ロールスロイスの体位のやり方とコツ! 気持ちいい変形バックのセックスを楽しむ方法

ロールスロイスの体位のやり方とコツ!AV男優のしみけんが発案した体位(たいい)!

セックス・エッチの悩み

ロールスロイス体位のやり方! セックス体位のバックの種類のひとつ

ロールスロイスという体位とは、人気AV男優のしみけんさんが考案して開発した体位です。高級車である「ロールスロイス」のエンブレムに、形が似ていることから名づけられました。

イメージとしては、後背位(バック)と背面座位の変形バージョンに近いものです。バックの体勢で挿入しながら、そのまま座位の形にすることでロールスロイスのエンブレムのような形に完成する体位です。

ロールスロイスのやり方

このしみけんさんが考案した注目のロールスロイスと呼ばれる体位は、本当に男性も女性も気持ち良くなれるセックス体位なのでしょうか。

ロールスロイスと呼ばれる体位の基本的なやり方と手順、そして気持ち良くなれるポイントについて詳しく見ていきましょう。

ロールスロイス体位とは?

先ほども紹介したとおり、「ロールスロイス 体位」は車のエンブレムのような形をした変形バックの事。ではこの体位の知名度はどのくらいあり、どのくらい男女に好まれているのでしょうか?ラブコスメでアンケートをとってみました。

ロールスロイスの体位の名前を知っている女性は約3割

ラブコスメではまず、ロールスロイスの体位の知名度について調査。女性に 「ロールスロイス」という体位を知っていますか?」とアンケートをしたところ「はい」と答えた方は約33%でした。

「ロールスロイス」という体位を知っていますか?(2021年7月マイエルシーアンケート/【女性300名】体位について ※回答数296名)

他の体位と比べてやや名前の知名度は低い方かもしれません。

また、「ロールスロイスの体位をやったことがありますか?」という質問では、はいと答えた方はさらに3分の1程度でした。

ロールスロイスの体位をやったことがありますか? (2021年7月マイエルシーアンケート/ 【女性300名】体位について ※回答数296名 )

ただしこれは「ロールスロイス体位」と実際の体位のポーズが結びついていない為に回答数が少なく出てしまっていたとも考えられます。

ロールスロイスの体位を好きな理由、苦手な理由

ロールスロイス体位をやった経験がある方に、さらにロールスロイスが好きな理由と苦手な理由についても質問してみました。その結果下記のような回答が集まりました。

~ロールスロイス体位が好きな理由~

気持ち良いところに当たっている感覚がある

奥まで彼が届くから

他の体位に比べて深く挿入されている感覚がするから。

体勢がエッチだから興奮するし激しくできるから気持ちいい

見た目がエロいから視覚的に興奮するのと、後ろ手に拘束されてる感じがM的に良いです。肉体の気持ちよさと言うより、脳的に気持ちいいです。

はじめてされたときはびっくりしたけど、性感帯にあたりとてもよかったのと征服された感じがして興奮してしまった。

逃げられない感じが興奮します

~ロールスロイス体位が苦手な理由~

まだ一度しかしたことがなく、お互いしっくりきていない感じでした。難しい体位とも聞くので、またしてみたらよさがわかるのかもしれません

バランスが取れなくて不安定になり、感じられない。(バランスを取ることの方に集中してしまう)抜けやすく、入れにくい

顔が見えないと怖い

股関節が硬いので、反る体位はしんどいです。

相手の顔が見れない、密着できる面積が少ない

体勢がツラいから。

ロールスロイスが好きな理由を挙げた方は、主に奥に当たることに快感を感じているようです。そのため、反対にポルチオ性感帯が未開発な経験の浅めの女性は痛みを感じてしまうのかもしれません。ロールスロイスの体位は、まずは奥で感じられるようになってからチャレンジするといいでしょう。

また、「支配されている感じがいい」という意見の一方で「顔が見れなくて怖い」という意見も。つまり、被支配欲のある女性には喜ばれるものの、そうではない女性は怖がらせてしまう可能性があります。顔が見えないことについては鏡の前で行うことでもしかしたら解決できるかもしれません。女性意見もしっかりと聞いて、慎重に取り入れていってくださいね。

またロールスロイスの体位は確かに安定感があまりあるとは言えません。しかし男性がいかにがっしりと女性を支えられるかで、この安定感が変わってきます。男性が力強く支えることができれば女性も集中して感じることができる可能性があるので、是非「しっかり支える」ことを意識して行ってみるといいでしょう。

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ロールスロイスの体位のやり方と手順

体位の動きを習得するには、まず実際の動きを見てイメージできるようになることが大切です。そのあと、細かい動きをチェックして、それぞれのコツをつかんでいきましょう。ロールスロイスの体位が分かりやすいようにラブコスメで動画を作ったので、是非ご覧ください。

