全身性感帯になる人は、一部の人だけだと思っていませんか？

全身性感帯とは、女性器や乳首だけでなく、他の場所でも気持ちよくなりやすい身体や体質のことです。女性は誰でも、性感帯を開発すると全身性感帯になる可能性を秘めています。

女性にとって、気持ちいい場所はさまざま。胸から脇の下までのラインや、くるぶしが性感帯になることもあります。今は快感を得られなくても、時間をかけて性感帯を開発できるのです。

この記事では全身を性感帯にするメリットや注意点、性感帯の開発方法を紹介します。オナニーやセックスが今まで以上の快感が味わえるので、全身性感帯になって至福のラブタイムを過ごしましょう。

性感帯と聞くと、膣やクリトリスといった場所をイメージしがちです。しかし、実際は手足の指やへそなど、一見いやらしさを感じない場所も開発することで性感帯になり得ます。今まで普通に触れていた部分が気持ちいいと感じるようになるのです。「こんなところも性感帯なんだ！」と意外に思う気持ちいい場所もありますのでチェックしてみましょう。

性感帯とは、触られたり何らかの刺激を受けたりしたときに性的に感じる部分を指します。女性器やアナルのように粘膜が多い場所、静脈が皮膚の近くにある場所が性感帯になりやすく、神経の多さで感じやすさが決まるともいわれています。

性感帯の場所や数は個人差があり、一概にその数は決まっていません。全身性感帯の人は、女性器の愛撫だけに頼らず、オーガズムに達することができます。性感帯は新たに開発することができるため、必ずしも先天性の感覚ではないことを理解しましょう。

女性器全体で代表的な性感帯は、Gスポットやクリトリスが挙げられます。Gスポットやクリトリスの正確な場所を見てみましょう。

Gスポットは膣に中指の付け根まで挿入し、第二関節を曲げたあたりに存在するとされています。ゆっくり中指を動かして、ざらっとした感触を確認してください。

クリトリスは、女性器の上部に位置します。指で自分の膣を広げたときに出てくる小さな突起物がクリトリスです。刺激を加えると、ぷっくりと勃起して大きくなります。

Gスポットもクリトリスも、最初は優しく触りましょう。指先で少しずつこすったりなでたりして、気持ちいいポイントを探っていきます。パートナーに刺激してもらったり自分で刺激したりしながら開発してください。

胸から脇の下までのラインは、スペンス乳腺とも呼ばれています。スペンス乳腺の場所は、胸から脇の下にかけての広いラインにあり乳房のGスポットとも呼ばれる、性感帯の一つです。

胸から脇の下を開発するには、まず指先で触れるか触れないかの、ソフトタッチで撫でてみましょう。はじめのうちはくすぐったいような感覚だと思いますが、繰り返し刺激を与えて開発していくと、だんだんと快感に変化します。指先で円を描くようになでるなど、かすかに肌に触れるくらいのソフトタッチを繰り返すことが大切です。

もし感じにくい場合は、意識的に胸を張った状態でスペンス乳腺を触ってみてください。胸を張ることで、感度が上がる人もいるようです。

膝やくるぶしのように、触ったとき骨が当たる場所も性感帯として開発しやすいといわれています。膝を曲げて、皮膚が張っている状態でフェザータッチを行います。クラゲが泳ぐような動きで、指を動かしてみてください。くるぶしはパートナーになめてもらったり自分で円を描くようにゆっくり撫でたりしてみましょう。なお、膝やくるぶしを性感帯に開発できると、膝の裏や内もも、足の裏や足の指なども感じやすくなるようです。

首から頭全体も、性感帯として開発できる部分です。首筋や耳が性感帯だという人は、男女どちらにもいます。多くの人が感じやすい顔の周辺ですが、おでこや頭も性感帯に開発可能です。

おでこや首を触られてビクッとしたら、性感帯の一つなのかもしれません。代表的な性感帯である首筋や耳に加えて、顔や頭全体も積極的に触ってみましょう。パートナーがいる人は、耳に息を吹きかけてもらいながらおでこや頭も一緒に触ってもらうと効果的です。

女性器に近いへそや脇腹周辺も性感帯に開発できます。自分自身で触れられるので一人でも開発しやすい場所です。腰骨を中心に、脇腹とへそを交互に撫でてみましょう。

へそだけ、脇腹だけと一つの場所に集中するより、指でなぞる範囲を広めに取ると快感が持続しやすいようです。飽きないように複数の性感帯を行き来してみてください。

この他に、お尻もマッサージするように愛撫すると感じやすい場所です。ラブタイムでバックの体位をする際にお尻の愛撫を加えると、より焦らされて挿入を気持ちよく感じられそうです。

全身の性感帯を開発するのは意外と大変ですが、メリットを知っておくと途中で挫折せずに楽しめます。注意すべき点と合わせて紹介します。

全身の性感帯を開発することで得られるメリットに、「セックスやオナニーでオーガズムに達しやすくなる」ことが挙げられるでしょう。例えばクリトリスに刺激を与えているときにスペンス乳腺も同時に触ると、何倍も強い快感が味わえます。

