Iラインシェーバー
ハイジニーナにチャレンジするまえに、Iラインシェーバーでパイパンのイメージを見てみませんか?ラブコスメオリジナルの『Iラインシェーバー』はデリケートな部分にも安全に使用できるように、刃にガードが付いていながらも切れ味はしっかり確保。初心者の方にも手軽に違和感なく処理ができます。永久脱毛するまえに、ハイジニーナに近い状態をチェックしてみましょう。
この記事では女性が気になる『ハイジニーナ(パイパン)』の疑問や詳細を、女医の髙橋怜奈先生監修の元まとめてみました。
ハイジニーナは『衛生(hygiene)』が語源である通り、デリケートゾーンを衛生的に保つアンダーヘアの状態の1つ。アンダーヘアを全て処理し、ツルツルの無毛にすることを言い、別名『パイパン(ぱいぱん)』とも呼ばれています。
かゆみやにおい、蒸れなど、女性はデリケートゾーンの悩みが多いもの。そんなデリケートゾーンの悩みの解消法として注目されているのがハイジニーナ脱毛。海外から拡がり、日本でもアンダーヘアをツルツルにするハイジニーナの女性が増えています。今回は、そんなハイジニーナ(パイパン)のメリットやデメリットを紹介していきます。
アンダーヘア脱毛の選択肢の1つとして、ハイジニーナ脱毛があります。ハイジニーナに興味津々の女性もいれば、そもそも「ハイジニーナって何?」という女性もいるでしょう。
さらに、ハイジニーナ(パイパン)に関心がある人からすると、パイパン女子の割合や、パイパンにして満足した人の割合についても気になるところです。
ここでは、ハイジニーナの意味や同義語であるパイパンの語源について解説。またラブコスメのアンケートから、ハイジニーナ脱毛をした女性がどのくらいいるのか、ハイジニーナで後悔している女性はどのくらいいるのかについても紹介していきます。
ハイジニーナとは、V・I・Oの毛をすべて処理し、陰部をツルツルの無毛状態(パイパンとも言われます)にすることを言います。『ハイジニーナ』は、『衛生』を意味する『hygiene(ハイジーン)』から造られた言葉で、その名の通り、衛生的なメリットからもハイジニーナにする女性が増えています。
脱毛エステのメニューには『ハイジニーナ脱毛』や『VIO脱毛』と書かれていますが、厳密に言うとこのふたつは異なります。ハイジニーナ脱毛はまったくの無毛状態を言いますが、VIO脱毛の場合は、陰部の毛を減らしたり整えたりする場合も含めています。
パイパンとは、麻雀の牌の1つである白牌(白板)から来ています。この白牌(白板)は、中国読みすると『パイパン(baiban)』となります。
白牌(パイパン )は、他の牌と違って表面に絵柄や模様が彫られていないという特徴があります。アンダーヘアがない女性の股間を『パイパン』と呼ぶのは、表面が真っ白でツルツルとした白牌(パイパン)を例えで用いていることが語源となって来ているようです。
なお一説によると、元々は白牌をパイパンとは呼ばず、『素土器』を意味する『かわらけ』という言葉で呼んでいたとか。つまり、白牌は『かわらけ』から『パイパン』という呼称に変わり、いつしか女性の無毛な股間を表するようになった可能性があるということですね。
ハイジニーナという言葉が有名になりつつありますが、実際にパイパン状態にした女性の割合はどのくらいなのでしょうか?ラブコスメでは、ハイジニーナ脱毛済みの女性の割合を調べるためにアンケートを行いました。
結果、「現在のアンダーヘアの長さを教えてください。」という質問に対して、ハイジニーナであると回答した人の割合は11%でした。また、「アンダーヘアを短くするとき、どのくらいの長さにしますか?」という質問に対して、ハイジニーナにすると回答した人の割合は14%となりました。
どうやら、まだまだハイジニーナ脱毛をしてツルツルの股間にしている女性は少数派のようですね。とはいえ、現在ハイジニーナ脱毛をしている女性も、いち早くパイパンにするメリットに気づいたからこそツルツルにしているのかもしれません。
