STEP1.『フェミドーム』を袋から取り出す
『フェミドーム』を取り出す際は爪を立てたり、袋を開封するときに一緒に破ったりしないよう注意しましょう。
取り出せたら『フェミドーム』を広げ、開口部を上にして持ちます。内リングを底部に移動させ、内リングを外側から持ちましょう。
内リングの弾力や潤滑剤の滑りやすさによって、おすすめの持ち方は異なります。持ち方のコツは大きく分けて2種類です。
女性用コンドームとは、女性器に挿入して使う女性向け避妊具です。なかでも『フェミドーム』は、耐久性が高い素材でできており、男性用コンドームと同等の避妊率が期待できます。しかし、大きくて挿入に時間がかかることから、使いにくいと感じる方がいるのも事実です。
この記事では、女性用コンドームの上手な付け方をご紹介します。男性用コンドームの感触が苦手な方や、自分自身で避妊対策をしたい方はぜひ参考にしてみてください。
また、コンドーム以外の女性主導でできる避妊方法にも触れています。さまざまな避妊方法の種類や特徴を知れば、ラブタイムの頻度や体質に応じて、自分に合った避妊方法を見つけられるかもしれません。
持ち歩きたくなる可愛い避妊具や、コンドームの違和感を軽減するラブコスメを取り入れて、安心して彼とのラブタイムを楽しみましょう。
『フェミドーム』とは、女性の膣内に装着する女性用コンドームです。一般的な男性が付けるコンドームとは異なり、女性自身で装着できます。パートナーが避妊に消極的でも女性主導で避妊できるアイテムとして、『フェミドーム』は注目を集める商品です。
しかし、『フェミドーム』の現物を見たことがある女性は少ないかもしれません。まずは『フェミドーム』の特徴やメリットをご紹介します。
女性用コンドームとは、避妊や性感染症予防を目的として女性器に装着する避妊具です。なかでも『フェミドーム』は、膣内から外陰部にかけてしっかり覆うことができます。
パートナーがコンドームを付けるのに消極的だったり、素材やサイズが合わずに付けられなかったりする場合に『フェミドーム』が活躍するのです。
女性用コンドームの避妊率は、一般的な男性用コンドームと同等と言われています。ポリエーテルやポリウレタンといった素材で作られていて、ラテックス製の男性用コンドームより丈夫なのが特徴です。また、体位などによって大きく変化する、挿入時の摩擦に耐えられるよう設計されています。
男性用コンドームより大きな袋状になっているため、初めて女性用コンドームを見たときは驚くかもしれません。男性用と大きく異なる点は、膣内に挿入しやすいように開口部と先端の両方にリングがついている点です。外側にも内側にも潤滑剤が付いているため、挿入はスムーズにできます。
使い方は、しゃがんだり片足を上げたりした体勢でラブタイム前に挿入するだけ。タンポンを挿入した経験がある女性であれば、よりスムーズに使えるかもしれません。
女性用コンドームは一般的ではないため、購入や使うことに抵抗がある方もいるかもしれません。しかし、女性向けコンドームのメリットとデメリットを知れば、自分にぴったりな避妊方法を見つけるきっかけになります。特にパートナーの避妊への意識に差を感じる方は、女性向けの避妊方法を知っておきましょう。
女性用コンドームには、男性用コンドームと同様に「性病予防ができる」というメリットがあります。コンドーム以外にも女性向けの避妊方法はいくつかありますが、通院が必要な方法がほとんどです。その点、コンドームは最も手軽な避妊方法と言えるでしょう。
ほかにも、女性用コンドームには以下のようなメリットがあります。
女性用コンドームならではのメリット
女性主体で避妊や性病予防ができる
ピルのように副作用の心配がない
彼がラテックスアレルギーでも使える
また、自分で装着するため避妊に対する安心感が大きいのも、女性用コンドームのメリットといえるでしょう。
一方で、女性用コンドームのデメリットは以下の通りです。
女性用コンドームならではのデメリット
サイズが大きく、持ち運びしにくい
男性用コンドームより値段が高い
コンビニやドラッグストアで販売されていない
