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セックスレスになってしまう理由(原因)は、夫婦によって様々。意図せず、ちょっとしたきっかけから、なぜかセックスレスに陥ってしまうカップルは実は多いです。
どうしてセックスレスになってしまうのか、タイプ別にセックスレスになる原因とパターンを学びながら、不満を無くし愛情を感じるセックスを取り戻す方法を、セックスレス改善専門家の未松真由美先生の監修のもとご紹介します。
結婚して数年たつと、お互いに「家族」「生きてゆく同士」「子育て共同体」になってしまい、仲良しだけど異性としてのエロスは感知しなくなります。そこから引き起こされるのが、「異性として見られない」という理由が原因のタイプのセックスレス状態です。
「恋愛のように燃えない。」「その気にならない。」「空気みたいな存在に思える。」「セックスなんて家族とはできない。」というような状態になってしまいます。
なぜ、愛し合って結婚した2人から恋愛感情が消え失せるの
この理由として、学術的には人類学者ヘレン・フィッシャー博士が研究しています。「恋は18か月から3年しか持たない」そのため男女の絆は、子どもの成長が一段落するまでの期間限定仕様ということのようです。
最近ブームの「脳」の話でも、よく恋に落ちる仕組みが出てきますが、人間の脳はなかなか手に入らない相手に燃える…。つまり、手に入ってしまった妻や夫では燃えない仕組みになっているのです。
「私がその気にならず、セックスしたくないんだから、夫もしたくないに決まってる」となってしまのが最悪のセックスレスになるパターンです。
本当は誘いたいのに、妻が忙しそうにしていたり、リラックスオーラを出していないと、夫はセックスに誘うのを遠慮してしまいます。それが原因で、だんだんと誘えなくなってセックスレスへと進んでいきます。
夫婦とはいえ、おのおのの性欲のことを素直に伝えられるカップルはまだ少ないのです。そんな寝室問題をまじめに話し合える夫婦は、熟年までその夫婦生活は長続きします。
このタイプのセックスレス解決案としての第一関門は、お互いの「抱かれたい」「抱きたい」を確認するということです。でも、これがまた難しい。
いきなり食卓で「ねえ?私としたい?」は言い出せないですね。日頃から、性に関して、おおらかに伝えたり、語ったりすることができる会話をしておく必要があります。
たとえば、夫が雑誌でグラマラスな美女の写真をみているときに、どんな女性が好みなのかぐらいは話せるといいでしょう。一緒にインターネットでエッチなサイトを見て遊ぶのもよいでしょう。「ちょっと、おもしろいサイト見つけちゃった。見てみて。私もこんな下着、着ようかな」という具合に。
家族としか思えなくなってしまっても、そんなセクシャルな刺激に一緒に近づくことがきっかけになり、忘れかけていた本能も刺激されたりします。
あせらず、セクシー寄りの会話から仕掛けて、少しずつセックスレスから抜け出しましょう。
子供がいて自然とセックスレスになったという時の対処法は、下記の記事も参考にしてみてください。
妊娠中、あるいは産後の妻がセックスを拒否する。産後は育児に振り回され、夫婦生活を復活タイミングがわからないままうやむやになって、セックスなしで2年が経過する…。子育て夫婦にはありがちな理由のセックスレスのタイプです。
妊娠中の女性の身体はデリケート。つわりがおさまらず、そのまま出産まで性欲もまったく湧かなくなる場合もあります。逆に、妊娠をしたら食欲だけでなく、性欲も旺盛になり、通常時よりセックスしたくなるという方もいます。
特につわりがひどい女性は、妊娠中はセックスどころではありません。おなかが空けばムカムカするし、歯を磨こうとすると吐き気が襲う。この気分の悪さはいつまで続くの…と憂鬱に。
「男はいいわね、こんな苦しまなくていいんだから」と、変な恨みを夫に抱いたりもします。これがセックスレスの原因になってしまうことも。
