男性のVライン
Vラインは、両足の付け根にあたる両サイドのV字型の部分を指します。ブリーフの脇からはみ出る毛を処理するのが一般的です。
陰毛処理をして、きちんとアンダーヘアを整える男性が近年増えています。陰毛のケアを行う男性を指す「ハイジ男子」という言葉も生まれ、今やアンダーヘアのvioケアは男女関係なく行われるようになりました。女性からの評価も高く、衛生面でのメリットもあります。
陰毛処理の方法としては、剃る、短くカットする、永久脱毛するなどが代表的です。ケアの方法によっては毛がチクチクしたり、肌トラブルになったりすることもあるため慎重に選びましょう。玉袋や尻毛など、自己処理に注意が必要な部位もあります。
この記事では、男性の玉毛やちんげ、ケツ毛などの陰毛処理の方法を紹介します。男性でも海外ではパイパンの人が多いなど、陰毛処理は一般的に受け入れられているようです。ヒートカッターや陰毛処理のアフターケアグッズなど、便利なアイテムなども活用して、すっきりと見た目もカッコいいアンダーヘアに整えましょう。
男性の陰毛は、意外と女性からも気にされています。特に恋人のアンダーヘアに困った経験のある女性は少なくないようです。見た目や衛生面の問題もあり、男性の陰毛処理に対して一般的には女性からも好印象。男性のちん毛や玉毛などのケアについて、女性の想いや問題点について紹介します。
女性の多くは、男性のアンダーヘアケアについてある程度好意的に捉えています。マイエルシーアンケート「【女性100名】男性のアンダーヘアについて」では、「男性のアンダーヘアは処理してほしいと思いますか?」という質問に対して46%の女性が「はい」と回答しています。「むしろ処理をしてほしい」と考える女性も見られました。
男性のアンダーヘアは処理してほしいと思いますか?
(2020年7月マイエルシーアンケート/【女性100名】男性のアンダーヘアについて)
「はい」を選択した理由としては、「不潔に見える」「チクチクや陰毛が顔にあたることで肌が荒れそう」といった理由が挙げられています。
また同じアンケートでの「アンダーヘアケアをしている男性は好印象ですか?」という質問では72%の女性が「はい」と回答しています。整えているアンダーヘアは、きちんとした印象を与えるとともに、衛生面など自分の体にもパートナーの体にも気遣いができる象徴と言えるかもしれません。
アンダーヘアケアをしている男性は好印象ですか?
(2020年7月マイエルシーアンケート/【女性100名】男性のアンダーヘアについて)
男性のアンダーヘアの理想の形は、一般的に女性のものとは異なっています。上記でご紹介したアンケートの中で「男性のアンダーヘアの形で理想のものはどれですか?」という質問に対しては、「長さや量をある程度整えたナチュラル型」が68%と最も多くの票を集めました。
男性が思う女性のアンダーヘアの理想は「小さめの逆三角形」「ハイジニーナ」といった意見が多数派ですが、女性からすると、男性のアンダーヘアはツルツルよりある程度整えた程度の状態が好ましいようです。
人によって形の理想やパートナーへの要望は違うため一概には言えませんが、男性が理想とする女性のムダ毛ケアのあり方とそっくり同じには考えないほうが良いでしょう。
男性のアンダーヘアの形で理想のものはどれですか?
