前戯で彼を攻める時、男性のどこを刺激しますか？まっさきに思いつくのがペニスでしょう。一方で、ペニス以外の部位で彼を攻めるとしたらどこを刺激しますか？首筋、乳首、耳あたりはみなさんが思いつく部位でしょう。

実は、その他にも刺激されると男性が喜ぶ性感帯は、体のいたるところにあります。前戯の時、「男の攻め方」をより多く知っているだけでも、彼をもっと満足させられるようになります。

彼の性感帯を攻めるタイミングは前戯だけではありません。セックス中でも、男性への攻め方を工夫すれば、よりラブタイムが盛り上がるでしょう。さらに男性への攻め方が上手だと、彼を骨抜きにさせることもできます。

この記事では、セックス中の男性への効果的な攻め方と愛撫テクニックをご紹介します。

前戯のやり方

女性の性感帯の場所や開発方法

セックスのとき、パートナーが満足しているのか、本当に気持ちよく思っているのかどうか、不安を覚える女性は少なくありません。

終わったらそそくさと寝てしまう、流れがいつもワンパターンで反応もそれほど変わらないので満足できない…セックス後の男性の態度としてよく聞くことです。

満足できているかどうかはさておき、エッチはこれでよかったのか、それとも反応が今ひとつだったのか、女性にはわかりません。直接セックスのできは尋ねにくいことだけに、わからないままうやむやにしてしまう方も多いようです。

さらに、不安に感じる理由を詳しく聞いてみると、「自分の愛撫で気持ちいいと感じてくれたかどうかわからない」、「体位や、挿入したときの自分の動きを彼がどう思ったか心配」など、多くの女性がテクニックについて自信がないことを理由に挙げていました。

性器以外の性感帯は男女で共通している部分が多くあります。基本的に自分が愛撫されて気持ち良いと思うポイントは男性に対しても有効です。

中にはヒザや足の指を攻められるのが好きと言う男性もいますが、代表的な性感帯を挙げてみましょう。

どの性感帯も攻め方は優しいフェザータッチが基本です。自分がされたら気持ち良いと感じる方法で攻めれば、彼も気持ち良いと感じるでしょう。

小難しい指先のテクニックや舌技は必要ありませんが、各オトコの性感帯の攻め方とコツを覚えれば更に気持ちよくさせることができるので、ひとつひとつ見ていきましょう。

決して難しくありませんし、場所を覚えれば次のラブタイムから実践できるものばかりなので参考にしてください。

乳首はペニス以外で男性が気持ち良いと感じる性感帯の１つ。前戯だけではなく、セックス中でも向かい合う姿勢なら、簡単に刺激できます。

まずは、手で乳首を刺激する方法から紹介します。手で乳首を攻める時は、指先の腹で軽く乳頭を撫でるように刺激します。触れるか触れないかくらいのフェザータッチを意識しましょう。

指先を小刻みに動かして乳首を弾くような刺激も効果的です。刺激が単調にならないよう、ときどき爪の先でカリカリと軽く掻くと刺激のアクセントになります。ギュッとつまんだり、つねったり、ひっぱったりするのはMっ気のある彼氏なら喜んでくれるので、反応を伺いながらやってみましょう。

次に、口や舌で乳首を刺激する方法です。口で乳首を愛撫する時は唇の柔らかさを活かして、軽くキスするように刺激します。舌で刺激する場合は、舌を乳首に押し当ててゆっくり舐めあげたり、舌先を硬くして小刻みに動かしたりします。

軽く甘噛みすると刺激のアクセントになります。 思いっきり吸ったり、強く噛んだりするのはAVの演出でよく見られますが、実際はあまり気持ち良くありません。

陰嚢は俗に言う玉袋（キンタマ）のことです。陰嚢はペニスと同じくらいの快感を与えられる性感帯で、フェラチオしながら手で優しく刺激するのが基本の攻め方です。バック（後背位）でも手を伸ばせば彼にピストンされながら彼を攻めることができます。

手で陰嚢を刺激する場合、揉んだり握ったりすると快感よりも痛みが強くなりがちなので注意しましょう。どちらかというと手のひらや指先でフェザータッチするソフトな刺激が好まれます。

一方で、口や舌で陰嚢を刺激する方法は乳首とほとんど同じです。舌で舐めあげたり、舌先を硬くして陰嚢を這わせたりして愛撫しましょう。

少しテクニックが必要ですが、陰嚢を軽く口に含んで、舌で円を描くように舐めると彼はゾクゾクするような快感で恍惚の表情を見せるかもしれません。ただし、陰嚢はデリケートな部位なので、強く吸ったり噛んだりしないように注意しましょう。

首筋はキスの後に愛撫したい性感帯の１つ。指先でスゥーっとフェザータッチしたり、軽くキスをしたり、舌先で首筋をなぞるように攻めると、ゾクゾクするような快感を与えられます。

