この記事では、女性が気になる「オナニーで眠くなる」ことの原因について、女医の山下真理子先生監修の元まとめてみました。

なかなか寝付けない夜にベッドの上でひとり、オナニーをしたことがある女性は多いことでしょう。オナニーと眠気の関係を調査するために、ラブコスメでは「寝付けないときに、眠るためにひとりエッチをすることはありますか？」というアンケートを行いました。その結果「ある」と答えた人の割合は約83％になりました。

眠るためにオナニーをしたことがある人が多いのはわかりましたが、それではなぜオナニーをすると眠気が現れるのでしょうか。今回はオナニーと睡眠の関係や、質の良いひとりエッチのやり方などを紹介します。また、睡眠前にオナニーをする際の注意点も解説します。

より快適で満足度の高い夜を過ごしていただくためにも、安眠のためのオナニーに関する正しい知識を身につけていただければと思います。

冒頭に紹介したアンケート結果によれば、眠れない夜にひとりエッチをしている人が多いことがわかります。そして「ある」と答えた女性に向けて「その後、よく眠れますか？」と質問したところ、ほとんどの人が「熟睡です」、「ぐっすり！」、「心地良く眠れます」と回答していました。

もちろん中には「その時による」、「興奮して逆に…」という回答も見られます。しかし、このアンケート結果を見る限りは、なかなか眠れないときにオナニーをしてきちんとオーガズムに到達できれば、基本的には寝つきの効果は高まるとも言えそうです。それでは、どうしてひとりエッチの後に眠くなるのでしょうか？

次では、オナニー後に眠くなる理由について紹介していきます。

オナニー後に眠くなる理由は、オナニーによって体に様々な変化が起こるからです。例えば、オナニーによるほど良い疲れ、リラックス効果、セロトニンの分泌による満足感のアップなどが挙げられます。

これらは眠気を誘う要因になるので、オナニーをすると眠くなると考えられます。以下では、オナニー後に眠くなる理由をより具体的に解説していきます。

オナニーは性感帯を触るだけの行為に思われますが、比較的運動量は多いといわれています。消費カロリーは諸説あるのですが、1回あたり60～70kcal程度。特にオーガズムに到達した時には思っている以上にカロリーを消費しているそうです。

またオナニーをすると体温も上がり、その後、徐々に体温が下がるので眠りにつきやすくなります。このほどよい疲労感が眠気を誘ってくれる要因といえます。

オナニーで疲れる？

オーガズムに到達すると、体と心をリラックスさせる副交感神経が優位になります。人の自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあるのですが、副交感神経が優位になると、体は自然と心拍数や体温を下げて休めるような状態になります。

つまり、副交感神経が優位になることで体はリラックスし、眠気が増して、ゆっくりと眠れるようになるわけです。

オナニーによってオーガズムに達すると、脳内に幸せホルモンである「セロトニン」などが多く分泌されます。セロトニンが増えると体と心はリラックス状態になり、その日のストレスなども解消されます。

また、セロトニンは睡眠ホルモンである「メラトニン」の材料にもなります。このようにひとりエッチでオーガズムに至ると、体は睡眠しやすい状態になるといえます。

「エッチの後は眠れないのに、ひとりエッチのときはぐっすり眠れる」という声を聞くことがあります。

これは彼とのエッチの時とは違い、ひとりエッチの時は恥ずかしい格好をしても誰にも見られないために安心するからです。彼とのエッチの時よりも眠れる理由は、緊張が関係しているといえそうですね。

オナニーのやり方は人それぞれ異なりますが、少しの工夫でより質の高い睡眠へとつなげることができるといいます。

基本的なひとりエッチのやり方は、いつも通りで大丈夫です。ただもし、「よく眠りたいな」といった希望があれば、以下に紹介するコツを取り入れてみてください。

布団オナニーをする時は、部屋は照明や温度の調整をしておきましょう。部屋を少し暗くすることでより、眠気も誘いやすくなりますし、薄暗い中でならひとりエッチにも集中しやすくなります。

また、温度調整をすることはオーガズムに到達しやすくなるだけではなく、より眠りが深くなるために大切です。少し肌寒いくらいの温度に設定しておけば、体温も下がりやすく眠りにつきやすくなりますよ。

ひとりエッチするときは、リラックスできる格好をするのがおすすめです。例えば、柔らかい素材のパジャマを着たり、裸が好みなら洋服を脱いだりしましょう。オナニー後にすぐに眠ることを考えれば、リラックスできる格好でひとりエッチをするのは効率的です。