男性用コンドームに比べ、装着に時間がかかる
男女問わず挿入時に違和感を覚える場合がある
女性用コンドームは男性用コンドームと比べて一般的ではないため、商品数が少なく、値段が高かったり、手に入りにくかったりします。
また、今までラテックス製の柔らかいコンドームを使っていた方は、女性用コンドームのポリウレタン素材が少し硬く感じられるかもしれません。一度、ポリウレタン製の男性用コンドームを試して質感を確認してみるのも良いでしょう。
『フェミドーム』をはじめ、女性用コンドームの付け方はほとんど同じです。装着方法を知れば、取り入れやすいかどうか判断しやすくなるでしょう。さらに、イメージしやすいように女性用コンドームの付け方動画をインターネットで探してみるのも1つの手です。
『フェミドーム』を取り出す際は爪を立てたり、袋を開封するときに一緒に破ったりしないよう注意しましょう。
取り出せたら『フェミドーム』を広げ、開口部を上にして持ちます。内リングを底部に移動させ、内リングを外側から持ちましょう。
内リングの弾力や潤滑剤の滑りやすさによって、おすすめの持ち方は異なります。持ち方のコツは大きく分けて2種類です。
親指と中指で内リングをはさみ、楕円状にします。人差し指は内リングの先端に添えるように置きます。
親指と残りの4本の指で、内リングを包むように押さえましょう。細長く楕円状になれば挿入しやすくなります。
しゃがむ、片足を椅子の上に乗せるなどして挿入しやすい姿勢になりましょう。
『フェミドーム』を持った手と反対の手で膣の入り口を広げ、『フェミドーム』をタンポンのように膣内に挿入します。
『フェミドーム』全体の8割ほど挿入できたら、『フェミドーム』の内側から人差し指を入れて内リングを膣の奥に押し込みます。人差し指の第3関節まで膣内に入るのが、正しい位置に内リングが固定できている目安です。
このとき『フェミドーム』の開口部は、膣の入り口から2~3cm出ている状態になります。外リングが膣入り口や外陰部を覆うように広げましょう。
使用後は横になったまま、精液がこぼれないように『フェミドーム』を引き出しましょう。外リングを軽くひねると上手に取り外せます。トイレに流すことはできないため、ティッシュに包んでゴミ箱に捨ててください。
女性用コンドームの『フェミドーム』には、男性用コンドームと同様に使用上の注意点がいくつかあります。正しく使えば高い避妊効果が期待できますが、ズレたり破れたりすると効果を発揮できません。『フェミドーム』の使用方法や保管方法などの注意点をしっかり守って、安全にラブタイムを楽しみましょう。
男性向けの避妊方法と女性向けの避妊方法を合わせて使えば、より高い避妊効果が得られるように思えるかもしれません。しかし、女性用コンドームを男性用コンドームと併用は不可です。
男性用コンドームを2枚重ねすると摩擦で破れやすくなるのと同じように、コンドームの原材料であるゴムやポリエステルは素材同士が引っかかりやすいため、併用することでズレたり破れたりする原因になります。そのためコンドームの使用は男性側か女性側のどちらかに限定しましょう。
男性向けコンドームと同様に、『フェミドーム』の使用も1個につき1回限りです。ラブタイムを何度か楽しみたいときは、その都度新しいコンドームに交換する必要があります。また、終わったらそのままにしておくのではなく、すぐに取り出すようにしましょう。
素材の耐久性が一般的なラテックス製コンドームより高いとはいえ、『フェミドーム』は薄い素材でできています。そのため、挿入時やラブタイム中の取り扱いには注意が必要です。
開封時や装着時に爪で傷つけないように注意するだけでなく、パートナーからの愛撫のときにも歯が当たらないようにしましょう。特に、クリトリスを指で触るときに、『フェミドーム』に爪が当たりやすくなります。『フェミドーム』を避けて触ってもらうよう彼にお願いしましょう。
男性用コンドームでも同じですが、妊娠や性病予防への効果を期待するなら、性器の接触前に『フェミドーム』を付けることが重要です。オーガズムに達する前にも、男性の性器からは少なからず精子を含んだカウパー腺液が出ています。盛り上がりを妨げないようにと最初はそのまま挿入するのではなく、挿入前にコンドームを装着するのを徹底しましょう。