(2020年7月マイエルシーアンケート/【女性100名】男性のアンダーヘアについて)
彼氏の陰毛について困ったことが起こりやすいシーンは、やはりラブタイムの最中です。同アンケート内の「ラブタイムで男性のアンダーヘアが原因で困ったことがあれば教えてください。」という質問では、オーラルをしたときに口に毛が入る、コンドームをつけにくい、挿入時に毛先があたって痛いなどの回答がありました。
パイパンにしている女性だと、男性の毛が当たって痛かったり、お互いにケアしていないと、陰毛同士が絡まったりする恐れもあるでしょう。
パートナーのためを考えるなら、思いやりの面でも多少の陰毛処理は必要になるかもしれません。陰毛が気になってラブタイムに集中できないのは、お互いに惜しいことです。
彼氏や男性のアンダーヘアケアについて女性からはおおむね好評ですが、実際に男性で陰毛処理をしている人はどれくらいいるのでしょうか?なかなか同性同士でも話題に上らないことですが、初めてケアをするのであれば周りの男性の様子も知っておきたいもの。陰毛処理をしている男性の割合や一般的な整え方を知っておきましょう。
「ハイジ男子」とは、アンダーヘアケアをしている男性全般を指す言葉です。アンダーヘアが全くない「ハイジニーナ」から作られた言葉ですが、ハイジ男子が全員ハイジニーナを目指しているとは限りません。とはいえ、何らかのケアをしている男性は全体の約7割にも上るとされており、男性のアンダーヘアに対する意識の高さがわかります。
日本と海外では、男女ともにムダ毛やアンダーヘアケアについての考え方やマナーが異なります。日本ではまだ男性の陰毛処理への認識は低いですが、海外、特に欧米では男性もアンダーヘアケアを行うのが一般的です。反対にほかの部位のムダ毛については寛容で、脇や腕の毛はどちらでも良いものの、陰毛のケアをしていないとNGと思われる傾向が強くあります。
男性のちんげや玉毛などの処理を行う際は、デリケートな部位であるぶん適切なアイテムの使用が必要です。たとえば専用のトリマーやヒートカッターを使う、ブラジリアンワックス、メンズ脱毛サロン、医療脱毛に通うなどの方法が選ばれています。自宅で行う処理としては、除毛クリームも便利でしょう。
一方、毛抜きでの処理は毛穴周りを傷つけ、炎症を起こしやすいのでおすすめできません。毛を熱で切るヒートカッター、毛を溶かす除毛クリームは仕上がりがチクチクしにくくなりますが、除毛クリームは毛を溶かすため、どうしても肌への刺激が強くなり肌荒れするリスクもあります。できれば、専用のヒートカッターでチクチクのケアもしながら整えるのがベターです。
男性が陰毛を処理することには、いろいろなメリットがあります。衛生面やラブタイム中にパートナーに不快感を与えないだけでなく、ワンランク上の男性としてスマートで都会的な印象を演出することもできるでしょう。男性の陰毛処理によるメリットについて詳しく解説します。
男性も陰毛を処理しておくことで、VIOを清潔にしておけます。女性の間では、VIO脱毛が生理中などの蒸れや臭いを防ぐことは知られていますが、男性でも同様の実感が得られるのです。
生理こそありませんが、男性の陰部もデリケートで臭いの発生リスクが高い部位。陰毛が減る・短くなることで、蒸れにくくなります。また、IラインやOラインをケアしていると大便の際も清潔にしやすくなるでしょう。
水着になったときに陰毛がはみ出しているのは、男性もできれば避けたいところ。陰毛が気づかないうちにはみ出ているのは恥ずかしいものですし、周りから見ても驚く人は多いでしょう。形を整える程度でも陰毛を処理しておけば、夏の海やプールでも堂々と水着姿を見せられます。
ラブタイムでのパートナーの不快感や痛みなど、負担を軽減できることも大きなメリットです。口に毛が入る、相手の毛と絡まって痛いなど、楽しいラブライムを損ねるリスクを減らせるでしょう。また、パートナーがパイパンの場合、男性の陰毛のこすれが黒ずみや痛みの原因になることもあります。
ふと部屋の床を見たときに、陰毛が落ちていることはありませんか?頭髪もそうですが、体毛は一定の周期で抜け変わるため、自然と部屋などに落ちることがあります。
お風呂やトイレはまだしも、部屋にちらほら落ちているちんげは、彼女としては微妙な気持ちになりそうです。縮れた陰毛は、落ちていても髪の毛と全く違って見えて、誰にでもわかってしまうもの。掃除をしているつもりでも、意外なところに落ちていることもあります。
その点きれいに処理しておけば、陰毛が落ちるリスク、目立つリスクを減らせるでしょう。ハイジニーナ脱毛はもちろん、短くカットされているだけでも「陰毛が落ちている」と気づかれてしまうことは大分減らせます。
男性が陰毛処理をすることは女性からは好印象かつ、男性の間でも広く受け入れられていますが、良いことばかりではないようです。慣れないケアをしたことによる影響や、選んだ処理方法によっては起こり得るリスクなども考えておいたほうが良いでしょう。
