「彼の前戯の時間が短い」「彼が前戯をしてくれない」など、彼の愛撫に物足りなさを感じたことはありませんか？
前戯とは、女性が愛撫によって性的興奮を高め、ペニスの受け入れを整えるために欠かせない時間です。ここをおざなりにしてしまうと、愛液の分泌量が少なく、挿入になっても気持ちよくなく、オーガズムまで至らない場合もあります。
これまでラブコスメには、多くの女性たちから「前戯の時間が短い」「前戯が気持ちよくない」「彼の前戯はなし！」というお悩みが寄せられています。そこで、女性が気持ちいい前戯のやり方やコツを見つけるために、今回は改めて理想の前戯に関する本音のアンケートを実施してみました。
前戯の時間はどのくらいですか？
４０分以上／7件
２０～４０分程度／23件
５～１０分程度／27件
１０～２０分程度／43件
今の前戯の時間は理想と比べてどうですか？
長い／5件
ちょうどいい／40件
短い／55件
理想の前戯時間は？
５～１０分程度／5件
４０分以上／12件
１０～２０分程度／32件
２０～４０分程度／51件
アンケート結果によると、平均的な前戯の時間は１０～２０分程度。「ちょうどいい」と思っている方も複数いらっしゃいますが、過半数以上の女性が理想の愛撫時間を「２０～４０分くらい（今よりも少し長い）」と回答しています。
どんな前戯をしてみたいですか？
ラブローションを使って、お互いの気分をより高めあえるような触れ合い。
ゆっくり全身を触りあいたいです！いつもデコルテ→胸→指で少しだけ慣らして即挿入なので、もっとゆっくり盛り上がっていきたいです。
会話をしながら、全身を愛しく触れる。挿入するために懸命に触るのではなく、大切に触れる。
抱き合ったりオーラルでお互い気持ちよくなったり愛の言葉をささやいたり。
ひたすらいちゃいちゃしたい。 優しく触れてもらったりキスしたりするのが好き。
お互い触れて欲しい所伝え合いながらリラックスした雰囲気を作ってコミュニケーションを十分とる。
せっかくプエラリアで念入りにケアしているので、もっと胸とか肌に触れて欲しい。デリケートゾーンを舐めあったりもしたい。十分に濡れてから挿入したい。
共通意見として「気分が高まるような触れ合い」「焦らし」「心地いい会話」が挙がりました。やはり多くの女性は、肌を密着させた触れ合いや、長い時間のスキンシップなど、愛情が深まるような、時間をかけた長い前戯を求めてました。
丹念に自分磨きをした滑らかな肌を、大切なパートナーに触れられながら、時折愛の言葉をささやかれ、包み込まれるように抱き締められる…。
「愛されている」と実感できるような前戯は、女性の心も体も満たしてくれそうです。
その他、前戯の不満などがあれば教えてください。
すぐにしたいと思っても少しはイチャイチャして雰囲気を作ってほしいです。
指で激しくされすぎると、その先に進む気がなくなってしまうので優しめにして欲しい…
とにかく短時間なのが不満です。あとはもっと優しく触ってほしいですね。力が強いと気持ち良いより痛いが勝る
いつも一緒のやり方ばっかりで、飽きる。
触ってほしいところには触ってもらえず、向こうの触りたいところだけ、向こうの好きなように触られて終わり、なこと。
ほんとはしてほしいことが伝わらない、相手がその部分に興味がない
ほとんど前戯なし！もっと長くやって欲しい
前戯に対する不満については「すぐに挿入に進む」「テクニック不足」「気持ちいいポイントがズレている」「愛撫の手順ややり方がマンネリ」などが、共通する意見として多く挙げられていました。
おそらく男性側が「女性はこうやって愛撫すると感じる」という思い込みから、間違った愛撫方法を続けてしまい、このように前戯の不満に繋がってしまうのかもしれません。また、「彼女を感じさせたい、喜ばせたい」という純粋な思いが女性側には伝わっていないということもありそうです。
また、男性の前戯が短くなってしまう理由としては、男女の前戯に必要としている時間の差がありそうです。
さらに、男女のオーガズムの中身の違いによっても、前戯が短くなってしまうこともありそうです。女性は長く何度もオーガズムを感じる特性があり、男性は射精のタイミングで激しいオーガズムをほんの一瞬だけ感じる特性があります。そもそものオーガズムの感じ方の違いによって男性の前戯が短くなってしまうのです。
男性の「前戯が短い」理由は、このような男女のオーガズムの特性や基本的な体の構造の違いにより、男女間で前戯の認識に差が生まれているからとも言えそうです。女性からすると「前戯が短い」「もっと長くしてほしい」と思っていても、そもそも男性はそうは思っておらず現状の前戯で満足しているのが前戯の短さに繋がっているのかもしれません。
男性はすぐに性的興奮を感じ、挿入すればすぐに射精に至ることができます。そのため、女性も前戯をすれば、すぐに気持ちよくなり、濡れたらすぐに挿入できると思ってしまいます。女性は前戯が不十分だとオーガズムを迎えられないということも気づいていない場合があります。