ハイジニーナ脱毛済みの女性が少数派だからといって、パイパンにすることが間違いであるということではないのでご安心ください。
さてここまでで、ハイジニーナ脱毛済みの女性と、アンダーヘア処理の際にはパイパンにしたいという女性の割合が共に約1割程度であることがわかりました。ハイジニーナ脱毛をしている人がそこまで多くないことから、「もしかしてパイパンにしたことに満足していない人が多いの?」と考える女性もいるでしょう。
では実際、ハイジニーナ脱毛で後悔した人の割合はどの程度いるのでしょうか?同じアンケートでは、「ハイジニーナにしてよかったですか?」という質問に対して、良かったと回答した女性の割合はなんと83%にも上りました。一方で、後悔していると回答した人の割合はたったの6%です。
驚くべきことに、パイパンにした人の数は現状少なくても、実際にハイジニーナ脱毛をして後悔した人はほとんどいないという結果になりました。
これは、ハイジニーナ脱毛にするメリットがデメリットを上回っているからと考えられますね。次では、パイパンにするメリットとデメリットについても見ていきましょう。
ハイジニーナにするかどうかを決める時、男性がどんなアンダーヘアが好きなのか気になる方も多いことでしょう。ハイジニーナ脱毛をして陰部をツルツルにすることについて、男性ウケはどうなのでしょうか?そもそもアンダーヘアを気にしているのかも含め、男性の本音を探るべくラブコスメでアンケートをとってみました!
ラブタイムの時、アンダーヘアは見ますか? (2019年3月マイエルシーアンケート/【男性性100名】アンダーヘアについて)
アンダーヘアはどんなタイプが好きですか? (2019年3月マイエルシーアンケート/【男性性100名】アンダーヘアについて)
しっかり整えている状態:36%
特にこだわらない:29%
ツルツルの状態:19%
手入れしていない自然な状態:16%
ハイジニーナ(陰部を無毛状態にすること)はどう思いますか? (2019年3月マイエルシーアンケート/【男性性100名】アンダーヘアについて)
パイパンより、適度にアンダーヘアがあるほうがセクシーだと思う。
全くないのはどうかと思うけど、整えてて清潔感のある感じが良いです。
清潔感があって良いんじゃないかと
どうしてやったんだろう、理由の方が気になる
ツルツルだとクンニがしやすい
上記の結果から見ると、男性の88%がラブタイムのとき、アンダーヘアに注目しているのがわかりました。ツルツルのハイジニーナの状態が好きと答えた男性は、全体で19%でした。
さらに男性のコメントを読んでいると、ハイジニーナについては「全くないのはどうかと思う」「適度にアンダーヘアがあるほうがセクシー」と全く無いよりも整えられた清潔感のあるアンダーヘアが好まれている様子も見られました。
一方、実際にハイジニーナにしてみた女性はどのような感想を持っているのでしょうか?女性100名を対象に「アンダーヘアがなくて困ったことはありますか?」とアンケートを取ったところ、およそ3人に1人の方が「はい」と回答。後悔はしていなくても、困った場面はあったようです。
アンダーヘアがなくて困ったことはありますか? (2020年12月マイエルシーアンケート /【ハイジニーナの女性100名】デリケートゾーンについて )
ある:34%
ない:66%
あると答えたかた:具体的に教えてください (2020年12月マイエルシーアンケート /【ハイジニーナの女性100名】デリケートゾーンについて )
友達や母との温泉に行きづらい
今まで見えなかった黒ずみが気になるようになった。
生理の時にナプキンに血が広がりやすくなった
和式のお手洗いの時におしっこがまっすぐ行かなくて本当に困りました
やはり最も多かったのは『ハイジニーナのデメリット』でもご紹介した、温泉で何となく気恥ずかしいという意見。そして黒ずみが新たに目立つようになってしまったという意見でした。
