女性のデリケートゾーン(陰部)や下半身が臭う原因

この記事では、レディース&マタニティクリニック ザ 夙川の産婦人科医 高田優子 先生の監修のもと女性の股間(陰部)の臭いについてまとめてみました。
女性のデリケートゾーン(陰部)の臭いは、基本的には蒸れからくることが多いです。また、蒸れた後のおりものなどは少し酸っぱい臭いを感じることもあります。その直接的な臭いの原因になるものは、雑菌。下着の中が蒸れること、雑菌はあっという間に増殖してしまいます。おりもの・尿・汗・垢・経血など雑菌の「栄養」となるものが豊富にあると、蒸れと合わさって臭いはさらに増えていきます。さらにひどくなると、蒸れてかゆみが伴ってくることも。
そうならないための、女性のデリケートゾーンの臭いの具体的な対策について紹介します。
1.下着の蒸れ
ショーツやおりものシート、生理用ナプキンでの蒸れは、デリケートゾーンの臭いの原因の一つ。通気性のいいものにして、清潔にしておきましょう。ナプキンが合わずにかゆみが出ることもあるので、自分の肌にあったものを使ってください。生理中の臭いのお悩みはこちらで詳しく紹介します。
2.ゴシゴシ陰部を洗う
酸、アルカリの度合い(液体の液性)をあらわした値を、ph(ピーエイチ)と言います。肌は一般的に弱酸性。陰部も弱酸性でphはおおよそ3.5~5.5くらいとされています。ただ陰部は粘膜なので、とても薄くデリケートな部分。肌と同じ洗浄ソープを使用してゴシゴシこすって洗うと、適正なphが崩れ臭いが増してしまいます。そのため、普段使用しているボディソープで肌同様に洗うよりも、デリケートゾーンの臭いのために作られた石けんで洗ったほうが、使い心地もよく、実感にも繋がりそうです。
3.ホルモンバランス
生理前後や環境によるバランスの乱れも密接に関わっています。月経が近づくと普段よりも臭いが強くなる傾向があります。しかし、月経周期の臭い変化には個人差があり、排卵期に強く感じる人、月経前にきつくなる人など様々です。
4.食生活の乱れ、偏り
臭いの強いものや脂の多いものを食べ過ぎたり、偏っていたりする場合は注意が必要です。お肉や動物性たんぱく、香辛料のきいたもののとり過ぎは、デリケートゾーンの臭いが強くなることに繋がります。日頃から気を付けていきましょう。
一般的にはこのように言われていますが、臭いの発生には個人差があります。お悩みやそのときの状況にあわせて、デリケートゾーンの臭いの原因の元から消してしまうためにも、専用の石けんなどで洗ってお手入れするようにしましょう。
また、女性の陰部の臭いはもともと少し酸っぱい臭いがありますが、あまりにも「イカ臭い」「魚臭い」などがある場合は、膣炎や性感染症の疑いもありますので、早めに検査を受けるようにしましょう。
男性の股間(陰部)や下半身が臭う原因

陰部の臭いについて、女性だけが気にしている?と思いがちですが、そうではありません。女性側から男性の股間の臭いが気になることもあります。「むわぁっという臭い」「蒸れたアンモニア臭」など、男性特有の股間の臭いの原因があります。
1.下半身の蒸れ
男性の生殖器・肛門周りには、タンパク質や脂肪分などの成分の入った汗を出すアポクリン腺が豊富です。また、太ももの付け根に「皮脂腺」があります。そこから出る脂質やたんぱく質は、その人特有のにおいになります。そして、蒸れなどにより、肌表面に常駐するバクテリアの分解によって体臭に変わっていきます。さらに蒸れてかゆみを感じてしまう場合がありますので、通気性のよい下着をつけるようにしましょう。
2.恥垢
男性器周辺に固まった垢が、臭いの元になっていることがあります。日本人男性は約7割が仮性包茎と言われていることもあって、恥垢はたまりやすいのは仕方ありません。包皮をむいたり、陰嚢のシワを丁寧にのばして丁寧に洗うことが大切です。
3.アンダーヘアによる蒸れ
下半身の毛がモサモサだと、どうしても毛に尿や便がついてしまうことがあります。そのアンダーヘアによる蒸れによって雑菌が繁殖して、臭いを発生させてしまいます。アンダーヘアが原因の蒸れでも、かゆみが出る場合がありますので、常にアンダーヘアの長さは短くカットして、通気性を良くしましょう。
実は多くの女性は、男性の股間の臭いも気になっています。原因は、女性側とほぼ同じなのですが、男性の場合はボディソープなどでの「洗いすぎ」が特にあるようです。また、男性はゴシゴシと洗い過ぎたのが原因で、陰部にかゆみを感じることもあります。股間の臭いの対策としては、食べ物や生活習慣を見直すのはもちろん、各自にあった肌に優しい石けんなどのアイテムを取り入れるのも重要です。
デリケートゾーンの臭いの対策

