路などを紹介します。初期症状チェックシートもあるので、気になる方は確認してみましょう。
あわせてアナルセックスやアナル舐め、中出しなど、アナルを使う行為のリスクについても解説します。自分の身を守るだけでなく、大切な人を守るためにも必ず役立つ知識です。
HIVという言葉は広く知られていますが、一体どのような病気なのか、詳しい情報についてきちんと知っている方は少ないかもしれません。HIVの対策をするには、そもそもHIVがどんなものか正しく把握しておく必要があります。まずはHIVの意味や仕組みについて見てみましょう。
HIVは、ヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus)の略です。よく勘違いされますが、HIV=エイズではなく、HIVはウイルスの名前を指します。これは免疫細胞であるTリンパ球やマクロファージなどに感染して、体内の免疫に必要な細胞を減らす作用を持つウイルスです。 免疫の働きを減らしてしまうため「免疫不全ウイルス」と呼ばれています。
HIVに感染すると、ウイルスの働きによって免疫の働きが少なくなります。これにより健康な状態ならばほとんど感染しない細菌やウイルスにもかかりやすく、がんなどの深刻な病気も引き起こしやすくなるでしょう。
弱い細菌やウイルスまでもが感染を起こし、さまざまな症状を発症することを「日和見感染」と言い、その病気のうち「エイズ指標疾患」という指定された23の疾患のいずれかに当てはまるとAIDSであると診断されます。
HIVとエイズは別であり、HIVウイルスに感染するとエイズという病気が起こることはわかりました。では、エイズ(AIDS)とはどんな病気なのでしょうか?HIV感染との違いやエイズの症状を紹介します。また、HIV感染からエイズ発症までの期間の目安もチェックしておきましょう。
エイズ(AIDS)とは後天性免疫不全症候群の略であり、HIVによって引き起こされる病気のことです。エイズは、HIVウイルスに感染したからといってすぐには発症しません。段階的に初期症状や無症状の期間を経て、最終的にエイズを発症します。
エイズ発症は、HIVウイルスの増殖と免疫細胞の減少によって起こるものです。体内で徐々に免疫機能が低下することで、さまざまな細菌やウイルスに感染しやすくなってしまいます。
HIV感染後すぐにエイズになるわけではなく、多くの場合インフルエンザのような症状が出ると言われています。
~これは注意、HIVの初期症状~
高熱が出る(発熱)
だるさ(倦怠感)
筋肉痛(節々の痛み)
咽頭炎(のどの痛み・腫れ)
リンパが腫れる
発疹、かゆみ
息切れや息苦しさ
頭痛
下痢
これは、一時的にHIVが増殖を始めるためです。感染から2週間ほど経過すると、発熱やのどの痛み、だるさ、筋肉痛などが出ることがあります。また、下痢や皮疹などが出るケースもあるでしょう。これらはほかの病気でも現れる症状なので、これらのみでHIV感染だと断定はできません。
なお、これらの症状は長くても数週間で自然に消えるのが一般的です。全員に同じ症状が出るわけでもなく、初期症状が何も出ない人もいます。
初期症状が自然に収まったあとは、無症状期に入ります。この期間は個人差もありますが、数年から十年ほど続くでしょう。自覚症状が見られない状態で、 外見から感染しているかはわかりません。しかし症状はなくとも感染力はあり、この長い無症状期に他者に感染させることもあります。
HIV感染に気付かず放置した場合、どんどん免疫力が弱まってエイズを発症します。発症後はひどい下痢や寝汗、原因不明の急激な体重減少などの症状が現れ、さらにさまざまな病気が出てくるかもしれません。ここで出たものが指定の23種類の病気に当てはまれば、エイズ発症と診断されます。
これまで紹介してきた感染後の段階は、あくまでもHIV感染に気付かず放置してしまった場合の状況です。現代では薬によってHIVの増殖を抑え、免疫力を維持する治療が可能になっており、エイズ発症を抑えることもできるようになりました。
適切な治療を行えば、ウイルス増殖を抑えながら普通の生活を送り、安全に出産をすることも夢ではありません。ただし、エイズ発症後の治療は発症前に比べて困難になりやすいため、HIVのコントロールには早期発見、早期治療が重要となります。
HIVを早期発見するためには、初期症状にいち早く気付き、検査を受けることが必要です。ここではHIV感染発見のヒントになる初期症状チェックシートを紹介します。気になる症状があれば、できるだけ早く適切な機関で検査をしましょう。検査の受け方、タイミングについても詳しく解説します。
HIVは感染後2~6週のあいだで、50~90%の人には何らかの症状が出ると言われています。心当たりのある人は、下記のなかに当てはまる症状がないか見てみましょう。
ただし、これらの症状があったとしても必ずしもHIVとは限らず、実際のところは検査してみないとわかりません。少しでも思い当たる心配なことがあるならば、迷わず検査へ行きましょう。