人は、オーガズムに達すると、ホルモンがたくさん分泌されます。特に、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンは、ストレスや不安な気持ちが軽くなる効果があるようです。オーガズムに達しない日常の軽いスキンシップでも、性感帯を開発することで幸せホルモンが分泌され、心地よさを感じられます。

女性の中にはパートナーとの性行為中、感じたフリをしたことがある人もいるかもしれません。しかし、全身の性感帯を開発すると、お芝居をすることなく心の底から快感を得られるようになります。あなたが気持ちよくなった表情を、パートナーにも見せてあげましょう。パートナーも嬉しい気持ちになり、愛情が深まるのも大きなメリットです。

性感帯を開発するときに注意したいのは、全身の感度がよくなり思わぬタイミングで快楽が訪れてしまう点です。

例えば、デート中にパートナーから頭をなでられたときなど、ちょっとしたスキンシップで濡れやすくなり下着を汚してしまう心配があります。パンティーライナーを使用したり、下着の予備を持ち歩いたりして対策しておくといいでしょう。

他には、新しいブラジャーや洋服で肌がこすれてしまうときも注意が必要です。サイズの合わない下着や洋服の生地などが性感帯を刺激する恐れがあります。下着のサイズを自分でしっかりと把握すること、苦手な肌触りの生地を覚えておくだけでも安心です。

女性の身体を全身性感帯にするための開発方法は、いくつかあります。パートナーとのセックスは特に、愛情表現が欠かせません。少しずつムードを高め、全身の性感帯をパートナーに繰り返し触ってもらいましょう。体の中で気持ちいいと感じる場所から、くすぐりやフェザータッチで全身へ性感帯を広げてみてください。

パートナーとのセックスにおいて、体だけではなく心も満たされた状態であることは重要です。そのために、セックスのムードを高めることを意識しましょう。相手が好きだという気持ちを言葉にする、部屋の明かりを間接照明にするなどドキドキ感を演出すると効果的です。

パートナーがいる人は開発したい性感帯を繰り返し触ってもらいましょう。このとき男性の射精をメインとしない、スローセックスを取り入れてみてください。スローセックスはお互いに愛撫を繰り返し、感度を極限まで高める方法です。

スローセックスは、雰囲気作りがとても大切な方法のセックスです。時間をかけてゆっくりと触れ合う行為により、全身でオーガズムを感じやすくなります。スローセックスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

全身の性感帯を開発できるかどうかは、触り方次第で大きく左右されます。パートナーが開発してくれる場合、優しいくすぐりやフェザータッチで性感帯を開発したい場所を触れてもらってください。じっくりと時間をかけて、丁寧に撫でてもらうことがポイントです。

また、優しいくすぐりとは、笑わせようと全力でくすぐるのとは違います。パートナーにくすぐりをお願いするときは、「わたしを気持ちよくさせたいと思ってくすぐってみて！」と伝えましょう。

優しいくすぐりとは少し違うフェザータッチとは、鳥の羽で身体をなでるような触り方のことです。身体から1,2cmほど離した指の気配を、相手の体温や動きから感じてください。羽でなでることを意識すれば、自然と優しくソフトな触り方になるはずです。

指で体をなぞるときはいろいろな方向に指を滑らせましょう。ときには円を描いたり、左右に動かしたりといくつかバリエーションを持たせます。こうすることで、興奮が高まりやすくなり性感帯の開発につながるのです。

例えば、いきなり「膝を性感帯に開発したい！」と意気込んでも、膝の周辺に性感帯が少ないため難しいです。このような場合、感じやすい女性器や内ももから徐々に膝へ向かって性感帯を広げてください。

背中を開発しようとするなら、耳、首筋と続けて愛撫して背中へと流れを作ってみましょう。すでに性感帯になっている場所を上手に活用して、新しい性感帯を開発するのがおすすめです。

全身を愛撫するときには、ラブグッズを取り入れるもの効果的です。ラブコスメで販売している「LCハーバルローション」は、濡れにくいときやマッサージ用のローションとして幅広く使えるアイテムです。性感帯の開発にも有効で、塗布した部分を触るとヌルヌルとして滑りがよくなり、より感じやすくなります。

LCハーバルローションは、アロエとはちみつを使用した自然派のラブローションです。スキンケアとしても使用でき、使用後はスベスベになるので愛撫したい場所に使ってみてください。

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女性は、全身を性感帯にできる可能性を秘めています。全身に性感帯があれば、オナニーやセックスの満足度が大きく上がるのです。オナニーや、セックスの前戯に少しだけ性感帯の開発に時間をかけてみてください。

ときにはラブグッズを活用したり、工夫しながら性感帯を開発したりすることで、きっと満足のいくラブタイムが過ごせるようになるはずです。

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