オナニーがやめられないと悩む女性は決して少なくありません。オナニーを行うこと自体は問題ないのですが、回数の多さやオナニー後にうしろめたさを感じてしまう女性は要注意です。

オナニーがやめられないことはデリケートな悩みのため、「自分はオナニーに依存しているかもしれない、でも本当に自分は依存症なのか？」と一人で悩んでいるのではないでしょうか。

自慰依存症ではない女性も、一つの知識として取り入れて損はありません。正しい知識を身につけ、デリケートな問題と向き合うことが大切です。

この記事では、医師の山下真理子先生ご監修のもと、オナニー依存症の確かめ方や改善方法について紹介します。

自慰依存症チェックリストも掲載していますので、自分の傾向を知ってオナニーをやめる方法のヒントを見つけてみてください。

「オナニーがやめられない」と聞くと、一部の人の悩みに感じるかもしれません。しかし、実際はストレスなどが原因で、誰にでもなりうることです。

ストレスがありオナニーの頻度が高いからといって、必ずオナニー依存症だとは限りません。依存症について理解し、オナニーのメリット・デメリットを理解することからはじめましょう。

オナニー依存症はオナニーしたことに罪悪感を抱くようになり、日常生活に重大な問題が起きた場合に当てはまります。

実際にオナニーがやめられない女性は、どんなことで悩んでいるのでしょうか？

こういったデメリットがあるにも関わらず、毎日オナニーがやめられない自分が嫌になってしまう人もいます。

では、どのようなことが原因でオナニーに依存してしまうのでしょうか？

自慰依存症になる原因は必ずしも性欲とは結びつきません。オナニーがやめられない理由は、ストレス発散や不安解消が目的であることも多いのです。日常生活での不安や嫌な記憶を快楽で上書きするように、オナニーを繰り返します。

この他にも、暇な時間が多いためについオナニーすることに目が向いてしまったり、「夜に必ずオナニーする」など習慣化している場合にも依存しやすくなります。

オナニーをやめられなくなると生じるデメリットは、3つあります。

1つ目のデメリットは、「オナニーのしすぎで性行為に満足できない」です。もし恋人と性行為があっても、快感を得られにくくなるおそれがあります。オナニーの気持ちよさが当たり前になってしまうと、性行為の快楽で物足りなくなってしまうようです。

過激なオナニーに慣れてしまうと、恋人との性行為に満足できなくなりセックスレスにもつながるかもしれません。

2つ目のデメリットは、「オナニーをしないと落ち着かなくなる」です。オナニーを止められないままでいると、集中力の低下が心配されます。オナニーをしないと落ち着きがなく、仕事や取り組むべき内容に集中できないのです。仕事で大きなトラブルを起こしてしまう前に、依存症の改善が必要でしょう。

3つ目のデメリットは、「オナニーをしすぎて女性器を傷つけるおそれ」です。オナニーの回数が増えると、女性器への負担も大きくなります。オナニー依存症になると、オナニーという行為に依存するため無意識に回数を重ねてしまうようです。

感覚がマヒしてしまうと、炎症や出血を経験してはじめて過度なオナニーをし続けていた事実に気がつくケースもあります。

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自分がオナニー依存症か気になる方もいるのではないでしょうか。自慰依存症のチェックリストで、当てはまる項目があるか確認してみましょう。頻度だけでなく、オナニーにかける時間もポイントの一つです。

オナニー依存症について、自分がどれくらい依存度合いが強いのかチェックしてみましょう。

このチェックリストのうち、半分以上当てはまるという方はオナニー依存改善に向けて対策をした方が良いと言われています。

また、オナニーの時間の目安は１５分程度です。２時間以上オナニーに時間をかける人は重症だとされています。

チェックリストの項目に当てはまり、「オナニー依存症かも？」と思った人は一度下記の注意点も確認してみてください。依存症に似た症状があっても、依存ではない理由があると考えられるからです。

まずポイントになるのが、現在の年齢。１０代後半で、思春期の人なら性に興味が出てくる時期なら、つい回数を重ねてしまうこともあるのです。一方成人して３０代を過ぎてもオナニーがやめられない人は、自慰依存症が考えられます。

現在の年齢と同時に照らし合わせてほしいのが、何歳でオナニーを覚えたかどうかです。現在の年齢よりはるかに若い時期に覚えたのに、いまでも頻繁にオナニーをする人は自慰依存症といえそうです。

