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避妊(コンドーム・ピル)の悩み
この記事では、レディース&マタニティクリニック ザ 夙川の産婦人科医 高田優子先生の監修のもと、女性の気になるコンドームアレルギーについてまとめました。
コンドームを使うと蕁麻疹などのアレルギー症状が出てしまうゴムアレルギー(ラテックスアレルギー)の女性は、多くのコンドームが使えないのでセックスの避妊に心配を抱えます。さらに、彼にゴムアレルギーのことを伝えると嫌われてしまうのでは?という不安があるかもしれません。
そんなアレルギーでラテックスのコンドームが使えない女性のために、アレルギーが起こる原因と対処法についても詳しく解説していきます。また、彼に誤解をされないよう、上手に伝える方法もお話します。
コンドームを使用したときに蕁麻疹が出る場合は、ラテックス・アレルギーの可能性があります。ラテックス・アレルギーにはどんな特徴があり、どんな人がアレルギーになりやすいのでしょうか?
天然ゴム製品を使用したときに起こるアレルギー反応のことをラテックス・アレルギーと言います。蕁麻疹、喘息発作、アナフィラキシーショックといったアレルギー反応が見られます。
ラテックス・アレルギーの人は、手袋、医療用チューブ(カテーテル)、絆創膏などの医療用具、炊事用手袋、ゴム風船などの日用品を使用したときにもアレルギー反応が現れます。
コンドームで蕁麻疹が出るのであれば、他の天然ゴム製品を使用したときにもアレルギー反応が現れる可能性は高いので、注意する必要があります。
ラテックス・アレルギーの治療としては、現在のところ疑わしい物質を避けるしか方法がありません。生活の中から天然ゴム製品との接触を完全に避けることができれば、過敏なアレルギー反応が改善されることもあります。
ラテックス・アレルギーになりやすいのは、天然ゴム製品に接触する機会が多い人です。
医療従事、製造業、清掃業、介護業などに従事していている方は、天然ゴム製の手袋を頻繁に着用するためアレルギーになりやすいです。また、医療処置を頻繁に受けている患者もラテックス・アレルギーになるリスクが高いという報告があります。
アボカド・バナナ・キウイ・クリなどを食べて口の中がかゆくなる、蕁麻疹や腹痛などのアレルギー反応が出る人もラテックス・アレルギーになりやすいです。当然ながら、天然ゴムの製造業従事者もアレルギーになるリスクは高くなっています。
ラテックス・アレルギーは、まれに血圧低下や意識障害などのアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。最悪の場合、死に至ることもあるので、コンドームを使用して蕁麻疹などのアレルギー反応が出ているのであれば、セックスでのラテックス・コンドームの使用をやめるようにしてください。
「ゴムアレルギーでコンドームを使用できない」となっても、避妊する方法がない訳ではありません。
女性の場合い、ピル(経口避妊薬)を服用することで避妊をすることはできます。
ピルによる避妊のメリットには何があるのか、またどんな点に注意すると良いのか見ていきましょう。
ピルで避妊(バースコントロール)は十分に可能です。アレルギーでコンドームが使えない場合でも、低用量ピルを正しく服用すれば避妊ができます。ピルを使う避妊法の1年間の失敗率は0.3%です。
コンドームの場合は正しい使い方をしていた場合でも失敗率は2%ですので、より確実に避妊したいと思うのであればピルのほうが効果的と言えます。
低用量ピルを毎日1回服用すると、排卵が抑制され子宮内膜の増殖も抑えることができるので、バースコントロールを自分自身ですることができます。
ゴムを使えない人がいるのと同じで、ピルは飲める人と飲めない人がいるので、婦人科で医師の診察をまず受ける必要があります。必要に応じて検査があり、問題なければピルを処方してもらうことができます。
ピルについてもっと詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
ゴムアレルギーでコンドームが使えないときのピルは、コンドームよりも高い避妊効果があり、正しく服用していれば100%に近い確率で避妊をすることができます。ただし、コンドームと違ってピルには性感染症に対しては全く効果がないので、性感染症を予防するためにはコンドームを使う必要があります。
性感染症にはクラミジア・ヘルペス・淋病・トリコモナス・尖圭コンジローム・エイズ・梅毒などありますが、ほとんどの場合はコンドームを使うことで防ぐことができます。