本体の素材や潤滑剤の変質を防ぐため、『フェミドーム』は直射日光の当たる場所や高温多湿な場所での保管は避けましょう。持ち歩きの最中に傷つけないように、包装に入れたままでの保管や携帯をおすすめします。使う場面になったら、その都度包装を開けて取り出しましょう。
ラブコスメで販売していた『フェミドーム』は、すでに生産が終了していますが、インターネット上では類似品が今も販売されているため、気になる方は調べてみるのもいいでしょう。
また、『フェミドーム』以外にも、女性向け避妊具はいくつか存在します。事前に婦人科での処置が必要になりますが、その分効果や安全性は高いといえます。気になる方は女性用コンドームの代替避妊方法として、ぜひ検討してみてください。
女性主導の避妊方法として、今注目されているのが『ミレーナ』です。『ミレーナ』とは、子宮内に装着する避妊リングのこと。T字型で、柔らかいプラスチックでできています。器具自体に黄体ホルモンが付加されているため、高い避妊効果が最長5年続くといわれています。
『ミレーナ』のメリット
ピルのように飲み忘れや血栓症のリスクがない
『ミレーナ』を除去すれば妊娠可能
重い生理痛や月経過多の改善に有効
同程度の避妊率があるピルよりもコストパフォーマンスが高い
『ミレーナ』のデメリット
婦人科での処置が必要
一度にまとまった金額が必要になる(挿入時の目安は3万~5万円)
挿入後しばらく不正出血が続く場合がある
稀に『ミレーナ』が外れてしまう可能性がある
一度挿入すれば、検診を受けるのみで避妊効果が続く便利な器具です。しかし、『ミレーナ』では性感染症のリスクは軽減できないため注意しましょう。
また、挿入後も『ミレーナ』が正しい位置にあるかを確認するため、忘れずに定期検診を受けることが大切です。
女性用避妊具を調べると、『ペッサリー』という避妊具も目にすることがあるかもしれません。『ペッサリー』とは、子宮の入り口に装着するフタのような器具です。天然ゴムでできた『ペッサリー』に殺精子剤を塗り、ラブタイムの前に自分で装着します。『ペッサリー』は行為の後、8時間経ったら除去が必要です。
また、個人のサイズに応じた『ペッサリー』を選ばなければならない点や、装着や取り出しの手間から、日本ではあまり避妊目的では使われていません。そもそも手に入りにくいため、女性用コンドームの代替品として使用することは難しいでしょう。
避妊を男性主導のみにしていると、ラブタイムが盛り上がったときに「コンドームを付けてほしい」と言い出しにくいときがあるかもしれません。そんなとき、事前に避妊具を身につけていれば、より安心してラブタイムを楽しめるでしょう。
ここでは、女性向け避妊具を持っておくのにおすすめな方や、女性が持ち歩いていても違和感がない可愛い避妊具をご紹介します。
彼が避妊に積極的でないと悩む女性は少なくありません。ラブコスメの調査では、「彼にコンドームを付けることを断られたことは、ありますか?」という質問に約24%の女性が「ある」と回答しました。
彼にコンドームを付けるのを断られたことはありますか?(2012年1月マイエルシーアンケート/【女性の方へ】コンドームについて)
生理周期が整っていても、排卵のタイミングを完璧に予測するのは困難です。仮に排卵日が分かったとしても、絶対に妊娠しない「安全日」は存在しないため、妊娠を望まない方は避妊が必須になります。
「コンドームを付けてもらえない」「付けてほしいと言い出しにくい」という方は、彼と話し合うほかに、女性向けの避妊方法を検討するのも一つの手です。
また、ラブコスメでは女性の避妊意識についても調査しました。「今まで、コンドームを使用したことはありますか?」という質問に対して、「必ず使用する」と回答した方は54%。半数近くの方が、コンドームを使ったり使わなかったりしていることがわかりました。
今まで、コンドームを使用したことはありますか? (2012年2月マイエルシーアンケート/【女性700名】コンドームについて ※回答数701名)