次に「ハイジニーナにして『思っていたのと違う…』と感じたことはあれば教えてください」という質問をしたところ下記のような回答がありました。
~ここが盲点だった!ハイジニーナ経験者の声~
ティッシュがくっつきやすくなる
毛穴が目立って ツルツルにはならない
生えてくるときに(脱毛途中)めっちゃ痒い
生理の時、ナプキンに血が付く量が多くなった
予想外のことがあった方もいるようですが、こういった声はどちらかというと少数で「楽になってよかった」という気持ちの方が多いようでした。
最後に、女性から見たパートナーの反応についてご紹介します。「パートナーはハイジニーナに対してどんな反応でしたか?」という質問について、下記のような回答が寄せられました。
~ハイジニーナ経験者の体験談!パートナーの反応~
パートナーのススメで行なったので喜んでいた。
慣れてくると特に何も言われませんが、最初は「おっ!?」って感じでした。よく見えるから興奮すると言っていました。
褒められます
舐めやすくなったと喜んでいた
意外と喜んでいる 興奮してくれる
回答に寄せられたのは「喜んでくれている」という声が多数でした。ただ「事前に相談していた」「彼から提案された」というケースが多いようなので、いきなりやるよりも彼の反応を見てから決断した方が安心できそうです。
ハイジニーナが広まった背景には、やはり女性のアンダーヘアの悩みがあります。下着や水着からはみ出したら恥ずかしい…という悩みも女性ならでは。衛生面だけでなく、ツルツルとした見た目的な美しさを求める女性が増えてきたと考えられます。
また、海外セレブや日本の女性芸能人の間でハイジニーナが流行しているとメディアで紹介され、美意識の高さの象徴というイメージがついたのも、注目された理由の1つでしょう。
ハイジニーナを望む女性がアンダーヘアの悩みを抱えているケースが多いです。女性に多く見られる下の毛の悩みには次のようなものがあります。
アンダーヘアが濃いと下着の中が蒸れやすくなります。蒸れた陰部は、湿気が大好きな雑菌が繁殖しやすくなり、雑菌が繁殖すると、かゆみやにおいが生じるようになります。また、陰毛に尿や経血がこびりつくと、これもにおいの原因になります。
ハイジニーナの1番のメリットが衛生面です。無毛状態になると、蒸れにくくなるだけでなく洗いやすくもなるので、汚れが残りにくく、においの減少にもつながります。特に生理中はアンダーヘアに経血が付着し毛がからまったり、蒸れて雑菌が繁殖しやすくなったりします。
しかし、ハイジニーナ脱毛で無毛状態になれば、蒸れにくい上に生理中でも洗いやすくなります。生理中の気になる臭いの元も洗い流しやすくなるので、不快感を軽減し、デリケートゾーンをいつでも清潔に保てることが大きなメリットです。
陰部の毛が多い女性の場合、下着や水着のわきから毛がはみ出すことがあります。はみ出している毛を剃るなど自分でケアすることでカバーはできますが、デートや水場で遊ぶ際にケアを忘れたら最悪です。はみ出した毛を誰かに見られてしまうことは避けたいものの、こまめなアンダーヘアのケアを面倒に感じている女性も多いのではないでしょうか。
ハイジニーナにすることで、アンダーヘアのはみ出しや、突き出し、ふくらみを気にしなくて済むようになります。そのため、今までそれらを気にして付けることが出来なかった下着や水着など、お洒落の幅が広がります。
ハイジニーナ脱毛をしてパイパンにすることで、SEX前と最中の心配事が少なくなるという声があります。たとえば、「ジャングルのような濃いアンダーヘアを見られなくて済んだ」や、「彼がクンニするときに陰毛が口に当たらなくてよかった」などです。
男性が女性のアンダーヘアについてどう思っているのかは、なかなか知る機会がないものです。彼も思っていることがあったとしても、彼女に気を使って口に出すことは少ないことでしょう。