クラミジアや淋病にかかると、子宮や卵管に炎症が起こり、放置しておくと不妊症の原因になることがあります。ヘルペスや尖圭コンジロームは母子感染の危険性もある性感染症です。
予防をしておかないと、性感染症が母親からお腹の赤ちゃんに感染する可能性があります。そうなると、流産や死産を引き起こすこともありますし、赤ちゃんが先天性の障害を持つこともあります。
蕁麻疹などのアレルギー反応が出ているのに天然ゴム製(ラテックス製)のコンドームを使い続けるというのは、危険なので避けるべきです。
とはいえ、ゴムアレルギーではあるけれど性感染症の予防という観点から考えると、コンドームを使いたいと考える女性は少なくありません。
では、ゴムアレルギーの人はどうすれば良いのでしょうか。
実は、現在流通しているコンドームの中には天然ゴム製でないものもあります。一昔前は天然ゴム製のコンドームが主流でしたが、最近ではポリウレタンなど天然ゴム製以外のコンドームも多く販売されています。
水溶性ポリウレタン製コンドームは、天然ゴムが使われていないプラスチック製のコンドームなので、アレルギーが出る心配をする必要はありません。
また、ポリウレタン製コンドームは、天然ゴム製のものと比べて性能が劣っているわけではないので安心して使用することができます。
ラテックス・アレルギーで天然ゴム製のコンドームを使えないという場合は、まずはポリウレタン製コンドームをおすすめします。
天然ラテックス製のコンドームの中で薄いといわれる商品が厚さ0.03mm程度であるのに対し、ポリウレタン製コンドームは0.02mmや0.01mmなどひときわ薄い製品が多い点が特徴です。「薄いコンドームを試してみたい」と彼に切り出してみるのもいいでしょう。
他にも最近では「イソプレンラバー(ポリイソプレンゴム)」という新しい素材のコンドームも登場しました。このイソプレンラバー(IR)は、名前に「ゴム」「ラバー」と付きますが、ゴムアレルギーの原因となる成分を含まないため、天然ゴムアレルギーの方も使用できます。
ポリウレタン製コンドームが、ゴムより若干固い質感ではあるものの薄くて体温が伝わりやすいという特徴があるのに対し、イソプレンラバー製コンドームは、アレルギーは起こらないのにゴムに近い柔らかい質感というのが特徴です。
ポリウレタン製コンドームは合わなかったという方は、ぜひ天然ゴムの良い部分を踏襲したイソプレンラバー製のコンドームを試してみるといいでしょう。
コンドームを使うと必ず蕁麻疹が出る、喘息発作が出るというゴムアレルギー場合は、ラテックス製のコンドームは避けるようにしましょう。
もしアレルギー反応が出てしまっているのであれば、まずは彼に自分の気持ちや状態を伝えて、どんな解決策があるのか一緒に考えてもらうようにしましょう。
日本では「リプロダクティブヘルス(性や出産に関して本人の意思が尊重され、自分自身で決めることができる権利のこと)」の大切さがあまり認知されていません。
そのため、彼の顔色をうかがって自分の気持ちを伝えられない女性も多くいます。しかし、それではリプロダクティブヘルスを自分で放棄してしまうことになってしまいます。
彼との対等な関係を築くためにも、「アレルギーが出るから、ラテックス製のコンドームは使いたくない」ということははっきりと伝えましょう。
そうすれば、避妊(バースコントロール)の方法としてコンドームが使えない場合に、どんな代替案があるのか話し合うことができます。
付き合っている段階で性や出産に関して率直に話し合うことができていると、健全なパートナーシップを結婚後も築きやすくなります。
ラテックス・アレルギーの人の場合は、コンドームを使用したときに蕁麻疹などのアレルギー反応が出ることがあります。ゴムアレルギーで天然ゴム製のコンドームが使えないと悩んでいるなら、ポリウレタン製やイソプレンラバー製などラテックス製以外のコンドームの使用を試してみるようにおすすめします。
コンドームの素材ごとの特徴と違いについて知りたい方は、下記記事も参考にしてみてください。ゴムアレルギーの人が知りたい「コンドームの素材」のポイントを押さえることができますよ。
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産婦人科専門医。東京女子医科大学卒業。東京女子医科大学病院で初期研修した後、東京女子医科大学産婦人科教室に入局し、現在は「サンタクルス ザ シュクガワ」にて産婦人科診療を行う。
※本記事の医師監修に関して学術部分のみの監修となり、医師が商品を推奨している訳ではございません