「彼とのセックスでイケない」「セックスでイクという感覚が分からない…」、「オナニーではいけるけど、SEXではいけない…」など、セックスでイケないことに悩んでいる女性は多いことが分かります。さらに、クリトリスではイケるけど、「中でいけない」という場合もあります。

でも、安心してください！セックスでイクためのコツや方法などを覚えていけば、きっと挿入中にオーガズムを迎えられるようになります。

今回はセックスでイケない原因を明らかにして、セックスでイクための方法とコツを紹介していきます。

実はセックスでイッたことがない、あるいはイキたいのになかなかイケない…というお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

イクとは、性器を通じて快感の頂点を得ることです。女性のイク時の感覚は、「真っ白になる」「宙に浮いたよう」「ジェットコースターの落ちる瞬間」など、人によってその体感表現はさまざまです。統一感がないので、これでイったというのは分かりにくいです。

しかし、実際には女性がイク時に、身体的には以下のような変化をしていきます。

この伸縮した子宮は１５分程度で徐々に元に戻っていきます。つまり、女性の「イク」の正体とは「子宮の伸縮運動」のことを指します。

オナニーではイケるのに、エッチではイケない。また、クリトリスの愛撫ではイケるのに、膣内でイケないなどの悩みもあります。

実際、ラブコスメが行なったアンケート調査によると、女性の約５割（２４０名中１２８名）もの方が「セックスでイケない」でいることが分かりました。２人に１人が実はセックスでいけないという、かなりの確率なのです。

セックスでイッたことはありますか？（2014年3月ラブリサーチアンケート/女性240名）

ある：112名

ない：128名

「ある」と答えた方のコメントは？ （2014年3月ラブリサーチアンケート/女性240名）

クリトリスの方が感度がいい。

ペニスにカリがGスポットを通過する時にシゴクように締める。

お互いの感じるところをちゃんと話しておねだりする。

「ない」と答えた方のコメントは？ （2014年3月ラブリサーチアンケート/女性240名）

彼が初めての相手で、Ｈ経験が少ないうえに、お互い忙しくて月に１回程度しか会えないので痛い事も多くてイクどころじゃない。

気持ちよくなり始めると相手がイってしまう。

旦那のテクニック不足。

「セックスでイケないのはおかしいの？」「中イキできないのは変？」「ひょっとして私はエッチが感じにくい体質なのでは？」「挿入が気持ちよくなくて、いけない」「実は正常位だとイケない」と、そんな不安を持っているのは、実はあなただけではありません。

さらに、実際に相手に気を使ったイッたふりの演技をしている女性も多いのです。

実際アメリカの研究者ヒューゴ・マイアロン氏が１万６千人の男女を対象にオーガズムについて研究を行ったところ、７６％もの女性が「イッたふりをしたことがある」という結果になったそうです。

そして、演技をしているのは女性だけとは言い切れません。自分が挿入でイケなくても、彼が毎回イッているから「満足してくれている」と安心してはいませんか？

男性も「イッたふり」はしないまでも、興奮が高まらず「義務的に射精する」こともあるようです。また、男性の場合は「膣内射精障害」と言って、オナニーやフェラではイケるのに、女性の膣の中でイケないなどもあります。これについては下記の記事で詳しく扱っているので、ぜひ参考にしてみてください。

彼が中でイケない…原因と解決法は？

中折れの原因と改善方法は？

セックスでなかなかイケない場合、そこには何かしらの原因があります。例えば、精神的な理由、体質的な理由、相性的な理由、体位的な理由などです。

要するに女性のコンディションが悪かったり、男性の愛撫が不十分だったりすると、イクのは難しくなるといえます。それぞれの原因を詳しく確認してみましょう。

一般的にオーガズムは、精神的にリラックスしている状態のほうが得やすいといわれています。ですから、セックス経験が浅くて緊張している時には、オーガズムに達しにくいのです。

さらに「イかないと」という焦りやプレッシャーがある場合にも、緊張は強くなりオーガズムを得にくくなります。

また、普段は特に問題はないけれど、仕事やプライベートで過度のストレスを感じていたり、２人の関係がうまくいってなかったりする場合、彼に対して隠し事や後ろめたさがある場合などには、セックスに集中できずにイキにくくなるケースがあります。