HIV検査は全国の保健所(匿名・無料)、または医療機関(原則有料)で受けられます。当日中に検査結果がわかるものもあり、結果待ちの期間がつらい人にも安心です。保健所では検査日や時間が決まっているのが一般的なので、各施設に問い合わせ、もしくはインターネットで調べてから行きましょう。HIVのほかの感染症も調べられる保健所もあります。
また、原則有料にはなりますが、女性なら婦人科、男性なら泌尿器科、性病科、皮膚科などの病院でも検査可能です。梅毒などの性感染症の治療で受診すると、念のためにHIV検査を勧められることもあります。
HIVウイルスは、感染してから早すぎるタイミングで検査をしても、正しい結果が出ない場合があります。HIV感染すると血液から抗体が検出され、そこで陽性であることがわかりますが、この抗体ができるまでには一定の期間が必要です。
そのため検査を行うなら、感染の機会から3か月程度経った頃が望ましいでしょう。保健所でも、検査の受付時に感染が考えられる時期について聞かれるはずです。
HIVは、特定の感染経路や行動によって感染の可能性が高まることがあります。人から人へ数珠繋ぎ式に感染が広がる場合もあるため、一人ひとりが感染の仕組みや感染経路を意識したうえで、行動に注意することが大切です。HIVの主な3つの感染経路と感染しやすい行動を知っておきましょう。
エイズウイルスは血液、精液(カウパー腺液含む)、膣分泌液、母乳などに多く分泌されます。それが直腸、膣、口腔内、ペニスなどの粘膜に接触することから感染する仕組みです。また、針刺し事故などの血管に達するような皮膚の傷から感染することもあります。一方で、同じく体液ですが、汗、涙、唾液、尿、便などの接触による感染の可能性はほとんどありません。
HIVの感染経路として第一に、性行為が挙げられます。特にアナルセックスでの感染が多く、男性同士のセックスによる腸管粘膜からの感染には注意が必要です。異性間のセックスでは、女性は膣粘膜、男性は亀頭から感染しやすいと言われています。
HIVの主な感染経路の一つに、血液感染もあります。これは輸血をはじめとした血液を介する感染経路で、注射や深い傷、血液の接触などもリスクとなり得るものです。輸血による感染は献血時の検査によって大幅に減少していますが、医療現場の針刺し事故、切創・皮膚・粘膜暴露による感染リスクはあります。
HIVは妊娠・出産・母乳育児を通して母子感染することもあります。母子感染のルートは3パターンです。
妊娠中、母体の血液が胎盤、臍帯を通じて感染
分娩時、赤ちゃんが産道を通過する際に血液や体液で感染
出産後、母乳中のウイルスによって感染
特に70%は妊娠末期から分娩時の産道感染といわれています。感染予防対策を行わなかったときの新生児への感染率は、25~30%とされています。なお妊娠初期に感染がわかれば、適切な対策(妊娠中の抗HIV薬投与、帝王切開、新生児への人工栄養と抗HIV薬予防投与)をとり、新生児への感染を予防します。
ここまで紹介した通り、HIVにはさまざまな感染経路がありますが、経路ごとで感染確率に違いはあるのでしょうか?それぞれの経路やリスクのある行動による感染確率を知ることで、予防に活かしましょう。また、なぜ感染率に差が出るのかもあわせて解説します。
ただし、下記はあくまで目安であり、ほかの性感染症に感染していると確率も上がる傾向です。一般的には、コンドームなしの挿入で膣性交、アナルセックスを行った場合0.1~1%の確率で感染すると言われています。
暴露経路(感染リスク)/1回あたりの暴露で感染する可能性(%)
輸血 90%
静脈注射ドラッグ使用時の針の共有 0.67%
アナルセックス(受け入れ側) 0.5%
針刺し事故 0.3%
膣を使ったセックス(女性側) 0.1%
アナルセックス(挿入側) 0.067%
膣を使ったセックス(男性側) 0.05%
フェラチオ(受け入れ側) 0.01% ※
フェラチオ(挿入側) 0.005% ※
※男性におけるオーラルセックスのケース
輸血以外の経路は感染確率こそ低いものの、ほとんどが性行為に関するものです。HIVが性行為とともに語られる理由がよくわかるでしょう。
多くの人が一般的に行っている性行為や愛撫の方法にも、HIV感染のリスクを含む行為はあります。特に注意したいのは「フェラ」「精液を飲む」「クンニリングス」「生理中のセックス」「コンドームなしでの挿入や中出し」などです。
その中でもより感染率の高い行為としては、フェラであれば精液を飲む行為、生理中のセックスの男性側、コンドームなしのセックス。粘膜と体液の接触が多い行為ほどリスクは高くなり、特に粘膜を体液に晒す側がハイリスクとなります。
たとえばコンドームなしのセックスでは、男性が感染者の場合、女性はウイルスを含む精液に膣内の粘膜を晒すことになるでしょう。反対に女性が感染者の場合、男性のリスクはペニスや尿道の粘膜と女性の膣分泌液が接することです。この場合、女性と男性では粘膜の触れる範囲が女性のほうが広いので、男性よりもリスクが高いと考えられます。
また、クラミジアなどのSTD罹患者は局所病変があるためHIVの侵入が容易になるため通常よりも3~4倍もHIV感染症に罹患しやすく、逆にHIV感染症があると易感染性となるため他のSTDに罹患しやすくなります。