かといって、夫の性欲を放置しておくと大変なことに。妻の里帰り中に魔がさして、繁華街へ繰り出したり、昔好きだった彼女に4年ぶりに電話してみたりと「男とはかくも弱い者なり」というトホホな場面になったりもします。
妊娠中で性欲が湧かなくても、胎児が安定したとお医者さんに言われ、気分が良い日には、手やお口で相手を気持ちよくするくらいの余裕を持ってもいいでしょう。
こんな機会でしか言い出せないローションプレイもおすすめです。ローションを使ってハンドマッサージをしてあげるだけでも、男性は喜びます。また、ローションを自分のボディに塗って旦那さんにからみつく、あるいは太ももに男性器をはさんで、キュキュッと精子を搾り出すなどのプレイもいいでしょう。
お医者さんによっては「挿入も大丈夫!」とアドバイスされる先生もいます。ただ、腟炎などの病気に注意しなければいけないので、私は推奨していません。医師の意見に従って、正しい妊娠中のセックスを続行してください。
そして、ここでは「挿入=セックス」にこだわらなくていいのです。夫との愛の触れ合いを途絶えさせないことがこのタイプのセックスレス対策のポイントです。
また、下記の記事ではセックスレス以外にマンネリ解消をサポートするアイテムを紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
産後も「したくない」女性が増加し、それがセックスレスの原因になっていきます。
まず、お産で傷ついた膣が癒えていないので痛い。会陰切開のあとがひきつる。難産だった場合、苦しいイメージが先行して挿入が怖い。
そしてセックスレスになってしまう理由として、あなどれないのが母性の出現です。
産後は赤ちゃんが可愛くて可愛くて、神聖なものに見えます。神聖でうるわしい赤ちゃんが通ってきたところに、男性器が挿入されるなんて不潔と思う方もいるのです。
おっぱいもそうです。授乳中は、夫に乳首を舐められるのがいやだという方も少なからずいます。消毒用脱脂綿で乳首を拭いて授乳する潔癖タイプもいます。
そして「いつからエッチ(セックス)していいの」と待っている夫に「まだよ、まだよ」と断り続けているうちに、夫もあきらめてきて、産後のセックスレスになってゆきます。
お医者さまは1か月検診で問題なければ再開の許可を出されますが、1か月ではまだ痛みを感じる人がほとんどです。濡れ方も正常値まで戻りません。
自分の手で触って痛みを感じなくなるまでは、妊娠中同様、挿入以外のセクシャルコンタクトをひねり出しましょう。痛いのに無理してセックスしていると女性の方がセックス嫌いになって、それでセックスレスになってしまいます。
このタイプのセックスレスの対策としては、あせらずに痛みを感じない程度の触れ合いからトライしてみましょう!
夫の元気がない。妻はその気まんまんで性欲があふれ出ているのに、夫は無視。むしろ避ける傾向。仕事に疲れているのか、他のストレスがあるのか、とにかく夫側がセックスに対して消極的になっていき、それが原因でセックスレスになっていくパターンです。
英国のコンドームメーカーDUREXが2007年に行ったセックス調査「デュレックス・セクシャルウェルビーイングサーベイ」が有名です。
日本は世界最低セックス回数。1位はギリシャで年間164回、日本は年間48回で最低という結果でした。
日本人の30代・40代男性はよく働きます。残業も飲み会も接待ゴルフも頑張ります。都市部では通勤の満員電車に長時間揺られることが、身体の疲れに追いうちをかけます。
その上、上司の顔色をうかがう、後輩にバカにされないようピリピリするといった精神的ストレスもジワリと忍び寄ります。
最近は不況で、リストラの心配も追加されてきています。子どもがいると、休日は野球やサッカーをしたり、スーパーに連れて行くなど、かなりヘトヘトモードのはず。
さらにその上、妻のセクシャルな要求に応えるなど無理だ!限界だ!と、私の相談所に訴える男性陣も多いのです。
こういった男性社会の現状をふまえ、私たち女性陣は、セックスよりもまず夫を癒やしてあげることに努めましょう。
