60代になってもセックスできる?男性と女性の性欲の違いや、60代夫婦の性生活の楽しみ方とは

何歳まで続ける? 60代夫婦のセックス 魅力と楽しみ方

セックス・エッチの悩み

60代でもセックスは楽しめる!60代夫婦が充実した性生活を送る方法

若いころは「60代になったら性欲はなくなってしまうのだろう」などと思っていた人も、実際に60代になった自分に性欲がまだまだあって、驚くかもしれません。事実、60代の夫婦でセックスを楽しんでいるという人もたくさんいます。ですが、60代と若い世代の男女のセックスに違いはあるのでしょうか?また、60代の夫婦でセックスをしているという人たちは、どのように工夫して楽しんでいるのかも気になるところです。

セックスをより充実させたい人、もっと安心して気持ちよくなりたい人は、どのように性生活を送ればいいのでしょうか。この記事では60代の夫婦生活について、掘り下げて解説していきます。

60代の夫婦のセックス頻度は?性欲はある?

60代の夫婦は、一般的にどのくらいの頻度でセックスをしているのでしょうか。また性欲がなくなってセックスをしないという夫婦が、何歳ごろに性欲がなくなるのかも気になる部分でしょう。まずは、年齢と性欲・性生活について深く解説していきます。

60代の夫婦の平均セックス頻度は週1回~月1回

60代になると、少しずつセックスレスになる夫婦も増えてきます。男性は50代、女性は40代くらいから性欲が衰え始め、徐々に夫婦間のセックスが少なくなっていくようです。

しかし、一方で、60代になってもセックスを楽しんでいる夫婦はいます。コンドームメーカーのサガミの調査によれば、1か月に何回セックスをするかという質問に対して、60代の男性は平均1.2回、60代女性は平均0.8回だという回答が集まりました。

こちらはレスの男女も対象になっていることから、セックスをしている60代の男女の場合、もう少し頻度が多い可能性もあります。頻度が多いカップルで週1回、全体的に見ると月1回程度が一般的な回数と考えられるでしょう。

60代の男性と女性の性欲

先にも書いたように、男性は50代くらい、女性は40代くらいから性欲が衰え始めるようです。

特に男性の性欲は10代のころがピークで、あとは下降していく傾向にあります。ただし、性欲には個人差も大きいです。年齢によってそこまで大きな変化はなく、70代でも普通に性欲はあるという男性も多いでしょう。年齢を重ねてもエッチな番組やエッチな話題、セクシーな写真や動画などに興味を示す性欲が盛んな男性もたくさんいるようです。

一方で女性のほうは、20代から40代が性欲のピークでその後は閉経するとともに濡れにくくなり、性欲はあるものの身体の問題でセックスに消極的になってしまうケースもあります。しかし、これも個人差が大きく、閉経したことによって妊娠の心配がなくなり、若いころよりもセックスを自由に楽しめるようになったという60代女性もいるのです。

男女の性欲や年齢との関係について、もっと詳しく知りたいという人はこちらの記事も参考にしてみてください。

60代の場合セックスでオーガズムしても問題ない?

セックスすること自体や、オーガズムに達することは、60代であろうと問題はありません。逆に、年齢を重ねても定期的にセックスをしている男性は病気による死亡リスクが低く、長寿になりやすい傾向にあるということは、海外の多くの研究で発表されていることです。

これはセックスが適度な運動になっていたり、男性ホルモンが活性化したりすることがその要因と考えられています。

しかし、持病を持つ60代の人にとっては、激しいセックスオーガズムをたくさんするのは難しいことも。特に心筋梗塞狭心症などの心血管疾患の人は、十分に注意しながらセックスをする必要があるでしょう。また、高血圧慢性心臓病などがあって運動が制限されている人も、要注意です。持病や健康面に不安がある60代の人は、主治医の先生に性行為の回数を控えたほうがいいのか、念のため相談したほうが安心できるでしょう。

60代夫婦のセックスの悩みとは?

60代夫婦は、セックスに関してどんな悩みを持っているのでしょうか?男性によくある悩み女性によくある悩みに分けて説明していきます。ある程度の性欲はあるものの、60代になると、さまざまなセックスに関する悩みが出てくるようです。

【60代男性の悩み】性機能が衰える

性機能自体が衰えてくることは、60代男性によくある悩みの一つです。なかなか勃起しにくくなったり、たとえ勃起したとしてもその状態を維持することが難しくなってきたりもします。

そうなれば、おのずとセックスに消極的になり、夫婦生活の回数が減少してしまうということにつながってしまいがちです。年齢による持病や精神的なストレスなどから、勃起がしにくくなる男性が多くなるということもあります。

【60代男性の悩み】妻としたい気持ちが合わない

こちらも60代男性に多い悩みですが、妻とセックスをしたい気持ちの不一致があります。体の悩みなどによる気持ちのすれ違いが起きやすいのが、60代夫婦の性生活です。女性は夫との精神的なつながりを重視している人も多く、わざわざセックスしなくていい、挿入までしなくても十分と考えていることもあります。