また、いつも頭の中で違うことを考えていたり、時間ばかり気になったりしてしまう人も、なかなかセックスでイケなくなってしまいがちです。

そもそも体質的にオーガズムを得にくいという人はいます。例えば、セックス経験が浅く性感帯が十分開発されていなければ、性的刺激が単なる痛みとなってしまいます。

また、愛液が分泌されにくく濡れにくい体質の場合はピストンによる摩擦が強すぎるため、やはり快感よりも痛みのほうが勝ってしまいます。

ほかにも女性の体はデリケートですから、身体に何かしらのトラブルが起きている可能性もあります。具体的にいうと、膣が傷ついていたり、性感染症にかかっていたりするなどです。

また、膣が狭い、処女膜が厚いなどが原因でセックスに支障が出ているなど、肉体的な問題があるかもしれません。

セックスは彼と一緒に行うものですので、彼に原因がある可能性は少なくありません。特にあなたが「ひとりエッチならイケるのに…」という場合はなおさらです。

事例を挙げればキリがありませんが、例えば、愛撫がうまくない、配慮が足りない、ペニスが小さい、早漏ですぐに終わってしまうなどがあるでしょう。

ただし、普段オナニーでイケるのにセックスだとイケない場合は、あなた自身が間違ったオナニーのやり方をしている可能性もあります。自分の好きな刺激でないとイケない体質になっていないか、振り返るようにしましょう。

それでももしパートナーに問題がありそうなら、一度、しっかりと話し合うほうがいいかもしれませんね。

人それぞれにオーガズムに達しやすい体位・体性があるため、イクためにはセックス中の体位・体勢なども重要です。

例えば、イク時に足を伸ばした状態にするとオーガズムを得やすいという女性は多いです。しかし、正常位やバックなどでは足に力が入れにくいため、セックスでイケなくなっていることもあります。

また、体位によってGスポットやポルチオ、クリトリスなどの刺激のしやすさも変わります。例えば、正常位やバック（後背位）では膣の奥まで付けますが、側位では挿入は浅めになります。

こうした体位の特徴もありますので、普段行っている体位が原因でイケていない可能性は十分にありますよ。

セックスでイケないときには、「単にイケないのか」それとも「気持ちいいと感じないのか」は明確に区別しておく必要があります。

前者は経験やコツで改善が期待できますが、後者は不感症といって性感帯を触られても感じない、気持ちよくない状態のことをいいます。この場合は原因に応じた治療が必要になります。

不感症の詳しい原因や治療などについては割愛しますが、ここで知っておいてほしいのは「セックスでイケない」と「セックスが気持ちよくない」は別の状態であり、それぞれ原因も異なるということです。

ですから、まずはあなたがどちらのタイプなのかを見極めた上で、適切な対応をとるようにしてくださいね。

なお不感症について詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてみてください。

もしかして不感症？もっと感じたい、女性が不感症になる原因と対策方法

ここまでのセックスでイけない理由に当てはまる項目がない場合、本当は十分にイくことができる性感帯や感度を持っているけれど、まだ自分自身が最高に感じるポイントを知らないだけというケースもあります。

一般的に女性は「Hのときにはココが感じる」というポイントはありますが、人によって性感帯は微妙に異なります。SEXでイケないというのは、まだ性感帯を刺激してみた経験が少なく未開発の状態であったり、パートナーと交際し始めたばかりで緊張が原因となる精神的なこともあります。

「自分はセックスでイクことができない、外ではイケるけど中イキできない体質なのかも…。」と、自分で決めつけてしまうのはもったいないことです。

試しにひとりエッチにチャレンジしてみたり、セックスの時は触られているところに感覚を集中し「Gスポットはあまり気持ちよくないけど、乳首は気持ちいいかも？」など、自分の体の声を聞くように性感帯を刺激される感覚を味わっていきましょう。

女性の中には「セックスでイケない」ことに罪悪感を抱く人がいます。また彼から「今までの彼女はイッたのに」と言われて焦る人もいます。しかし、そもそもセックスでイケないことは悪いことではなく、全くうしろめたさを感じる必要はありません

男性のオーガズムに比べ女性のオーガズムはそもそも難易度が高く、オーガズムを感じられるようになるまで「練習」と「開発」が必要です。また、セックスでイケないのには複数の理由があるため、女性だけが原因というわけでもありません。