飲み屋のママのようにグチを聞いてあげたり「家族のために踏ん張ってくれてありがとう!」と感謝の言葉をさりげなく言いながら背中や頭をさすってあげたり。妻は、夫のストレスや辛さを「よしよし」と受け止める態度をとるのが1番。そして休日など余裕がありそうなときに、自然なボディタッチから始めましょう。
「よしよし」と頭をなでながら耳たぶを咬んだり、うなじに舌を這わせたり。新聞を読んでいる夫の背中に乳房を押しつけたり。「うるさいなあ」と言われても、軽いタッチを継続しましょう。そのうち忘れかけていたムラムラ感がわいてきて、このタイプのセックスレスから抜け出すきっかけになります。
夫は妻のことを愛しているし、抱きたいと思うものの下半身に元気がない(勃起障害)。セックスの最中、中折れすることがある。陰茎が膣に収まらずプルンと押し出されてしまうことも。長時間ピストン運動をしても射精できない。そして、妻は不満そうな顔をする。
これが何度か続くと「俺って、最近おかしい」と思い、ついに妻を目の前にしても勃起しなくなる。
これが、ED(勃起障害)になっていく基本的なパターンで、それがセックスレスの原因になります。
「EDかもしれない」という不安は、20~80代のすべての世代の男性から寄せられます。一昔前はEDはオヤジの病気という印象でしたが、現在はストレス社会。精神的な不安や思いこみから心因性EDになる男性がジワリと増えています。
私の相談所には、彼女や妻側から「もしかしたら彼が(夫が)EDかもしれない。どこの病院へ行けばいいですか」といった相談がきますが、彼に向かって病院へ行けなんて絶対口にしてはいけない言葉の1つです。
男性は非常にデリケートでプライドが高いのです。男力のバロメーターともいえる陰茎に問題があるなど、女性側に指摘されたくないものなのです。
今まで「病院で治してきて」という禁句を言ってしまった妻たちがどれだけその後、苦労していることか。
「ほっといてくれ!」
「そんなにセックスしたいなら外でしろ!」
「女のくせにセックスしたいなんて言うな!」
とツラい言葉を投げつけられ、夫は病院へ行くどころかキスもスキンシップも絶滅したという事例も数多くあります。
本当は旦那様も、そんなひどい言葉は言いたくなかったかもしれません。プライドを逆撫でされた勢いでそうなってしまったことは多分にあるようです。
EDによるセックスレス対処は前回も書きましたが、まずは家でリラックスできる環境をつくってあげるのが1番大切なことです。
男は外で7人の敵を持つとも言われ…外でのプレッシャーは大変なものです。休めるはずの家で妻がアレコレ喋りかけたり、ことごとくセックスを強要しては、ますますストレスに拍車がかかります。そのうち外で癒しを求め始め「妻だけED」になる可能性もあります。
まずはお風呂でのんびり作戦。週末には、子どもを実家に預けてでもセクシーバスタイムを企画してみましょう。
蛍光灯を消し、キャンドルだけにします。2人で入浴する習慣がないカップルは「頭洗ってあげるよ」と、シャンプー妻になります。妻はスカートを脱いでシャンプーにのみ専念します。
頭皮と耳の裏側のマッサージ、そして首のコリをとるマッサージで、仕事で沸騰した頭を鎮めてあげます。バスタブには催淫効果のあるアロマ精油イランイランなどを数滴たらしておきます。
最初はエッチな目的ではなく、あくまでも疲れをとるという姿勢で献身しましょう。「献身!」現在では死語になってしまいましたが、献身の連続で夫EDを克服した妻を私は何人も見てきました。
シャンプーの心地よさを知った男性方が「背中も流して」と言ったら次のステップに。だんだんエロチックな展開へと進行させ、それをきっかけにしてセックスレスから抜け出していきます。
妻やパートナーとのセックスがうまくいっていないと感じる25~49歳の男性のうち、妻以外に定期的にセックスする相手がいる男性と、妻とは数年セックスレスだけれども、妻以外の女性とは「完璧にできる」という男性は7割です。(『AERA』2007年)
これは「妻だけED」「妻とだけセックスレス」…さあ、このタイプだったらどうしましょう?