そのため、アンダーヘアが原因のトラブルや男性の隠れた不満をなくすために、事前にハイジニーナ脱毛をしてパイパンにしておくのもありです。急なラブタイムを迎えても、「アンダーヘアを急いで処理しなきゃ!」ということがなくなりますよ。
自分でアンダーヘアをカミソリでそったりしていると、細かい傷から雑菌が入ったりして炎症がおきたりすることがあります。ハイジニーナ脱毛をしてしまえば自分で不衛生に処理することがなくなるのでトラブルを減らすことができます。
衛生面や機能面など、ツルツルのパイパンにすることにはたしかなメリットがあります。しかし一方で、ハイジニーナ脱毛にもデメリットはあるから、処理するかどうかはしっかり考えてから!という声もあるようです。
アンダーヘアの脱毛ともなると、身の回りの友人にも相談や質問がしづらいものです。とはいえ、できるならハイジニーナ脱毛前にデメリットについても把握しておきたいですよね。
ここからは、ハイジニーナ脱毛でパイパンにすることのデメリットについて解説。VIOラインをツルツルにしたい!という女性は、処理前に一度チェックしておくといいでしょう。
医療レーザー脱毛や光脱毛(IPL脱毛)について、行うと一度で毛がなくなり生えてこなくなると考えている方もいるようです。しかし実際は「毛周期」に合わせて何度も行う必要があり、早くとも2年以上の期間が必要になります。
何回くらいでツルツルになるか?というと、2~3か月に一度サロンに通うので、2年間だと8~12回くらい通う形になります。しかし2年ではツルツルで無毛という状態には至らず、延長で通う方も多いようです。
また、VIOは皮膚が薄くデリケートな部位の為、脱毛時はかなりの痛みが伴います。さらに、施術時の体勢や見せる事が恥ずかしく感じてしまう方も多いようです。
注意点として、脱毛期間中のサロンに行った直後は自然に毛が抜け落ちるのを待つ必要があるため、剃ったりなどの処理ができません。焼け野原のような、毛がチクチクした状態でしばらく過ごす必要があります。
ハイジニーナは毛がまったく無いので陰部が丸出しの状態。温泉などでは人目が気になり、恥ずかしいと感じる女性も少なくないとか。
また、男性の反応についても人それぞれ好みがあるのも事実です。ツルツルの股間が好きな男性もいれば、パイパンの女性に慣れていない男性もいることでしょう。
もちろん、ハイジニーナにするかどうかは女性の気持ち次第です。必ずしも、男性の好みに合わせる必要はありません。
ただ、彼が「アンダーヘアは適度に生えているほうが大人っぽくて好き!」という場合には、ハイジニーナ脱毛をするかどうかをもう一度考えてみてもいいかもしれませんね。
ハイジニーナ脱毛は完了してしまったら、元通りに戻すことが出来ません。前述でも記載した通り、一度で全ての毛がなくなるわけではないことから、回数が少ないうちはある程度戻せる可能性はあります。
しかし、ハイジニーナ脱毛の回数を重ねれば重ねるほど元に戻すことが難しくなります。本当にハイジニーナにしてしまってもいいのか、将来を見据えた判断が必要です。
なお、一度Iラインシェーバー等で剃って無毛に近い状態を体験し、不都合が無いようであれば、ハイジニーナにするという方法もあります。
Iラインシェーバー
ハイジニーナにチャレンジするまえに、Iラインシェーバーでパイパンのイメージを見てみませんか?ラブコスメオリジナルの『Iラインシェーバー』はデリケートな部分にも安全に使用できるように、刃にガードが付いていながらも切れ味はしっかり確保。初心者の方にも手軽に違和感なく処理ができます。永久脱毛するまえに、ハイジニーナに近い状態をチェックしてみましょう。
いざハイジニーナ脱毛でパイパンにしようと思っても、脱毛方法をどれにするのかは悩みどころ。ハイジニーナ脱毛は範囲が広いのでサロンやクリニックで行いたいという女性もいるでしょう。一方で費用などを考えて、自宅でパイパンに処理したいという女性もいるようです。