女性がオーガズムしないということと、セックスが気持ちよくないということはイコールではありません。オーガズムは感じなくても十分気持ちいいセックスというのは存在します。

痛いセックス、気持ちよくないセックスは改善する必要がありますが、オーガズムしていなくてもセックスが十分気持ちよければ、何かを無理に変えたり「オーガズムしなければ」という義務感を持つ必要はありません。

また、セックスでイケない時、女性がイク演技をする場合とありのままを彼が知っている場合があると思います。セックスを盛り上げるために演技をするのが悪いというわけではありませんが、「イケないけど気持ちいい」と彼に言える関係性も、とても大切です。

彼とのセックスで最初からオーガズムできるのはとても素敵ですが、すんなりオーガズムできないセックスから得られるものもあります。

そもそもセックスはコミュニケーションです。お互いの体をじっくり知るための時間でもあるのですが、最初からオーガズムができてしまうと「正解パターン」のようになり、お決まりの流れになってしまうことがあるのです。

一方で、イケないセックスは、「どうやったらイケるだろう」と彼女の体の隅々の反応を調べ沢山の工夫をします。そんな時間が２人の間に特別な絆を作ることもあります。

そしてセックスにおいて「オーガズム」は、１つの流れが切り替わるポイントになりやすいです。そのため本当は「もっとじっくり責めてほしい」「もっと長く愛されていたい」と思っても、女性がイッたタイミングで「じゃあ次は自分がイク番」とばかりに男性がオーガズムするための流れに切り替わってしまうことがあります。

それに対してイケないセックスは、彼女をイカせようと頑張る彼からじっくり丁寧に攻めてもらえるので、最終的な満足度は十分高いということもあります。

イケないセックスにもメリットはありますが、それでも「中でイケるようになりたい」と強く思うかもしれません。

中には彼氏以外の男性によるサービスを頼ってでも彼のために中イキができるようになりたいと願う女性もいるようですが、多数のトラブルが報告されているので控えましょう。何よりも、「中イキ」を習得するために彼女が自分以外の男性と性行為を行うことは彼氏も望まないはずです。

中でイク為に必要なのは、練習と開発です。他の人の手を借りなくても、ラブグッズなどで少しずつ感覚をつかんでいけば多くの女性が中イキを習得できます。 「憧れの中イキを体験したい」「彼とのセックスで中イキをしたい」と思うのであれば、是非自分で開発して中イキにチャレンジしてみましょう。

セックスでイケないという人の中には、ひとりエッチ（オナニー）をしたことがない女性も多いかと思います。それならまずはオナニーで一度「イク」という感覚を覚えるのがいいでしょう。

一般的には「性感帯の開発」などといわれますが、オナニーでイケるようになればセックスでもオーガズムを得られる可能性が高まります。恥ずかしいと思わずに、「自分磨き」の一環として試してみてください。

「中イキ」とは、膣内にあるGスポットを刺激して得られるオーガズムのこと。Gスポットは膣口から３～５cmくらいの深さ、膣壁の上側(恥骨側)にあります。

清潔な中指を膣の中に入れて触ったときに、ザラザラとした感覚がしたら、そこが丁度Gスポットです。

Gスポットを自分で刺激する手順としては、膣内を傷つけないように、十分に濡らすことが大切。好きな人で妄想したり、レディースコミック、エッチな動画などで気持ちを高めましょう。そして膣の中を愛液でいっぱいにするために、時間をかけて乳首やクリトリスなど、気持ちがいい部分を刺激してください。

膣内に愛液が濡れたのであれば、中指を第二関節まで入れてみましょう。そのままGスポットを見つけて、こすったり押したりして刺激します。最初は違和感を覚えたり、気持ちよくてもイケなかったりするかもしれませんが、何度も繰り返しオナニーすることで中イキを経験できるようになります。

自分の指で触ってみたけれど上手くいかない、膣の中に指を入れることが怖いという場合は、ラブグッズを使うのもおすすめです。Gスポットの形状に合わせて作られたGスポバイブや中イキのやり方を解説した動画付きアイテムなど、上手に刺激してくれるグッズがあるので、初心者でもすぐに気持ちよくなれます。