また異性との性行為の有無も、自慰依存症の判断ポイントになります。性行為を経験しない時期が長く、オナニーだけを続けているとオナニーにのめり込んでしまいがちです。充実したラブタイムを過ごせる相手がいれば、自然とオナニーが減っていくパターンもあります。

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オナニーがやめられないときは一人で抱え込まず、プロの意見を取り入れましょう。また生活習慣など見直すべきことも紹介します。

まずは自分で改善したいと考えている人は、オナニーが止められない原因を知るところからはじめてみてください。

オナニーが止められない原因に、日々の生活で大きなストレスがかかっていることが挙げられます。過去に経験したことで、トラウマになっている記憶が原因となることも多いようです。自分の中にあるストレスやトラウマと向き合い、自慰に目が向かないように日ごろから気をつけましょう。

オナニーの代わりになるような没頭できる趣味を見つけましょう。ただし依存症対策中は、漫画やドラマで恋愛ものを楽しむのはできるだけ控えてください。ハマってしまうと、余計にオナニーをしたくなるスイッチが入ってしまいます。

まずは規則正しい生活習慣を心がけたり、散歩やランニングで健康的に過ごしながら、没頭できる趣味を見つけてみてください。特に歌やダンス、スポーツであれば楽しみながらストレス発散も可能です。

自慰依存症が重症化して自分ではオナニーをやめられないときは、専門家を頼ることをおすすめします。おそらく、女性同士でオナニーを話題にすることは少ないのではないでしょうか？一人で抱え込まず、性依存症の専門医やカウンセラーに相談してみてください。

オナニー依存症ほどではないけれど、オナニーに没頭してしまう自分をどうにかしたい！という人も多いです。

そんな時はオナニーの内容自体を見直してみたり、生理周期に合わせて楽しみ方を変えてみるといったやり方があります。

生理前は、無理にやめられなくても問題ありません。生理が近い時期をカレンダーアプリや手帳で確認し、自分を抑え過ぎないようにしましょう。

いつも数分でオナニーを終わらせている女性は、オナニーの質を上げてみましょう。5分程度ですぐにオナニーできる習慣は、自慰依存へ近づいてしまいます。そういった場合は、いくまでの時間を丁寧に10分以上かけてみてください。

例えばセックスの前戯と同じように、胸全体の愛撫から焦らすように乳首の愛撫をしてみたり。普段は最初から強く触るクリトリスを、フェザータッチにして徐々に快感を上げてみるなど、楽しみ方は様々です。

そしてそこにバイブなどのラブグッズも加えてみると、一気に快感を高められます。ラブコスメでおすすめなのは、中の気持ちいいところをピンポイントで刺激できる「マリンビーンズ」。先端でGスポットを刺激しながら、クリバイブでも振動を楽しめるので、中の感度を磨きたい外イキ派の方にもぴったりです。

細めの先端で感じてGスポットの感度を磨き上げたい！

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仕事中など、なにか作業途中でのオナニーがやめられない人は、普段から集中力を高めましょう。

人の集中力は長くても30分しか続かないと言われています。これを鍛えるには短時間で集中するのを繰り返したり、やるべきことを明確にするなどの癖付けが大切です。

その他にもマルチタスクをしない、定期的に１０分ほどぼんやり休む時間を取り入れるなどの対策も有効だと言われています。

今やるべきことに集中していけたら、次第にオナニーのことで気が散る時間も減らせるでしょう。

女性は生理前、ホルモンバランスが変化します。生理現象ですので、生理前にオナニーがやめられなくても罪悪感を抱く必要はありません。むしろ楽しもうと思って、オナニーをすることが大事です。

いつもと違う特別感のあるオナニーをするのもおすすめです。例えば、ボイスや動画を聞きながらラブグッズを使ってみたり、敏感な部分に塗り込むローションを使ってみると、満足度の高いオナニーを楽しめそうです。

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オナニーがやめられないと悩んでいる女性は、まず自慰依存症かどうかを知るだけでも改善につながります。やめられない原因をさぐり根本から解決していけば、次第に依存しなくなるでしょう。

オナニーをすること自体は健康的かつ自然なことなので、オナニー自体をやめる必要はありません。気をつけることは、オナニーに頼りすぎず、ほどよい距離感をつかむことです。

オナニーがやめられないときは、専門医などを頼って、解決策を探ってみてください。悩んでいるのはあなただけではありません。オナニーと上手に向き合い、一人の時間を楽しみましょう。