ムダ毛処理のあとは、皮膚がダメージを受けて荒れたり赤くなったりすることがあります。どのような処理であっても保湿などの基本的なケアは最低限必要となり、ムダ毛処理をしたことのない男性にはそうしたアフターケアが面倒に感じるかもしれません。さらに、剃った陰毛は再び生えてきますが、生え途中の状態はチクチクして、伸びるまでかゆく感じる可能性もあります。
永久脱毛は自己処理の必要がなくなる快適な手段ですが、一度完了すると元通りに戻すのは難しくなります。
海外では当たり前と言える男性のハイジニーナ(パイパン)ですが、日本ではまだ少数派。思い切ってやってみたは良いものの、あとから「やめておけば良かった」と後悔する可能性もあります。永久脱毛を考えているなら、あまりに斬新なデザインや広範囲の脱毛をいきなり実行するのはおすすめしません。
温泉など、不特定多数の人が裸で過ごす場所では、陰毛を処理していることに驚かれる可能性もあります。特に世代の違う人にとっては、男性の脱毛は珍しく見えるかもしれません。しかし最近は男性で処理している人も増えているので、あまり気にする必要はありません。
周りの関係ない人の目よりも、自分の意思や彼女とのラブタイムでの利点を重視するほうが良いでしょう。
陰毛の脱毛をする場合サロンやクリニックで施術を受けますが、部位が部位だけに第三者に見られるのは恥ずかしいものです。脱毛のためには下半身をまじまじと見られるため、温泉などよりも羞恥心は大きいでしょう。
とはいえ施術者はプロであり、何人もの施術をしているので何とも思ってはいません。実際に意識しているのは本人だけなので、一度勇気を出して受けてしまえば平気になるはずです。
ここまで男性の陰毛処理の必要性を見てきましたが、いざケアしたいと思ってもどのように整えれば良いかわからないということもあるでしょう。お手本やアンダーヘアケアをしている先輩などが見当たらない人は、まずは基本の考え方や形、長さを知る必要があります。それから自分の好みの形を選んでいきましょう。
そもそもアンダーヘアは「Vライン」「Iライン」「Oラインと呼ばれる3つの部位に分かれています。それぞれのパーツを意識して処理することで、理想のアンダーヘアが作れるでしょう。
Vラインは、両足の付け根にあたる両サイドのV字型の部分を指します。ブリーフの脇からはみ出る毛を処理するのが一般的です。
男性のIラインは、金玉袋・陰茎周りから股の間を指します。玉毛や竿毛などによって蒸れ・臭いが出やすいため、全部剃るか脱毛する人も珍しくありません。
Oラインは、お尻と肛門周りを指します。こちらも衛生面から全部処理する人は多いようです。
男性のアンダーヘアの理想形は、基本的には自然に整えたナチュラル型がおすすめです。こと男性に関しては、全部剃る、抜くよりも自然な形に整えられた状態のほうが人気があります。
I・Oラインはきれいに処理して、Vラインは下着からはみ出ない程度に整えれば、蒸れなくて快適かつ女性からも整っていて好印象な形になるでしょう。
男性のアンダーヘアには、主に以下のような形があります。
あえて目立った処理はしたくない、ワイルドさを見せたい人に選ばれるのがジャングル型です。多少、形や長さを整える程度で自然な陰毛に見せます。
整えつつもナチュラルに見える形です。竿毛と玉毛をすっきりさせるため衛生面も安心と言えます。
陰茎の手前までの部分に四角く毛を残したデザインです。陰毛の横幅が減り、すっきりして見えるとともに足長効果も期待できます。
自然さと清潔さのバランスが良く、男女ともに人気のデザインです。Vラインがきれいになることで、際どい水着も着こなしが決まります。
VIO全部の陰毛を処理するのがハイジニーナです。衛生面で快適なほか、ラブタイムには女性に負担がなく、ムダ毛による抵抗がなくなるぶん感度が上がるとも言われています。
アンダーヘアの形のうちハイジニーナのメリット・デメリットが気になる方は下記記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
生まれて初めてアンダーヘアケアをするという方は、安心かつ安全な方法で陰毛処理を始めましょう。ラブコスメから男性のアンダーヘアケアの基本的な手順とポイントを提案します。アンダーヘアをカットするための準備からVIOの部位ごとの処理方法まで、詳しくまとめました。
VIOのケアは、服を脱いでそのまま剃れば良いというわけではありません。まずは準備を整えましょう。必要なグッズを揃えたら、アンダーヘアを剃りやすい状態にします。清潔にできるうえに、毛が温まることで柔らかく剃りやすくなるため、お風呂上がりがベストタイミングです。
~準備するもの~
毛の絡まりを防ぐクリームやソープ
手鏡
専用のヒートカッター
陰毛を安全にカットするなら、専用のヒートカッターが必要となります。ラブコスメの「Vライントリマー」「Iラインシェーバー」は初心者にも扱いやすくおすすめです。
Iラインシェーバー
見えない部分までケアされていて、しっかり整っていると自分も彼も嬉しい!清潔感を感じることでオーラルをされる時間が増えたり、思いっきり大胆な姿勢で感じ合うことができるかもしれません。
初めての方でも簡単にできる定期的なお手入れで、ヌードに磨きをかけていきませんか?