どんな前戯が感じるのかを伝えたり、女性から長い愛撫をしてあげれば、彼もそれに応えるべく丁寧な愛撫をしてくれて、オーガズムまで連れて行ってくれるでしょう。
男性が前戯で興奮しすぎて我慢できず、すぐに挿入したくなり、挿入してもすぐにオーガズムに達してしまうこともあります。そんな場合は、前戯で彼を先にイカせてあげてましょう。
一度オーガズムに達すると適度に興奮が収まり、今度はお返しに…と彼の方からじっくり愛撫をしてくれるはずです。早漏で早くイク男性は、復活も早い場合も多いです。また、彼が長く前戯をしているうちに、再び興奮してくることもあります。
男性のオーガズムは射精の瞬間だということや、アダルトビデオなどの影響により、男性は前戯よりも挿入を重要視する傾向があります。しかし、女性が重要視するのは、挿入よりも前戯の場合も多いです。「たくさん時間をかけて体を触れられると愛情だけではなく、挿入でもより感じる」ことを伝えられると、お互いのラブタイムの満足度が高まりそうです。
直接「前戯が短い」と本音を言葉で伝えるのが難しいなら、あなたから彼に丁寧な愛撫をして、前戯の時間を長くしてみてください。お互いを思う気持ちが伝われば、彼の前戯にも変化が生まれて、今よりも長く、理想的な前戯になるはずです。
では、なぜ女性は男性の前戯が短いと思ってしまう傾向があるのでしょうか？それは、オーガズムに到達するまで男女には大きな差があるからかもしれません。
前戯なしの「ファストセックス」というものもあります。時間のない朝や忙しいとき、マンネリ気味なときなどにはいいかもしれませんが、オーガズムに達するためには前戯は必要です。
まず、男女のオーガズムの移り変わりは、以下の４つのフェーズに分けるのが一般的です。（アメリカのW.マスターズとV.ジョンソンによる研究より、1954年）
1. 興奮期
セックスでの前戯が始まると、男性はすぐに性的興奮し、ペニスもすぐ反応が表れ、挿入できる状態になります。
一方、女性の性的興奮の高まりは男性に比べてゆるやかです。キスや愛撫という直接的な刺激の他、彼からの愛情を感じるしぐさや言葉で徐々に高まっていきます。愛液が出てきて、腟の奥深くの部分が拡張し、子宮が上昇していくのも興奮期の特徴です。
女性への前戯では、時間をかけるために“焦らし”ながら行う方が性的興奮が高まりやすいです。
2. 平坦期
挿入すると、前戯や挿入開始で高まった興奮や快感が一定のところで止まる平坦期に入ります。
このように、男性は挿入をすれば射精まで一気に駆け抜けることができますが、女性はオーガズムを迎えるまでに時間がかかります。特に前戯が十分ではないと、女性は挿入してからのオーガズムまで至らないこともあります。
この男女の時間差のため、同時にスタートすれば、男性は前戯が短くなり、先にフィニッシュを迎えてしまうのは当然ともいえます。
つまり、女性は前戯にしっかり時間をかけて、気持ちよさを積み上げていくことが、セックスでオーガズムを得るためには必要なのです。
「前戯が短い」「もっと焦らされる前戯をしてみたい」そんな本音があるときは、女性側から男性に、このように伝えてみるのもいいかもしれません。いくつかのカテゴリ別に紹介します。
（１）痛い・的がズレている→もっとここをこうして…と手を誘導する
男性には「強く激しい刺激＝気持ちいい」と思い込んでいる方も少なからずいます。そんなときは、パートナーの手を優しく取って、自分が愛撫されたい部分に誘導してみてください。さらに、自分がされたい動きで、パートナーを愛撫してあげましょう。
（２）すぐ挿入になる→ゆっくり焦らされたい
毎回すぐに挿入に進んでしまう場合は、彼に「新しい快感を２人で感じてみたい」と切り出して、ラブローションを取り入れてみましょう。『ＬＣハーバルローション』をトロリと垂らしてマッサージすると、トロトロ、ねっとり…独特な感覚に包まれ、密着度の高い気持ちよさを感じられます。また、前戯としてお風呂全部がローションになる『ＬＣローションバス トロケアウ』を取り入れるのもおすすめ。非日常的な空間で、ただ触れ合うだけで気持ちいい…新しい快感に没頭できます。
（３）テクニック不足→愛撫時間を長くする
「前戯でオーラルをもっとされたい」というときには、食べられるラブローション『ラブシロップ』もおすすめ。とろりと垂らして舐めると、まるでメープルシロップのような味と香り。味や臭いを気にすることなくオーラルの気持ちよさに集中し、パートナーにも美味しく長く舐めてもらえます。
男性の前戯時間が短い理由は「やり方がわからない」「順番が分からない」「自信がない」など、テクニックにもあるかもしれません。また、「女性側の反応がない」「感じる部位がズレている」ことについては、さり気なく伝えて、２人で一緒にもっと前戯で感じあえるようにしましょう。
具体的な時間をかけた前戯の順番やテクニックをご紹介します。