コンドームを使用しない理由はなぜですか?(2012年2月マイエルシーアンケート/【女性700名】コンドームについて ※回答数701名)
彼が使用するのをいやがるため:373件
付けないほうが気持ちいいため:50件
使用した時の摩擦感などが不快なため:46件
避妊、性病等気にしていないため:28件
用意を忘れるため:20件
付ける際ムードが冷めるため:16件
付けるのが面倒なため:12件
初体験からずっと付けずにいるため:4件
その他:152件
彼が嫌がるだけでなく、使用感やムードが冷めるのを気にする方も多いようです。特にホテルに備え付けてあるコンドームは、自分で選べないために好みでないものにあたってしまうことも。
しかし、このあとご紹介する、潤いや快感をサポートしてくれたり、見た目が可愛いかったりするアイテムを試してみると、違和感なくラブタイムを楽しめるかもしれません。
コンドームを使用した挿入で、痛みや違和感を覚えた経験がある方も多いかもしれません。ラブコスメでは、男性と女性それぞれがコンドームで痛みを覚えたことがあるのかを調査しました。
その結果、「コンドームを付けるとセックスで痛みを感じたという経験はありますか?」に「はい」と回答した女性は、47%。また、パートナーの男性からコンドームを付けると痛いと言われた経験がある方は16%いるようです。
コンドームを付けるとセックスで痛みを感じたという経験はありますか?(2020年12月マイエルシーアンケート/【女性100名】コンドームが痛かった経験)
パートナーから「コンドームを付けると痛い」と言われたことはありますか? (2020年12月マイエルシーアンケート/【女性100名】コンドームが痛かった経験)
挿入中の痛みや違和感は、ラブタイムの快感を損なう原因にもなります。女性から彼氏に勧めるラブアイテムは、そんな不快感を解消できるものがぴったりです。
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いつもは彼の先っぽが全部入るのに時間がかかり、全部入る前に怖くなったり違和感を感じたりして中断してもらっていたのですが、ラブスライドを塗ってからは、先っぽがすんなりと入りました。 …全文を読む
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女性主体でできる避妊方法であるピルや『ミレーナ』では、性感染症対策はできません。また、体の関係を持たないと決めている方でも、お互いの過去の相手がどんな人なのかまではわかりません。
性病の中には、男性がかかってもほぼ無症状のためお互い気づきにくい病気もあります。そのためピルや『ミレーナ』を使用していたとしても、ラブタイムではコンドームを併用するのが安心です。
ラブコスメのアンケートでは、「性病が気になったことは?」という質問に約58%の方が「ある」と回答しました。
性病が気になったことは? (2020年1月マイエルシーアンケート/【先着200名】デリケートゾーンや性病)
疲れやストレスで免疫力が低下していると、挿入で雑菌が入っただけでデリケートゾーンに痒みや痛みが生じることもあります。コンドームの使用には、デリケートゾーンのトラブルを軽減するメリットもあるのです。
女性用コンドームである『フェミドーム』以外にも、女性向けの避妊方法はいくつかあります。避妊に関してどうすれば良いか分からない場合は産婦人科などで相談してみるのも良いでしょう。頻度や悩みに合わせて女性向け避妊具を選べば、安心してラブタイムを楽しめるかもしれません。
快感が増したり、見た目が可愛かったりする避妊具を女性から手渡せば、避妊に消極的だった彼も「色々な避妊具を試してみようかな」と思うきっかけになるかもしれません。少し勇気を出して、不安のないラブタイムを楽しみましょう。
麻紀さん/35歳
彼の体がビクンと跳ねるのを見るのがなんとも嬉しくて、しばらく繰り返したのち、仰向けになってもらい大事な部分にもたっぷり塗って、手で触っていました。 …全文を読む