商品 | おすすめ度 | 価格 | ポイント | 商品ページ | ヒートカッター式 | Iライン特化 | エステティシャン監修 | バッテリー | サイズ | こんな方に |
Vライントリマー | (5 / 5.0) | ¥4,191 | VIOのもじゃもじゃ・ゴワゴワ・下着からのはみ出しをケア! | 詳細を見る | 充電式(USB) | 本体/直径 縦約3.727cm、横約2.942cm、長さ約15.244cm、重量約51g | ・もじゃもじゃ感、はみ出し ・処理時のチクチク感が気になる ・デリケートゾーンのムレや臭いをケアしたい | |||
Iラインシェーバー | (4.5 / 5.0) | ¥4,380 | Iラインの気になるムダ毛を剃って整え、ショーツに収まりのいい状態にサポートするシェーバー! | 詳細を見る | 充電式(USB) | 本体/直径 縦約32mm、横約31mm、長さ約151mm、重量約42g | ・下着を脱いだときの毛量や長さの見た目を何とかしたい ・整えているけれどすぐにはみ出してしまう | |||
Ecxia ヒートカッター | (4 / 5.0) | ¥2,990 | お手入れ初めてでも安心!※PR商品 | 詳細を見る | 商品ページを参照 | 商品ページを参照 | 商品ページを参照 |
ひと口に陰毛と言っても、VIOの部位ごとに適した処理方法があります。失敗しないためにはパーツで分けて処理しましょう。
~Vラインの整え方~
STEP1:ブリーフや水着からはみ出る部分など、カットしたい部位を決める
STEP2:カットする部分はヒートカッターできれいにし、毛を残すVゾーンは長めにカットして形を整える
~Iラインの整え方~
STEP1:手鏡でカットする部分を決める
STEP2:足の付け根から中心へとカット
STEP3:玉毛は、金玉を抑えながら剃る
Iラインは玉袋の皮膚などたるみがあり、難易度の高い部位です。特に金玉付近の毛を処理する時にシェーバーを使うと深く切れてしまう恐れもあるため、玉毛にはヒートカッターをおすすめします。また、深剃りを追い求めてはいけません。
~Oラインの整え方~
STEP1:全体的に尻毛をカットしていく
STEP2:肛門周辺は襞を傷つけないよう、片手を添えながらカット
ケツ毛を残すとあまり衛生的でなく、見た目も良くないため全部剃ってOKです。尻毛にはIラインシェーバーのような小さめのヘッドの電気シェーバーが使えますが、肛門周辺は慎重に行う必要があります。
男性がアンダーヘアを整えるときには、いくつかの注意点を守ることが重要です。自己流で整えると、上手に仕上がらない場合もあります。あとで不快感を覚えたり彼女に嫌がられたりしないように、アンダーヘアを整えるときのポイントをチェックしておきましょう。
最初から大きく剃ってしまう、短くしすぎてしまうと、やり直しがききません。永久脱毛でないにしても、一回処理するとしばらく伸びるのには時間がかかります。初めは様子を見ながら慎重に行いましょう。やりすぎないためには、範囲は小さめに、長さは小刻みに整えていくのがおすすめです。
陰毛を剃ったら、剃ったあとのチクチクをケアも忘れず行いましょう。短くしたまま放っておいたり、そもそも手入れをせずにいたりすると、毛質によってはかゆくなることがあります。また、パートナーの女性もラブタイム中に当たって痛いと感じやすくなるため要注意です。
陰毛の処理後には、男女関係なく使えるアンダーヘア専用トリートメント「シナヤカウォッシュ」が効果的。3分パックするだけでしなやかな肌触りへと導きます。
シナヤカウォッシュ
フワフワさらさらの自信あるアンダーヘアを目指すための、自宅で簡単に出来るアンダーヘア専用トリートメント。
男女ともに気になっている『質感』にこだわり、ふわふわでしなやかな女性らしい質感を演出します。ポイントは全体的になじませて3分間じっくりとパックすること。毎日のお風呂タイムで続けて使うことで、しっとりフワフワのアンダーヘアへ導きます♪
太くて目立つ陰毛はきれいになったけれど、周りの産毛のような細い毛が気になるという場合、電動シェーバーでサッと剃りましょう。 広い範囲にも手軽に使えて、全体の細い毛を短時間で処理できます。剃刀も便利そうですが、肌を傷つける恐れがあるので避けたほうが安心です。
陰毛の処理後は、肌の乾燥も気になります。デリケートな場所なので、すぐにジェルなどで丁寧に保湿しておきましょう。クリニックやサロンへ脱毛に通う場合も、十分に保湿をしていると皮膚が柔らかくなって、施術による脱毛効果をきちんと感じやすくなります。
陰毛処理は女性だけでなく、男性にも求められる時代になりました。多くの男性がちん毛や玉毛の処理を積極的に行うようになり、女性からも永久脱毛とはいかないまでも、ある程度整えてほしいという声が多く聞かれます。見た目や衛生面など、陰毛処理のメリットは多いと言えます。