デリケートゾーンの臭いが気になっていたらデートも楽しめません。「相手にデリケートゾーンの臭いがどう思われるか心配。」「彼女に臭うから苦手と思われたら…。」「嗅いだら酸っぱいって言われたらどうしよう…」そんな心配を抱えたままでは、2人で心から楽しむこともできません。
この直接的なにおいの原因になるものは、雑菌。まず、このにおいの発生源をケアします。お互いの下半身のにおいが気になる場合、このような方法で抑えられます。
~お互いの陰部の臭いをケアする方法とは~
- デリケートゾーン専用の石けんで洗う
- アンダーヘアは短く整える
- 普段から通気性の高い下着にする
- 生理で使用するナプキンはこまめに交換する
- おりものシートはこまめに交換する
デリケートゾーンの臭いの元を洗う方法とは?

さて、病的な症状ではないけれど、常日頃、陰部のにおいが気になる…そんな場合は、自宅でケアできます。臭いの原因が、膣内部の残留物など汚れである場合は、清潔に洗うことをおすすめします。その際は、外側に出てきたおりものを洗い流すだけでなく、膣の内側から、根本的にケアすることで、快適な状態が長持ちします。
一般のボディソープなどで洗うと刺激が強すぎる場合もありますので、陰部の用のケア用品(ジャムウパック、ジャムウ石鹸)を使いましょう。初めは陰部を洗うとたまったカスのようなものが出て来て、一時的におりものが増えたように感じるかもしれませんが、その後は陰部がすっきりと感じられることでしょう。また精製水の使いきり専用ビデなら、内部までしっかり洗えて快適です。
デリケートゾーンの臭い対策には『LCジャムウ・ハーバルソープ』がオススメです。昔ながらの製法で作られた、安定剤や着色料、防腐剤、石油系界面活性剤を使用せず、一つ一つハンドメイドで手作りした自然派石鹸なので、初めてデリケートゾーンのケアを始める方や、成分が気になる方でも安心して使用できます。
デリケートゾーンのニオイの元もすっきり!『ジャムウ・ハーバルソープ』
ニオイの元や黒ずみ汚れを洗い流して素肌をスッキリ爽快ケア。植物由来の成分で作られたハンドメイド石鹸なので、優しい使い心地で全身にお使い頂けます。臭いが気になる時、もしかしたら臭いの元となる汚れが落ちていないのかもしれません。そんな時はお風呂で3分間の泡パックがおススメです。すっきり洗い流して印象までケア!ニオイを気にせずラブタイムに集中できるのも◎
デリケートゾーンの臭い対策 基本編
- 1. シャワーで軽く陰部の臭いを洗います。
- 2. 『LCジャムウ・ハーバルソープ』を泡立てネットに付け、泡を立て、気になる部分に3分パック。洗い流して終了。
デリケートゾーンの臭い対策 プラスα編
~プラス保湿~
- お風呂上がりは『LCジャムウ・デリケートエッセンス』で保湿ケアを。滑らかなジェルが優しく包み込み、みずみずしく若々しイメージをサポートします。
~プラスおりものの臭い集中~
- 石鹸で洗った後は『LCジャムウ・デリケートパック』でパックを。洗い流しタイプなので、臭いの元、デリケートゾーンに付着したおりものの不快感などをいっぺんにお手入れします。
~プラスアンダーヘアケア~
- 洗う前にアンダーヘアを整えたい!そんなときはLCラブコスメの『Vライントリマー』を使用しましょう。毛先を丸く焼き切るので、ちくちくした違和感が気にならず、収まりのいいイメージへ。
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アンダーヘアの下着からのはみ出しやボサボサをしっかり整えて、先端を焼き切って丸くすることで、収まりの良さ、見た目も女性らしいアンダーヘアをサポートするヒートカッター。熱線の温度を二段階調節にし、短時間でケアできます。アンダーヘアがゴワゴワしていると蒸れが原因で臭いが発生しているかも…?その蒸れ対策にいつでも清潔感のあるスッキリとしたアンダーヘアを維持しましょう!
デリケートゾーンの酸っぱい臭いのケアをして悩みを解消