また、汗をかいてしまったときのための着替えや、デリケートゾーンを拭けるウェットティッシュなどを用意しておくといいでしょう。

睡眠前のオナニーではイケないと中途半端な気持ちになってしまい、ますます眠れなくなることもあります。そういう場合には、ローターやバイブなどのラブグッズを使ってみるのもおすすめです。

ピンポイントで性感帯を刺激できるので、指だけでイケない時でもオーガズムに至れる可能性があります。万が一のときに備えて、予備を一つだけ持っておくのもいいかもしれませんね。

その際温感タイプのラブグッズですと、心地良さに包まれやすく、入眠を誘いやすくできるかもしれません。

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エッチな気持ちを高めるために、アダルトコミックを読むという方法もあります。例えば、ラブコスメが提供しているエルラブは「寝る前の10分がもっと楽しくなる！」をコンセプトにした、女性向けのセクシャルコミックを扱った電子コミックサイトです。

スマートフォンやパソコンから、少しエッチでドキドキとする女性向けコミック（ティーンズラブやレディコミ）を簡単に読むことができます。

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せっかくオナニーで眠くなったのに、下手に動くとその眠気も吹き飛んでしまいそうです。眠くなるメカニズムを最大限活かしてそのまま寝るために、やっておいた方がいい準備を紹介します。

就寝前には、歯磨きをする・トイレに行く・パジャマに着替えるなど、人それぞれいつもすることがあると思います。大前提として、そういった就寝前の準備を済ませてから布団オナニーを開始しましょう。

布団オナニーに限りませんが、女性器を触ると手が汚れますし、ラブグッズも後片付けが必要になります。そんな時はコンドームを使用すれば、各段に後片付けが楽になります。

手でオナニーをする時は、指用コンドームとも呼ばれる「フィンガーグローブ（フィンドム）」を使用しましょう。オナニー後は指から外してゴミ箱に捨てるだけでOKです（元々入っていた個包装に入れて捨てれば、ごみ箱の汚れやにおいも気になりにくくなります）。

ラブグッズを使ってオナニーをする時は、バイブ用コンドームをかぶせてから使いましょう。こちらも使用後はコンドームを外して捨てれば、バイブの汚れを後から落とす必要がなくなります。

コンドームを捨てやすいように、自室のごみ箱はベッドから手の届く位置に移動しておくとよりいいでしょう。

指につけて使用するコンドーム風のフィンガーグローブ

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「フィンドム」は指につけて使用するコンドームです。指にしっかりとフィットするので抜けづらく、厚さわずか0.06mmと薄いので、繊細な動きが可能です。フルーツの香りのシリコンオイル付きで、滑らかな挿入ができるのも、嬉しいポイント。ISO取得済みの工場で製造されており、安心安全です。

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ひとりエッチをしたら、デリケートゾーンは清潔にしておくことが肝心です。そのままの状態だと蒸れてしまい、トラブルの原因になってしまいます。

なるべくそのまま寝るには、オナニー後にティッシュやウェットティッシュなどでデリケートゾーンを綺麗に拭くといいでしょう。こちらもあらかじめ用意しておいた小さな袋に入れてゴミ箱に捨て、朝片付けるといいでしょう。

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先ほど「ぐっすり眠れる！布団オナニーの方法」でも、部屋を薄暗くするのがいいことをご紹介しました。部屋の電気を常夜灯にした状態で布団オナニーをするのもいいのですが、もしリモコン式の照明でない場合は、枕元に間接照明を置くのがオススメです。

オナニー後にいちいち立って電気を消しに行かなくても、手の届く位置でスイッチを切ればすぐにいつも寝る時の暗さにして眠りにつくことができます。

オナニーによってオーガズムに至ると、体はリラックス状態になり眠りやすくなります。そのため、どうしても眠れない夜は、少しだけひとりエッチを楽しみながら快眠を目指すのもいいかもしれませんね。

その時はオナニー後に眠ることも考えて、寝やすい服装や環境なども意識するといいでしょう。

ちなみに布団オナニーは家族がいる環境でラブグッズ音が気になってしまう方にもおすすめです。布団の中で行うことで、振動音が伝わるのを軽減することができます。

オナニー前に、あらかじめ眠りにつくことができる準備をすることで、よりスムーズに快適な睡眠につなげることができます。オナニー後に眠くなる効果を上手に活用して、快眠を実現してみてください。

また、下記記事では他のオナニーの方法も動画で分かりやすく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

女性のオナニー

オナニーの効果

一人エッチのテクニック30選

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