ロールスロイスの体位の動きを動画で確認

AV業界ではもはやスタンダードな体位とも言われているしみけんさんが考案したロールスロイスという体位ですが、なじみがないカップルも多いかもしれません。ロールスロイスという体位になるまでの基本的な手順についてお伝えしていきます。

ロールスロイス体位のやり方(1)バックの体勢になる

ロールスロイスという体位は、いわゆる後背位(バック)の変形です。まず、女性のほうがバックの体勢になりますが、普通のバックよりも少し女性がお尻を突き出すのがポイントです。

そのうえで、突き出されたお尻に男性がゆっくりとペニスを挿入します。ここまでは通常のバックとほぼ同じですね。

ロールスロイス体位のやり方(2)挿入後は座位の体勢になる

通常のバックでは、後ろからペニスを挿入された女性はそのまま四つん這いで体重を支えるか、上半身を突っ伏すようにして男性のピストンを受けとめます。

ロールスロイスという体位は最終的に背面座位のようになるため、ペニスがしっかりと挿入されたら女性のほうが座位を取り、上半身をぐっと起こします。男性のほうも完全に座るか膝立ちのような体勢になり、ピストン運動によってペニスをさらに奥へと挿入します。

その際注意すべきなのは、女性のほうが急激に動かないことです。基本的にペニスが挿入された後でバックから座位の体勢になりますので、急激に体を起こすとペニスが不自然な方向に曲がってしまい、痛みを感じてしまいます。

ペニスが奥まで入っていることを確認したうえで慎重にペニスの位置を確認しつつ、男性が痛みを感じないように配慮しましょう。

ロールスロイス体位のやり方(3)両膝を締める

背面座位のような格好になったら、次は男性のほうが自分の両膝で女性の両脚をはさむようにがっしりと固定します。

正常位や騎乗位、背面座位などオーソドックスな体位では基本的に女性のほうに脚を開かせることで挿入をより深くしますが、ロールスロイスという体位ではむしろ「両膝を閉じさせる」ことが重要なポイントとなります。

ロールスロイス体位のやり方(4)体を起こしてピストンする

男性が女性の両脚をがっしりとホールドしたら、女性のほうが上体を起こし、膝立ちのようにして体重を支えることになります。

女性としては必然的に前のめりの体勢になり、どうしてもバランスを崩しやすくなっていますので、男性のほうが女性の両腕を後ろから支え、女性が前に倒れないようにします

この体勢になると自然と女性の両肩が開き、乳房の形がはっきりと見えるようになります。特に、巨乳の女性では男性のピストンのたびに乳房が大きく揺れますので、男性にとっては視覚的にも楽しめる体位と言えます。

ロールスロイス体位のやり方(5)他の体位と組み合わせる

ロールスロイス体位は他の体位と組み合わせて楽しみやすい体位の一つでもあります。最初は「後背位(バック)」の姿勢から始めロールスロイス体位に移り、その後「背面座位」に移る…というような楽しみ方ができます。

LCラブコスメのアンケートでは、「後背位(バック)」は人気2位、「座位」は人気3位となっており、どちらも単体でもおすすめの性交体位です。「後背位(バック)」と「背面座位」のやり方については、下記記事でも紹介されていますので是非ロールスロイスと合わせてコツをつかんでみてください。

また、ロールスロイスの体位では48手を組み合わせるのも一つの方法です。たとえば背面座位では、『絞り芙蓉(しぼりふよう)』『乱れ牡丹(みだれぼたん)』『本駒駆け(ほんこまがけ)』などです。一方で後背位には、『鵯越え(ひよどりごえ)』『うしろやぐら(後櫓)』 などの種類があります。

48手では、「松葉崩し」のような交差位も、正常位とロールスロイス体位のつなぎの体位としておすすめです。正常位から松葉崩しに移り、そこからロールスロイス体位という流れで進むと、セックスのプレイの幅が広がって楽しくなります。

ロールスロイスのやり方をマスターするだけでなく、前後の体位を工夫したり、組み合わせを変えることもロールスロイスの楽しみ方の一部なのです。

ロールスロイスの体位がおすすめな3つの理由

しみけんさんが考案したロールスロイス、なぜセックスにおいて刺激的でより気持ち良くなれる体位と言われているのでしょうか。ロールスロイスをおすすめしたい理由を具体的にお伝えしていきます。