EDの原因を羅列しますので、旦那様や彼がどれにあてはまるか、分析しておくことが大切です。まずは「敵を知る!」
~「ED」の原因って何だろう~
生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症・狭心症や心筋梗塞)
不規則な生活スタイル・睡眠不足等
食事内容
運動不足
うつ病(あるいは、うつの手前)
過度のストレス
性欲のなさ
さあ、皆さまのパートナーはどれにあてはまると思いますか?妻だけセックスレス。その項目に絞って、対処法を考えるのが近道です。
生活習慣病や、食事に関しては手料理作戦です。食事は女性側が気を付けてあげると改善できます。
朝、食欲がなければ野菜ジュースだけでもすすめる。お昼は、カロリーを考えたお弁当を(毎日とは言いませんが)作る。夕食を自宅で食べることができる日は、昔から精力がつくと噂されている食材でメニューを考える。
たとえば、アミノ酸を多く含むカキ(魚介類)は、毎週食べてもいいくらい良質な素材です。
EDは血流が滞る病気ですから、血液を増やし、貧血予防の効果があるカキはおすすめ。亜鉛が多いレバーも花マルです。ほかにネバネバ系の野菜もいいといわれています。オクラ・納豆・山芋・つるむらさきなど。ヨウ素を摂るにはワカメや昆布のサラダ。
とはいえ、毎回、それらを食べ過ぎるのはいけません。生卵も精力が付くといって食べすぎるとコレステロール値が心配です。
ポイントは「それとなく、さりげなく」。そして女性にとって1番重要なことは、これらのED予防食をこれみよがしに食卓に並べないことです。
「俺の陰茎を勃起させるために、妻は(彼女は)毎回、精力増強メニューを出してるんじゃないか!?」と感じた瞬間、男性は冷めてしまいます。
性欲減退が理由よるセックスレスのタイプほど、解決法が見つからないものはありません。性欲減退の場合、直接的な理由もなく、年齢による場合も多いです。ならば、性欲が減退しないにはどうすれば良いのか?
1番のベースは「健康体」です。性欲は健康な身体に宿るのです。前回の「食事に気をつける」に次いで、大事だけれど意外に取り組んでいないのが運動です。
どうせ運動するならば、セクシャルなニュアンスを含ませた運動を考えるべきです。
まずやりやすい解決法は、カップルストレッチ。リビングでテレビを見ながらではなく、寝室でお風呂上がりに2人で取り組むのがよいでしょう。その方が集中できます。
日頃のスキンシップが足りていないカップルが多いわけですから、ストレッチをきっかけにさわりっこの復活が可能になります。
~ストレッチから日頃のスキンシップへ~
開脚して相手の背中を押し合いっこ
1人がうつぶせに寝た状態で、もう1人が相手の両腕をひっぱって背中をそらせる
背中をくっつけて体育座りをし、順番に相手の背中に乗って伸びをする
だんだん身体の密着度を高めていって、くすぐりっこに突入したり、性的な器官にタッチしてゆきます。夫が腹筋運動するときは妻が脚の上におもしとして座り、夫が起き上がってきたらおでこにチュッとしてみましょう。
しかし完璧なセックスレスカップルの場合、セクシャルタッチは段階を追わなければ相手が嫌がります。それに持ち込むまでへの忍耐が必要となります。
ひと月ふた月は普通にストレッチをし、触れ合えるのに慣れてきてからようやく、性的な器官にタッチです。その頃合いはカップルによって違いますので、相手の様子を見ながらそろそろっと触りましょう。
もくもくと運動するのではなく軽い会話を交わしながらするのがコツです。
もうひとつ続けやすい運動はウォーキング。1人でやってもつまらないウォーキングも、夫婦一緒に行えばなんとかがんばれます。
歩く速さは会話がやっとできる程度で息が弾むぐらいがちょうどいいそうです。公園にさしかかったら「負荷をかける」という意味で、だんな様が奥様をおんぶして歩くルールを決めます。
背中と胸とで感じるお互いのぬくもりに、さめかけた愛もほんのりあたたまるはず。お互いに汗を拭きあったり、お水を分け合ったり励ましあって継続を。
そんな関係からセックスを再開させるきっかけになっていき、セックスレスを抜け出せるはずです。
恋人・夫婦仲相談所 所長。セックスレス改善専門家。 会員1万3000人を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」を運営し、夫婦仲の改善、セックスレス対処法ED予防法を真剣に考える夫婦仲コメンテーター。 性を通して男女関係をよくするメソッドを考案。 「セックスレス」「ED」「女性性機能」に詳しい。講演、メディア取材多数。 20代若者サークルも運営し未婚世代への結婚アドバイスも好評。
●資格等
日本性科学会会員
ED診療ガイドライン作成委員
●メディア出演
「あさイチ」「もしも明日…」(NHK)
「ZIP!」(日本テレビ)
「モーニングバード」(テレビ朝日)
「ホンマでっか!?」「ノンストップ!」「とくダネ!」「めざましテレビ」「特報テレビ コレスポンダー」(フジテレビ) 他、多数出演。
●著書
夫婦の「幸せ循環」を呼ぶ秘訣 (講談社α新書)
「モンスターワイフ」(講談社)
『40歳からの女性ホルモンを操る53の習慣』(扶桑社)
『「君とはもうできない」と言われまして』(KADOKAWA)他多数。