まずは雰囲気作りから！間接照明やゆったりとした音楽などでまずはリラックス。非日常的な空間で感じたいときには、自宅よりもラブホテルやシティホテルでムードを出してみるのがおすすめ。
おしゃれなお酒やフルーツ、高価なチョコレートなどがあると、さらにテンションは高まります。
すぐに唇を重ねず、時間をかけて、じらしながら耳元や首筋、頬など周辺からキスをスタート。
女性は後ろから抱きしめられるのが大好きなので、後ろから包み込んで耳元でささやきながらだんだんと前に…という流れでもスムーズです。
シャツなど、前にボタンがあるものは、正面でキスをしたときにゆっくり上から外したり、後ろから前に手を回すのもおすすめ。
このときの動作はゆっくりと時間をかけて。耳元に息を吹きかけたり、あらわになった胸にキスしたりして盛り上げてみましょう。
すぐに乳首に触らず、バージスライン（外側のふくらみのライン）やアンダーバストをなぞるようにしてゆっくり触れましょう。
ここでも乳首には触れず、脇腹や乳房周りに指先を這わせるフェザータッチで興奮度を高めていきましょう。焦らしながら、ゆっくりゆっくりがポイントです。
バスト全体をゆっくりと揉みながら、乳首を指ではさんだりつついたりして、少しずつ触れていきましょう。
はじく、つまむなど幾つかの動作を繰り返すたびに、感じやすくなる方が多いので、息遣いや表情をみて舌先で舐めたり、揉みながら甘噛みしたり、バリエーションを入れていきましょう。
下着の上からゆっくり撫でましょう。上下、左右を繰り返しながら片方の手は乳首をつまんだり、乳房を撫でたり。
クリトリスと一緒に、パートナーが感じる部分を刺激すると、ムードはどんどんセクシャルに。
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しっかりと潤ってきたら、ゆっくりと奥へ。一般的には膣に中指を入れて第二関節あたりを曲げたぐらいに存在する、と言われています。
優しく触れたり、挿入したときに感覚的にこすらせるようにすると、感度が磨かれていくかもしれません。
乳房や乳首に愛撫をしながら「ここ、気持ちいい？」など、ささやくような質問からスタートさせてみましょう。
パートナーがどんどん感じてきたら「どこを触ってほしい？」「言わないと触ってあげないよ」など、Sっ気のある言葉をプラスしてみると、新しい刺激にも繋がるはずです。
理想的な前戯はお互いのオーラルをすることでもあります。フェラチオがない場合はパートナーにさり気なく「舐めて欲しい」とストレートに伝えましょう。
女性側は、ゆっくり、キャンディを舐めるようにスタート。舌先で先端を舐めたり、氷を転がすように睾丸を舐めたり。幾つかのバリエーションを取り入れていきましょう。
始めはゆっくりと、クリトリスに触れるか触れないか程度のキスを。その後、デリケートゾーンの周り（大陰唇）をゆっくりと舐めとるように行い、マッサージもプラスしてください。
いきなり舌を入れたり、強い動きはNG。とにかく常に優しく丁寧に。
STEP6、7の動きを２人で一緒にしてみましょう。片方の手は別な部分に触れたり、撫でたりして、心地良さを常に味わうように。
ムードのある前戯を目指すなら、いつもより長い時間をかけて、焦らし合いながら行うのも盛り上がるポイントです。
では、ラブコスメを使用して「こんな長い前戯ができた」「前戯で心の底から感じた！」体験談をご紹介します。
主人が私の体を抱え上げて私のも舐めてくれました。嬉しさと気持ちよさで、私は主人のものを十分に愛撫できなかったのですが、主人は執拗なほどになめてくれました。臭いが気にならなかったのかもしれません。
実に８年ぶりのシックスナイン！その後も、これでもかというくらい指で攻められました。シーツが冷たく感じるくらい濡れてしまうと「大変なことになってるよ。」と言いながら主人はようやく挿入してくれました。
（ぽちさん／35歳／会社員／ＬＣジャムウ・デリケートパック使用）
さっそく手に出してみると、本当にトロトロでヌルヌル！指の間で糸を引いて、視覚的にも興奮してしまいました。撫でてみると気持ちいい！旦那さんも火がついたのか私の乳首をいじりだして…すると声が漏れてしまう快感が！ヌルヌル感が気持ちよくて、まるでペロペロなめ回されているみたい。夢中になって、お互いに胸や乳首、大事なところをこすり合ってしまいました。
（ちづるさん／29歳／主婦／ＬＣハーバルローション使用）
※体験談はあくまで応募者の感想です。保証する効果・効能ではありません。個人差がありますのでご注意ください。
ご紹介した前戯テクニックやラブコスメを上手に使えば、彼の前戯がもっと長く、丁寧になるはずです。「前戯が短い」というお悩みを解決して、長くて気持ちいい理想的な前戯で思いっきりオーガズムを感じるラブタイムを過ごしましょう。また反対に、セックスが終わった後の過ごし方を知りたい時は、下記の記事を参考にしてみてくださいね。
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