強く吸ったり、歯を立てたりすると目立つ場所にキスマークができてしまうことには気をつけましょう。キスマークをつけたい気分になったら、必ず彼に確認しましょう。勝手にキスマークをつけてしまうと彼がとても困ってしまいますよ。

耳もキスの後に愛撫したい性感帯の１つです。耳の攻め方は、他の性感帯と違って少し特殊です。耳たぶや耳の穴あたりを指でくすぐったり、唇で耳を甘噛みしたりすると、ほのかな快感があります。

でも、これだけでは刺激が弱くて気持ちよさを感じないかもしれません。そこで男性が興奮する二大要素である視覚と聴覚の内、聴覚を最大限に利用してください。

聴覚からの興奮（聴覚的興奮）を促すには、セクシーな息づかいや、唇や舌で愛撫するときに湿った音をわざと聞かせます。官能的な音を彼に聞かせることで、さらに興奮を促せるでしょう。

女性が男性の背中を口や舌で愛撫する機会はあまりありませんが、指先で背中をフェザータッチすると心地よい快感があり、手でさすると安心感を与えられます。背中は快感を与えるような性感帯というよりも、彼へメッセージを伝えるような刺激をすると、ラブタイムがさらに盛り上がります。

例えば彼から愛撫されているときに、抱き寄せて背中に手を回すと「もっと肌を密着させていたい」というメッセージになります。さらにセックス中に正常位や対面座位などで、彼の背中に手を回して軽く爪を立てると「気持ちいい！続けて！」というメッセージにもなるようです。

女性がお尻を撫でられるように触られると、ゾワゾワするような快感がありますよね。それは男性も同じで、お尻をフェザータッチで撫で回すとほのかな快感があります。お尻を揉むというよりも、優しく撫でるのを意識しましょう。

もちろんアナルも立派な性感帯です。アナル攻めに抵抗がなければ、指でそっと触るだけではなくアナル舐めをしてみましょう。アナル舐めはフェラチオと同じか、それ以上の快感を与えられます。

骨盤の骨が出っ張ってるところとペニスをつなぐVゾーンは、皮膚が薄くて太い血管と神経が走っている隠れた性感帯です。

フェザータッチしたり、軽くキスしたり、舌でVラインをなぞるように攻めれば、彼にゾクゾクするような快感を与えられるでしょう。

またVゾーンを愛撫することで、「もうすぐフェラしてもらえる」という期待感を高められます。

脇腹も隠れた性感帯の１つ。乳首への愛撫の後に、脇腹を愛撫すると自然な流れで彼を攻められます。

ポイントはシンプルにくすぐるように攻めることです。指先でのフェザータッチや舌先で脇腹を這うように愛撫すると良いでしょう。

騎乗位や正常位など向かい合った体位でも、男性を刺激できる部位ですので覚えておいて損はありません。

基礎的な男性の攻め方を押さえても、「もっと彼を満足させる方法が知りたい…」という女性は多いでしょう。次はエッチの探究心が強い上級者向けのテクニックをご紹介します。

彼を悶絶させるぐらい気持ちよくさせたいなら、ぜひ今から紹介する男性の攻め方を習得してください。上級者向けの男性の攻め方をマスターすれば、彼も今まで以上にあなたとのラブタイムに満足してくれますよ。

ここまで紹介した男性の性感帯を、口と手指の両方を使って同時に攻めると彼の快感がさらに高まります。例えば、フェラチオしながら両乳首や脇腹を両手で攻めます。彼が立っている状態でフェラチオするなら、手をお尻や陰嚢に回しフェザータッチすることで刺激できます。

その他にも、耳や首筋を口で愛撫しながら、指先で乳首を刺激。乳首を舌で刺激しながら、手でペニスをマッサージするなど、口と手をフル稼働させれば、彼は深い快感でトロけるような表情を見せてくれます。

舌と両手の指先を別々のリズムで動かすのは、とても難しいので同じリズムで動かしても構いません。不器用な動きであってもフェザータッチを心がけておけば、男性はしっかり気持ち良くなれますからね。あまり難しく考えすぎずに、2点・3点同時攻めを実践してください。

男性のGスポットとも言われる前立線は、射精の数倍の快感があると言われていて、ペニスに触れずにオーガズムに達する「メスイキ」や射精を伴わない「ドライオーガズム」ができる唯一の性感帯です。前立腺を刺激する方法は２つあります。

前者の方が強い快感を与えることができますが、刺激するまでのステップが面倒です。まず直腸の洗浄をして、男性のアナルに指サックをした指を挿入します。指を第二関節まで挿入したら、指先を男性のお腹側に軽く曲げると、指先にコリコリする感触があります。そのコリコリした部分こそが前立腺です。