支配されているような気分になれる

ロールスロイスの体位では、女性のほうが後ろから男性に両腕と両脚をがっしりとホールドされる形になり、簡単には身動きが取れません。

もともとマゾ的な傾向のある女性の場合、男性から拘束されることそのものに快感と安心感を抱きやすく、オーガズムにより達しやすくなります。

また、男性のほうも、女性を後ろからホールドすることによって本能的な支配欲が刺激されますので、ピストン運動にもより身が入るようです。

男女ともに感じやすい

女性のほうが両膝をぐっと締めるロールスロイスは、他の体位以上に女性の膣内が締めつけられやすいという特徴があります。

膣内の圧力が高まれば当然、ペニスに伝わる刺激も強まりますし、女性のほうもペニスの感触をよりダイレクトに感じられるため、挿入による快感を強く感じやすくなる、というメリットがあります。

小さめの男性器でも行いやすい

女性にとってはわかりにくいかもしれませんが、ペニスのサイズは男性によって個人差が激しいものです。

ペニスがあまり大きくないとどうしても挿入の深さが期待できなくなってしまい、体位もかぎられてしまいます。

ロールスロイスならば適度な角度がついているため、女性のほうがしっかりと上体を起こせば、ペニスがさほど大きくない男性でも膣内の奥深くまできっちり挿入でき、繋がったまま中イキしやすくなり、お互いに満足感を得やすいというメリットがあります。

ボルチオに当たりやすい

女性の性感帯は複雑で、クリトリスだけを集中的に刺激していればいい、というわけではありません。

クリトリス以上の性感帯とも言われているのがポルチオです。ポルチオは子宮口の付近に位置する性感帯とされており、指はもちろん、通常の体位ではなかなか刺激できないほど奥深くにあると言われています。

ペニスがしっかりと膣内の奥深くまで挿入できるロールスロイスであれば角度によってはボルチオをピンポイントで刺激でき、うまくフィットすれば女性が連続でオーガズムに達することも充分にあり得ます。

ただ、やみくもに奥までピストンさせればボルチオに到達するというわけではありませんので、そのあたりは女性の反応を見ながら少しずつ調整していくと良いでしょう。

ポルチオは子宮口付近にあるので、刺激するには男性器の深い挿入が必要となります。深い挿入をする際には、女性ごとに違う膣口の位置に合わせて、挿入の角度を調整することも大切です。

膣口の位置については、下記記事を参考にしてみてください。

ロールスロイスについてのまとめ

ロールスロイスでより快感を得る3つのやり方

普通の方法でもペニスをしっかりと奥まで挿入できるロールスロイスの体位ですが、ちょっとしたコツをおさえることでお互いの快感をより高めることができます。

快感アップ方法(1)刺激する場所を増やす

ロールスロイスの体位では男性のほうが片手を自由にできますので、ピストン運動と並行して女性の敏感な部分をいろいろと刺激することができます。

女性の性感帯というと男性としては膣内かクリトリスだけ、という風に単純化して考えがちですが、女性の体はそれほど単純ではありません。

乳房をゆっくりと撫でられることで気持ち良くなる女性もいれば、乳首をピンポイントで刺激されるだけで反応してしまう女性もいます。あるいは、首筋を舐められるのが好きな女性もいるでしょうし、わきの下や内股を撫でられることに喜びを感じる、という女性もいるでしょう。

男性のほうもよけいな先入観を捨て去り、彼女が本当に望んでいることを正面から受け止めるゆとりをもちましょう。

クリトリスを刺激する際は、より深く感じることのできるアイテムを使うのも一つの方法です。たとえばラブコスメの『ラブコスメ リュイール ホット』は、敏感な部分に塗ってマッサージすることで、じわじわと温かい快感を得ることができるベッド専用コスメです。単純にクリトリスを後ろから刺激するよりも、さらにプラスアルファの快感をサポートします。

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快感アップ方法(2)ゆっくりと刺激する

セックスというと、男性がとにかく激しいピストン運動を繰り返して女性を刺激する、というイメージが強いかもしれません。

ただ、ロールスロイスの場合はそのままの位置でも、ペニスがしっかりと膣内の奥深くでホールドされるため、強い刺激をくわえなくてもゆっくりとしたピストン運動だけで女性は充分に感じるものですので、男性のほうも丁寧に刺激することを心がけましょう。

快感アップ方法(3)Gスポットやポルチオを開発するとさらに気持ちよく

Gスポットやポルチオを自在に刺激できる体位でもある、ロールスロイス。それぞれの性感帯を開発しておけば、さらに快感を得やすくなります。

Gスポットやポルチオは指では届きにくい位置にあるので、ラブグッズを使用するとより開発しやすいです。Gスポットは膣口から3~5cm入ったところの腹の内側、ポルチオは膣口から8~10cmほど奥にあります。

Gスポットの開発方法、ポルチオの開発方法については是非下記の記事を参考にしてください。

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ロールスロイス経験者が語る!気持ちいいコツ

冒頭でご紹介したのロールスロイス体位のアンケートでは「ロールスロイスを気持ち良くするポイントやコツがあれば教えてください。」という質問もしました。その中で得られた、経験者による「気持ちよくするためのコツ」についても紹介します。

~経験者が語る!ロールスロイス体位を気持ち良くするコツ~

普通のバックでは少し痛みがあるけれど、上体をしっかり起こすと痛みがなく、気持ちが良い。

鏡があって、自分の姿を見れる場所が良いです!