ここでは、「サロンやクリニックで脱毛する方法」と「自分で脱毛する方法」について、それぞれの具体的流れやメリット・デメリットをお伝えします。
また、事前の下準備や処理後の対応についても解説します。
脱毛をする場合、そのままジェルを塗ってアンダーヘアに照射するイメージがあるかもしれませんが、実はその前に「事前処理」の下準備が必要です。
サロンの場合はできれば前日か当日に、Iラインシェーバーで施術する部分の毛を剃っておくのがおすすめ。家庭用脱毛器を使って自分で処理する場合は、その機種の説明書に従って事前の剃毛処理をしましょう。黒い毛に反応するタイプの代表的な家庭用脱毛器は、2日ほど前に剃っておくことを推奨しているものが多いようです。
ではなぜ、ハイジニーナ脱毛前に陰毛を自己処理するべきなのでしょうか?その理由としては、以下のようなものがあります。
~ハイジニーナ脱毛前にアンダーヘアを自己処理すべき理由~
フラッシュやレーザーが過剰反応して、やけどなどのトラブルが増える可能性があるため
照射時に毛根まで熱が伝わりづらいので、脱毛効果が落ちることがある
アンダーヘアの剃り残し部分は、レーザーやフラッシュを当ててもらえないことがある
事前にアンダーヘアの自己処理をしておくと、きちんとした脱毛効果を得やすくなりますよ。ただし、処理中に大きな傷ができると施術を受けられないこともあるので注意してください。
サロンやクリニックによるハイジニーナ脱毛は、各店舗により方法や回数などもさまざまです。前述の下準備を1~2日前に行った後、当日は陰部にジェルを塗って、ハイジニーナ脱毛するためにレーザーやライトを当ててもらうことになります。
なお、ブラジリアンワックスを使った脱毛でも、一時的にパイパンにすることはできます。しかし多くの場合、ハイジニーナ脱毛は照射式脱毛のような永久的に陰毛が生えてこなくなる効果がある脱毛方法を指すようです。
また、薄着シーズンを迎える夏前などは、予約がなかなか取れなくて処理ができない場合もあるので注意してください。なお自己処理ではなく、クリニック等でハイジニーナ脱毛をおすすめする理由と注意点は以下の通りです。
【サロンやクリニックをおすすめする理由】
処理後がツルツル
処理する度に毛質が薄くなり、量も減ってくる
自己処理の頻度が減り、カミソリ負けなどの肌トラブルも少なくなる
脱毛完了すればほとんど毛が生えてこなくなる(永久脱毛の場合)
リラックスした姿勢で行える
【サロンやクリニックで脱毛する際の注意点】
費用が高額
光脱毛の効果は「半永久」なので完全に毛がなくなるわけではない
予約した時間に遅刻すると全て照射できないことも
I・Оラインなど、粘膜に近い部分は施術できない場合も
デリケートゾーンを他人に見られるので恥ずかしい
レーザーの種類によっては強い痛みがある
黒ずみが強かったり、皮膚の色が濃い場所や乾燥が激しい場所は、やけどを防ぐため照射を避けられてしまう場合がある
サロンによって事前に剃り残しがあると施術してもらえないか、追加料金がかかる場合もある(サービスで無料で処理してくれるところもあります)
サロンやクリニックではプロが施術してくれるので、お手入れの正しいやり方を教えてもらえたり、サービスが充実していてエステのようなリラックスタイムを過ごせる場所もあります。そして脱毛完了後のツルツル感がずっと続くのは完璧なハイジニーナを目指す人にとっては嬉しいですよね。
ただ注意しておきたいのは、サロンやクリニックでは、I・Оラインなど粘膜に近い部分は処理してもらえない場合もあるということ。粘膜付近に毛が生えていない人は問題ありませんが、粘膜付近にも毛が生えている場合は自分でI・Оラインの処理をしなくてはならず、処理し忘れると恥ずかしい状態になるかもしれませんね。
ハイジニーナ脱毛はサロンでの処理が人気ではありますが、自宅で処理するやり方もあります。自宅で処理する場合は、家庭用脱毛器をデリケートゾーンに当て照射します。