女性の陰部は、もともと少し酸っぱい臭いがします。それは、膣内の分泌液が酸性だからです。また、「愛液の味が酸っぱいとき、女性は感じていない」と言われるのは、女性が感じてる時に分泌される愛液はアルカリ性だからです。つまり、通常時の酸性の分泌液はすっぱい、感じてくると出る愛液はアルカリ性なので、少し酸っぱさが中和されて苦みを少し感じるようになります。
気になる酸っぱい臭いをケアして、陰部を舐められても気にならない状態になると、セックスでもいいことがたくさんあります。
~ニオイをケアして変わったことはありますか?~
- ニオイの心配がケアできて、Hに集中できる
- ラブタイムの時でも自信をもって服を脱げます
- 彼がいつもより長くクンニをしてくれる
- 君のニオイは気にならないね、と、彼に喜ばれる
- トイレに行ったあと、自分のニオイが残らない
- おりものの量が気にならなくなる
- しゃがんでも不快なニオイを感じにくくなる
ほかの女性に差をつける、陰部の臭いのケア。自分が快適なだけでなく、彼や周りの人へのエチケットとして、日々の習慣に取り入れてみませんか?

東京女子医科大学卒業。東京女子医科大学病院で初期研修した後、東京女子医科大学産婦人科教室に入局し、現在はレディース&マタニティクリニック ザ 夙川にて産婦人科診療を行う。(日本産科婦人科学会専門医)
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※本記事の医師監修に関して学術部分のみの監修となり、医師が商品を推奨している訳ではございません

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デリケートゾーンに付着したおりものの量やにおいが気になるので、購入。下着にべっとりついて日に何度もおりものシートを交換するのは当たり前、脱いだジーンズの股の部分をかぐと臭いくらいでした。我ながら汚ないし臭いしどうにかしたくて購入しました。
初めは実感が得られない...前と変わらないように感じていましたが、ある日使い方の動画をみて使い方が間違っていたことに気づきました。私はただ股の部分にさっと塗って3分ほど待って流していました。顔にするパックと同じ要領だと思っていたんです。
でも、動画を見て使い方が違っている事に気がつきました。それにケチケチしていたつもりはなかったのですが、私の使用量は少なかったみたいです。あの動画がなかったら間違ったまんまでした!その日から動画通りパックするようにしました。でもまだ実感が感じられず...。
そこでわかったのは、水がついていちゃだめだ!ということ。石鹸で手を洗って、しっかり拭いてからデリケートパックをつけてパックしています。今まではシャワーをしてからお風呂の中で使用していたため実感が感じられなかったんですね。
要するに水に濡れた手、身体だと実感が感じられませんでした。ですので、清潔で乾いた指で、乾いた状態の身体にパックするのがおすすめです。
お風呂に入る前、服を脱ぐ前に手を洗って、拭いて(重要)綺麗になったのを確認してからパックを手に取り膣内に塗ります。その後服を脱いで、お風呂に入って髪・身体を洗っている間パックをしておいて最後に身体の泡と一緒に洗い流します。洗い流すといってもさっと膣周辺をシャワーするのみ。
このやり方にしてから、下着の汚れもにおいもずいぶん気にならなくなりました。まだ(たぶん排卵日前後?)は、におったり量がある日もあるのですが、前と比べるとほとんど気にならなくなりました。
最近ではおりものシート1日1枚が基本です。使用しない日まであるくらい!ほんとうにうれしいです。お高いけれど、においに悩んでいるひとにはおすすめです。
(わんさん/26歳/学生)
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