彼に腰をもってもらう

羞恥心を押さえて彼に身を委ねること、力を抜いてリラックスすること、自分でも少し動いて腰の角度を調節してより感じる場所を探すこと

両脚を閉じた状態で挿入する

骨盤を立てること、時々視界の端にSっ気全開の彼を入れること。

しっかり上体を起こして膣を締める

お尻の筋肉に力を入れるようにすると締まるみたいで彼の余裕のない「やばい…」をよく聞けます

クリトリスも触ってほしい

なるべく後壁にそらせるように入れてもらうといい

いかがでしょうか?入れる位置や体勢を細かく調整することで、より気持ちいいロールスロイス体位が経験できることが分かります。また男性を気持ちよくするポイントとしては「お尻に力を入れると、彼の快感がアップする」という意見が見られました。

ロールスロイス体位の注意ポイント

男性も女性もしっかり感じられるロールスロイスですが、基本的な注意点をふまえなければ予期せぬ疲労やケガにつながるリスクがあります。

女性はしっかり股を閉じる

ロールスロイスは上体をしっかり起こしたら、女性は股を閉じるように心がけましょう。セックスでは基本的に女性のほうが両脚を大きく開いてペニスを受け入れるのが普通ですが、ロールスロイスの体位では両脚から股をきっちり閉じることで膣も引き締まり、快感が強まります。

中途半端に脚を開くと膣の締まりが悪くなりますし、女性のほうが疲れやすくなってしまいますので注意しましょう。

男性は女性をしっかり支える

ロールスロイスの体位では女性のほうが不安定な体勢になりますので、男性が後ろからしっかりと両腕を支え、女性が前に倒れないようにする必要があります。

後ろから女性の両腕を支えて肩を開かせることで乳房の揺れがよりあらわになり、男性のほうの興奮度もより高まります。

サイズがピッタリのコンドームを使う

ロールスロイス体位は、他の体位よりも膣の奥まで挿入できる上に、膣の締まりもよくなる傾向にあります。ロールスロイス体位にチャレンジする際にコンドームのサイズが合っていないと、途中でコンドームが外れてしまい、予期せぬトラブルに見舞われる可能性もあります。

特に、ペニスよりも大きなサイズや半分も装着できない小さいサイズのコンドームを着用している場合は要注意。コンドームのサイズはピッタリのものを選ぶようにしてください。

ラブコスメでは、様々なシーンに合ったコンドームを多数取り揃えています。この機会に、自分とパートナーの両方にとって理想的なコンドームを探してみてはいかがでしょうか?

痛い場合は無理に行わない

ロールスロイスでは女性のほうが上体を反らすようなかたちになるため、どうしても女性の体に負担が大きくなってしまいます。

特に、もともと腰痛のある女性が無理をすると痛みが強くなってしまう可能性がありますので、男性も女性も、少しでも痛みを感じたら無理のない体位に切り替えるようにしましょう。

体位を変えたセックスで二人の愛を深めよう

AVでもおなじみのしみけんさんが考えたロールスロイス体位はペニスが膣内の奥深くまでしっかりと挿入しやすい体位のため、男女ともに盛り上がりやすい体位でもあります。

ただ、お互いに多少無理のかかる体勢のため、お互いに少しでも痛みを感じる場合には他の体位に切り替えることも必要です。

~この記事のポイント~

しみけんさんが考案したロールスロイス体位は、バックの体勢から変形させる

女性が上体を起こし、男性が後ろから支える

ロールスロイスはペニスを奥深くまで挿入できる

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著者:ラブコスメ(LC)夜の保健室 編集部

会員数175万人の『ラブコスメ』を企画編集。2003年に日本ではじめて『セクシャルヘルスケア』を提唱し、恋愛やカラダのことで友人にも聞けない性に関する悩み解決の専門家として発信。SNSにて『夜の保健室』を展開し、小説や漫画など書籍も多数。記事・動画・アプリで「愛し合うこと応援する」ために幅広く活動している。

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