ただし、機種によってはI、Oラインを推奨していないものもあるので注意。家庭用脱毛器は、VIOのすべての部位に使用可能と明記されているものを使用しましょう。
自宅でのハイジニーナ脱毛をするにあたって、一番気になるのは家庭用脱毛器をどのように扱うのかですよね。ここでは、自宅でハイジニーナ脱毛をして股間をツルツルにする方法を解説。またサロンでパイパンにするやり方と比べて、どんなメリットとデメリットがあるのかについても紹介します。
基本のやり方
1.処理する部分の皮膚と毛を蒸しタオルで温める
2.アンダーヘアを1cm程度残してハサミで切る
3-1.毛の流れに沿ってシェーバー・トリマー・カミソリで剃る
3-2.ブラジリアンワックスや除毛クリームを脱毛する部分につける
4.脱毛部分を綺麗に洗ってクリームやジェルなどで保湿する
上記の基本のやり方は、VIОラインによって方法の違いや粘膜が近くて危険な場所もあります。処理部分に応じた方法で行うことがポイントです。見えづらいI・Оラインは、手鏡などを利用して見ながらすすめるとやりやすいです。
【自己処理をおすすめする理由】
自分で処理するので、デリケートゾーンを他人に見られない
自分の好きな時間に好きな場所で処理できる
失敗してもまた生えてくるので何度もやり直せる
安価に処理できる
【自己処理をおすすめしない理由】
毎日の処理が大変
処理後はチクチクかゆくてストレスになる
剃り口の断面が広いので処理前より生えてきた毛が太く感じる
デリケートな部分を傷つけやすく、かぶれや乾燥などの皮膚炎になる場合も
繰り返し処理することで刺激による黒ずみや埋没毛になる場合も
時間がかかり同じ体勢が疲れる
綺麗に処理できない部分ができてしまう
カミソリ処理の場合は毛穴がブツブツと残ってしまう
自宅でのハイジニーナ脱毛の場合、かぶれや埋没毛などの肌トラブルの対策が必要になるでしょう。
また家庭用脱毛器は、脱毛効果の高い「レーザー式」であっても、サロンのものと比べると出力は弱めです。そのため、処理後にツルツルになる場合もあれば、一部分だけパイパンになったということもあるようです。
ハイジニーナ脱毛後は、適切なケアをしていくことが大切。注意点をきちんと守ることで、ハイジニーナ脱毛の効果を最大まで高めることができます。
パイパンにするためにフラッシュやレーザーを当てて脱毛した後は、肌がダメージを受けやすい状態です。そのため、残ったアンダーヘアを毛抜きで抜いたりすると、弱くなった肌を刺激してしまうので、肌荒れや埋没毛などのトラブルにつながることも。
基本的にハイジニーナ脱毛後から3日~1週間は、ムダ毛の処理は一切しないのがおすすめです。また可能であれば、次の脱毛のときまで自己処理は行わず、照射した毛が自然と抜け落ちるのを待ちましょう。強引に抜くと、思った効果が得られないこともあるので注意してください。
ハイジニーナ脱毛後に多く見られる心配の原因は、今までアンダーヘアで覆われて目立たなかった皮膚の黒ずみが目立つようになり気になってしまうことです。
黒ずみの原因には、皮膚と下着などの摩擦による場合や、ストレスや加齢によるホルモンバランスの崩れ、疲労・睡眠不足などにより皮膚のターンオーバーが乱れて皮膚活性が行われずメラニン色素が沈着してしまう場合が考えられます。
脱毛後の気になる黒ずみ対策には、皮膚の刺激をできる限り軽減して締め付け感のあるキツイ下着をつけない、過剰な洗浄による摩擦過多を防ぐ、デリケートゾーン専用の石鹸で刺激を与えないことがおすすめです。
ラブコスメの「ジャムウ・ハードバブル」は、天然由来の成分で作られたデリケートな部分にも使える石鹸です。もっちりとした泡が、古い角質の気になる部分にぴったりとくっつき、陰部の汚れもサッパリと洗い流すことができます。
ジャムウ・ハードバブル