外イキとは、外性器であるクリトリスを刺激して得られるオーガズムのことです。クリトリスの場所はおしっこが出る「尿道口」のすぐ上（お腹側）にあります。

ぷっくりとした突起状のかたちをしているので、触ればすぐに分かるはずです。普段から亀頭が見えている場合もあれば、興奮時だけ包皮がめくれて現れる場合もあります。

クリトリスの周辺は粘膜ですから、オナニーをするときには手をキレイにしてください。それから妄想やHな動画などで、自分の気分を高めていきます。そして、ゆっくりとクリトリスを触っていきましょう。ただこするだけでなく撫でる・摘む・引っ張る・押し付ける…など刺激の与え方はさまざまです。強さも単調ではなく、適当に変化させるのがイクためのポイント。決まったルールはないので、自分が１番気持ちいいと感じる触り方を研究しましょう。

クリトリスオナニーの最中に愛液で指が滑り、イキそうなのにイケない、イキそうにはなるけれど手が疲れてしまってイケないという場合は小刻みな振動を自在に与えてくれるクリバイブやローターを使って、まずは「イク」というところまでやってみましょう。

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オナニーでイケない

クリトリスやGスポット以外でオーガズムを得たいなら、乳首やスペンス乳腺などを開発するのもよいでしょう。

乳首はバストの突起部分ですので分かりやすいと思いますが、スペンス乳腺はおっぱいの外側の付け根部分にある性感帯です。

イクためには十分な開発が必要ですので難しいのですが、それでも感度を高めておくことはセックスでイクことにつながります。時間があればオナニーのときにも触るようにしていきましょう。

これがイクってこと…？

セックスの基本体位といえば、正常位、騎乗位、座位（対面座位）、後背位（バック）、側位の５つがあります。それぞれ特長が異なり、例えば、騎乗位や座位なら女性が主体的に動けますよ。

また、側位ならスローセックスを楽しんだり、Gスポットを集中的に攻めたりもできます。

もしこれらの中で試したものがないなら、まずは基本体位を取り入れてみてセックス中のオーガズムを目指すのがいいかと思います。

ただ、「全ての基本体位を試したがイケなかった…」という人もいるはずです。そうであれば、女性が足を伸ばして挿入する「伸長位」、女性が背中を向けて騎乗位をする「背面騎乗位」、女性が足を曲げた状態の正常位である「屈曲位」、女性がうつ伏せになり後ろから挿入する「寝バック」などにチャレンジするのもありです。

セックスの体位は様々ですので、きっとあなたも彼も満足できる体位があるはずですよ。もっと詳しく知りたいという方は下記の記事も参考にしてみてください。

セックスの体位

騎乗位のやり方

背面座位（座りバック）

正常位のやり方

イキやすい体をつくるためには、日々の自分磨きが大事。女性の体はデリケートなので無理は禁物ですが、イケないことに悩んでいる方は一度は「ラブグッズ」を試してみる価値があるでしょう。

ラブグッズに抵抗があるという方も、ラブコスメでは見た目も爽やかで使いやすい使用感のアイテムを揃えています。また、イクためには心の状態も大事！ということで、心を磨くアイテムのご用意もあります。

一例と、実際に使用したお客様の声をご紹介します。

『自分じゃないみたいにみだれまくっちゃいました』

使い始めて、指でですが中イキも体験しました。気持ちよすぎて癖になりそうです。濡れまくるので彼も喜んで、前よりもっと仲良しになれました

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女性がイクことは、男性がイクことの何倍もの快感といわれています。しかし、セックスをしてもイケないという女性は少なくありません。

その程度は人それぞれ異なり、イクという感覚が分からない人もいれば、「もう少しでイケそうなのに…」という人もいるでしょう。イケるかどうかはほかの人と比べる必要もありませんので、自分のペースでゆっくりとセックスでのオーガズムを目指すようにしましょう。

これまでイッたことがない女性は、まずはオナニーでイく経験を積むのがおすすめです。中イキ、外イキなど、様々な種類のオーガズムがあるので、自分に合ったやり方を見つけてください。

セックスは、愛する彼との究極のコミュニケーションです。それなのに「正直ひとりエッチのほうが自由気ままに快感をコントロールできて気持ちいい」というのは寂しいものです。セックスの満足度は女性が主体的になることで格段に変わってきます。

まずは自分の体をよく知り、彼と肌を重ねあわせながら自分好みのセックスを見つけていってくださいね。

正しい中イキの開発方法ともっと気持ちよくなるコツについては下記記事で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

膣を開発！

中イキ用におすすめバイブ３０選！