基本的にHIVはほかの性感染症と比較しても、特別に感染しやすいウイルスというわけではありません。しかし、一度感染すると現状では完治させる方法がないため、予防は慎重すぎるくらいしておいたほうが良いでしょう。エイズの予防方法をご紹介します。
前提として、上述のとおりHIVは体液で感染するものであり、大抵の日常生活で感染することはありません。電車の吊革の共有やトイレのしぶき、お風呂やコップの回し飲みでも感染の心配はないとされています。そのためHIVを予防するためといっても、毎日手袋で過ごしたり人との接触を過度に避けたりする必要はありません。
HIVの多くの感染経路は性行為です。そのため性行為の際には、コンドームを使用することを徹底しましょう。オーラルセックスだけでもアナルセックスでも、相手の体液が粘膜に接触する行為の際にはコンドームの正しい装着が重要です。セックスは二人でするものなので、コンドームの装着や性感染症のことなど、カップルでしっかりと話し合うことをおすすめします。
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注射器の使いまわしを避けることも、HIV予防の一つとなります。健康な方であれば自分で注射器を取り扱う機会はほとんどないはずですが、いついかなるときでも他人の使った注射針を共有することのないように注意が必要です。病院などの医療機関でも、予防接種や採血、点滴の際に注射針は使い捨てになっています。
母子感染を防ぐために、現在ではほとんどの施設で妊娠初期にHIV検査が行われています。もし陽性であった場合は有効な予防対策をとるため、新生児への感染率を1%以下に抑えることができます。妊婦健診は公費で受診できるため、必ず妊娠初期から受診するようにしましょう。自治体によっては、HIV以外の感染症の検査をすることもできます。
HIV感染を特に注意したいのは、アナルセックスをしている方々です。アナルセックス、アナル舐めなどアナルを使った性的な行為のリスクについても知っておきましょう。それぞれの行為が抱えるリスクとあわせて、なぜ膣性交に比べて感染リスクが高いのかも紹介します。
アナルは、膣を使うセックスやオーラルよりも性感染リスクが高くなります。その理由は、粘膜の構造的に膣や口腔の粘膜は重層となっているのに対して、腸管粘膜は単層のためです。
単層は重層よりも傷つきやすい作りなので、HIVのウイルスが侵入しやすいと考えられます。そのためHIVについても、アナルは膣性交より感染リスクが高くなりやすく、特に注意が必要なのです。
アナルセックスはHIV感染リスクが高い行為の一つですが、アナル舐めについてはセックスほどハイリスクとはされていません。肛門に出血がなく、膣分泌液や精液が付着していなければ感染の可能性は低いと言えます。
ただし、セックスの最中には膣や男性器のそばにあるアナルに体液がついていないとも限りません。そのためアナル舐めに関しても、リスクはゼロではないと考えておいたほうが良いでしょう。
ペニスを挿入する側にもされる側にも高いHIV感染リスクが伴います。特に、コンドームを装着しない状態でのアナルへの中出しは、挿入された側の感染確率を高めてしまう行為です。ウイルスが侵入しやすい直腸が精液に晒されるためです。
また挿入する側も、肛門や直腸が出血していると、その血液に尿道の粘膜などが晒される可能性があります。安全にセックスを楽しむためにも、アナルでの性行為時にコンドーム装着は必須と考えましょう。
HIVは怖い性感染症ですが、予防や適切な治療によって身を守ることができます。感染しても早期発見できれば、薬を服用してエイズ発症を抑えつつ日常生活を送ることも可能な病気です。もし心配なときには、すぐに検査へ行き、早期発見でいち早く医療の力を借りることが大切になります。
また、HIVは感染しても自覚症状が現れない期間があるので、パートナーのためにも常にコンドームの使用で安全にセックスを楽しみ、不特定多数の人とのセックスやリスクのある行為は避けるようにしましょう。正しく対策するには、カップルで性感染症リスクについて学び、話し合う機会を持つのもおすすめです。
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性感染症を防ぎたい場合、コンドームの使用をおすすめします。ですが、万が一中出しを経験してしまった場合、不快感をケアしたいという方には女性のデリケートゾーンの汚れや雑菌を洗い流す使いきりビデ『プチシャワー・セペ』をおすすめします。膣内をお水のシャワーで洗い流してスッキリ!ただしあくまで不快感の洗浄であって、性感染症を防ぐ対処ではないのでコンドームの使用をお忘れなく。
日本産科婦人科学会専門医、一般社団法人日本女性医学学会会員。日本大学医学部卒業。川口市立医療センター、北里大学メディカルセンター産婦人科等に勤務。現在は六本木ヒルズクリニックにて診療を行っている。
※本記事の医師監修に関して学術部分のみの監修となり、医師が商品を推奨している訳ではございません