『LC’Sジャムウ・ハーバルソープ』の黒ずみ集中ケアバージョン!定番のハーバルソープよりももっちりとした泡が特徴です。古い角質による黒ずみの元を洗い流し、透明感溢れる肌へ!デリケートゾーン含む全身にお使いいただけます。
ハイジニーナのメリット・デメリットについてご紹介しました。衛生面や美容面からハイジニーナは魅力的ですが、デメリット部分を見てみて、まだハイジニーナ脱毛を行うことに迷いがある女性もいらっしゃるかもしれません。
デリケートゾーンを快適にするためのアンダーヘアケアは、ハイジニーナ脱毛だけではありません。ハイジニーナ脱毛までは出来ないけど、アンダーヘアケアをケアしたいという方には下記のような方法もオススメです。
全くの無毛にするのでなく、アンダーヘアをはさみなどでカットしきれいに整えるだけでも、陰部を美しくみせることが可能です。下着や水着のラインからはみ出しそうな部分をカットするだけで、デリケートゾーンの印象は変わります。
「ハイジニーナ脱毛はちょっと……」という女性でも、カットで処理するのは比較的取りかかりやすいでしょう。たとえば、Vライントリマーのようなヒートカッターを使えば、アンダーヘアの長さを適切にカットできます。
なお、アンダーヘアのカット方法を知りたい方は、下記の記事にも目を通してみてください。
Vライントリマー
もじゃもじゃ、ゴワゴワ、下着からもうはみ出さない!アンダーヘアの先端をサッと丸く焼き切って、ちくちくが気にならない触り心地にするアンダーヘア専用ヒートカッターです。充電式だから持ち歩きやすく、外出先など気になったときに気軽に処理できます。ちょうどいい長さや毛量などをしっかりケアしておくと、清潔感もあって彼からの印象も上がること間違いなし!
カットとともに質感のケアもオススメです。毛のゴワゴワ感が気になる人は、アンダーヘア用のトリートメントで質感のケアをしてみるのはいかがでしょうか。毛が柔らかくなることでボリュームも落ち着き、触り心地も良くなるかもしれません。
またシナヤカウォッシュを使うと、毛が柔らかくなって自己処理が楽になるというメリットも。アンダーヘアの処理に慣れていない女性は、一度試してみてもいいかもしれませんね。
シナヤカウォッシュ
フワフワさらさらの自信あるアンダーヘアを目指すための、自宅で簡単に出来るアンダーヘア専用トリートメント。男女ともに気になっている『質感』にこだわり、ふわふわでしなやかな女性らしい質感を演出します。ポイントは全体的になじませて3分間じっくりとパックすること。毎日のお風呂タイムで続けて使うことで、しっとりフワフワのアンダーヘアへ導きます♪
ハイジニーナ脱毛でアンダーヘアがなくなると、雑菌の繁殖源が少なくなったり、通気性が改善して衛生面がよくなるなどの嬉しいメリットがあります。一方で、ツルツルの陰部を「周りに見せるのが恥ずかしい…」と感じる女性などにとっては、いくらかのデメリットもある様子。
一度永久脱毛が完了すると、ずっとパイパンで過ごすことになるので、ハイジニーナ脱毛をするかどうかはしっかりと考えてから決めたいものですね。
ラブコスメの調査では、ハイジニーナ脱毛をしてパイパンな女性は全体の1割程度でした。しかし昨今では、女性芸能人の間でもハイジニーナは流行っているので、今後ますますパイパン女子が増えてきそうです。
ハイジニーナ脱毛を検討している女性は、この記事に書いてあるメリット・デメリットを確認しておくといいでしょう。いきなりハイジニーナにするのは不安だという方は、先に「カット」や「剃る」という方法で処理してから決めるという方法もあります。
ぜひ自分にあった、後悔しないやり方を選んでくださいね。
産婦人科専門医 ・医学博士。平成21年東邦大学医学部卒業。 平成21年国立国際医療研究センター国府台病院で初期研修。平成23年東邦大学大森病院産婦人科教室入局、平成28年東邦大学大橋病院婦人科、四ツ谷レディスクリニックで勤務
※本記事の医師監修に関して学術部分のみの監修となり、医師が商品を推奨している訳ではございません