クルミほどの大きさがあり、指の腹でグイグイと指圧したり、ゆっくり摩擦するように指を動かしたりすると、男性は腰を抜かすほどの強い快感があるそうです。

後者は快感が弱いものの、直腸に指を入れずに前立腺を刺激できます。陰嚢と肛門あたりを強く押すと、わずかですが前立腺のコリコリした感触が伝わるはず。伝わってきた部分をグイグイ指圧すれば快感を与えることができます。

この2つの方法には大前提があって、前立腺の性感帯開発が終わっていないと、ほとんど気持ち良くないということ。つまり、初めて男性の前立腺を刺激したところで、男性は直腸への異物感があるくらいの刺激しか感じられないことがほとんどです。

前立腺マッサージをして開発するには指サックやローションなどの準備が必要ですし、開発の仕方にもコツがあるので、興味があるならしっかりと予習をしてからチャレンジしてくださいね。

男性の性感帯を攻めるのは前戯中だけではありません。セックス中でも、乳首など男性の性感帯を攻められる場面があります。ここからはセックス中の体勢ごとに、ペニス以外の性感帯への攻め方を解説します。

別の性感帯への快感が加われば、彼の快感もさらに高まりラブタイムも盛り上がることでしょう。体位ごとの男性の攻め方も押さえていきましょう。

対面騎乗位の場合は耳、首筋、乳首を口や手で愛撫できます。体を倒してキスしながら腰をスライドやピストンさせれば、快感と興奮の両方が高まります。

騎乗位は男性の視点からすると、女性の腰付きが官能的に見える体位ですので、男性の性感帯を刺激することに夢中になりすぎず、騎乗位して頑張る姿を見てもらうだけでも男性は満足できるでしょう。

正常位で彼の体が起きている場合は、両手で乳首を攻めましょう。彼が覆いかぶさってきたら、頭を起こして乳首を口で愛撫したり、背中にしがみついたり、脇腹をフェザータッチする攻め方ができます。

正常位の姿勢で、彼が抱きついてきたら、彼の耳元で官能的な喘ぎ声を聞かせれば、彼の興奮はさらに高まるでしょう。自分好みの腰の動きをされたら背中に軽く爪を立てて「それを続けて」というメッセージも伝えられます。

座位は体をあまり動かせられないので口で愛撫できるのは耳、首筋、鎖骨くらいです。腕を折りたためば乳首を攻めれますが、座位は体が密着する体位なので、素直にハグやキスを楽しむのが無難です。

また、彼の頭を撫でると、快感以外に安心感と幸福感を与えられます。性感帯を愛撫するよりも、母性的な行動の方が男性は好むのかもしれませんね。

バックでは口を使った愛撫はできません。そのかわり、バックでも男性を強力に刺激できる方法があります。

それは、片手をパーにして挿入部あたりにかざすようにすると、ピストンのたびに陰嚢（玉袋）が手のひらをこするように刺激され、男性はかなりの快感になります。

ところで、恋愛でもデートでも、何をすれば相手に喜んで貰えるか迷った時、こんな考えがあります。「自分がされたら嬉しいことをする」これはセックスにも応用できそうです。

パートナーの不安を拭い、気持ちいいセックスをしてもらうには、まず自分が心からの快感を感じてみてはどうでしょうか。そうすることで、男性も余計なプレッシャーがなくなり、心おきなくセックスに没頭できるようになるでしょう。

もちろんセックスでのテクニックも大事ですが、テクニックは深いコミュニケーションに根差してこそ、より実感を発揮します。あなたが感じる姿は、テクニックをさらに引き立ててくれることでしょう。

そうは言ってもどうすれば自分が気持ちいいかわからない…。もっと快感を感じてみたいけれどどうすれば…？そんな場合はラブコスメに頼ってみるのもひとつの手です。

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この記事で解説したように、性器以外の男性の性感帯は、女性にとっても同じ場所で、攻め方もだいたい同じなことが分かっていただけたのではないでしょうか。

性感帯でも人によっては、攻められても何も感じない部分があるので、彼の反応を見たり、コミュニケーションを取ったりしながら、彼が好きな性感帯と攻め方を見つけていくのもセックスの醍醐味です。

また、「前戯」「本番」で男性の攻め方も変えることもおすすめ。シチュエーションに合わせて、彼が１番求めている攻め方をしていきましょう。

ただ、彼の性感帯を攻めようとするあまり、彼の動きの邪魔になってガツガツした印象を与えることもあります。付き合ったばかりの時期は彼への刺激をほどほどにして、まずは愛し合うことを最優先させるのがおすすめです。

エッチの回数を重ねたら、彼をトロけさせる性感帯の攻め方を実践するなどして、お互いに気持ちよくなれるエッチを追求していきましょう。

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