長年連れ添った関係とはいえ、年齢や体のことも考えたうえで今後のセックスをどうしていきたいか、きちんと向き合って話し合うことも大事になってくるでしょう。

【60代女性の悩み】性交痛が強くなる

女性に多い悩みは、「性交痛が強くなってセックスすることが苦痛に感じてしまうこと」です。この原因は、女性が閉経すると膣や子宮、卵巣などの生殖器が委縮することにあります。特に膣委縮になると、セックスで男性器を受け入れる際に性交痛が出やすくなり、その結果「もうセックスをしたくない」という結論に達してしまうという人もいるようです。

【60代女性の悩み】気持ちが盛り上がらない

仕事に家事に友達付き合いにと忙しく、なかなかセックスに気持ちが向かないという悩みもあります。子供は手を離れたとはいえ、今度は孫の誕生によってセックスどころではない気持ちになってしまう人もいるようです。

夫も以前のように、ムードを盛り上げてロマンチックな雰囲気を作ってくれることがなくなると、いざセックスをしようにも気持ちが盛り上がらなくてやめてしまうということも増えるかもしれません。

【60代男女の悩み】体力が衰えてきた

男女に共通する悩みとして、体力が衰えてくるということがあります。60代になると運動量が減ってくるので、なかなか満足のいくようなセックスができなかったり、オーガズムまで至らず終わってしまったりということも多くなってきます。性欲はしっかりと解消できるように、夫婦・パートナーで軽い運動を始めてみるというのも良いかもしれません。

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60代だからこそ楽しめるセックスの魅力とは?

いろいろなお悩みが出てくる60代ですが、それらを上手く解消すれば本来であればセックスを思いっきり楽しめる年齢でもあります。30代、40代のころにはできなかったような充実した性生活を、60代の今こそ始めてみませんか?

60代のセックスの魅力(1)心が満たされるエッチができる

長年連れ添った夫婦だからこそ得られる、安心感や信頼があるということは、セックスするときの大きな魅力です。体やセックスに関するコンプレックスも、相手が受け入れてくれるとわかっているので、余計な心配をする必要がありません。また、年齢を重ねてもラブラブでいたいという人は、セックスのような濃密なスキンシップも定期的に取り入れるのがおすすめです。

60代のセックスの魅力(2)子供のことを気にせず盛り上がれる

小さなお子さまが居たころは、子供中心の生活になっていて、セックスを楽しむことも難しいかもしれません。子供を寝かしつけた後に物音にも気を付けながらのセックスや、親せきや知人に預けてわざわざホテルへ行ってセックスをされていたという人もいることでしょう。60代になると子供も大きくなり、独立されている家庭も多く、気にせずに盛り上がれます。これは、60代のような大人ならではの楽しみ方です。

60代のセックスの魅力(3)テクニックが豊富

60代ともなれば、さまざまなセックステクニックが身についています。しかし、それだけではなく、長年連れ添った相手の気持ちいい場所や愛撫のやり方を熟知しているので、若いころよりもずっと気持ちよくなれるセックスが目指せるでしょう。2人で新しいセックス方法やテクニックをネットや本で調べて、一緒にチャレンジしてみるというのも楽しいものです。気心の知れた仲なので、試してみたいことを思い切って提案しやすいでしょう。

60代のセックスの魅力(4)夫婦そろって健康でいられる

60代、特に男性は健康状態が夫婦生活に大きく影響します。いつまでも元気にセックスをするために、軽い運動を始めることは、EDの改善にも効果的です。夫婦そろって、ウォーキングやゆっくりとしたランニングなどから始めてみてはいかがでしょうか?

2人でやり始めれば挫折することもなく楽しめますし、夫婦間の新たな会話やコミュニケーションも生まれるでしょう。また、肥満高血圧糖尿病脂質異常症などの生活習慣病が、EDや性機能障害の原因になることもあります。予防のために夫婦2人で健康的な食事や生活習慣から見直すことは、セックスのためだけでなく元気でいるためにも大切です。

60代夫婦が充実したセックスを楽しむ方法

そんなメリットになることや魅力も多い、60代のセックス。夫婦間のラブタイムをより充実させて、もっともっと楽しむためには、どんな方法があるのでしょうか?60代夫婦のセックスをより良くするためには、以下のようなやり方があります。

異性としての魅力を磨き続ける

セックスをする際には、相手から異性として見られることを忘れず、外見や内面を魅力的に磨き続けることは大切です。男女関わらず一緒に若く居続けることで、相手への愛情や気持ちも燃え続けられることでしょう。

夫にもずっとかっこいいままでいてほしいと願う人は、一緒にスポーツをする機会を増やすなどすると、お互いの心身の健康を保つこともできて一石二鳥。若々しさを保つヘルシーなメニューをネットで検索して、2人でキッチンに立って作ってみるというのも楽しそうです。

それ以外にも、毎日褒め言葉や好きなところを言うことで、見た目の若々しさを保ちたいと思わせるのも良い方法です。「褒め言葉なんて、今さら口にするのは照れくさい」なんて恥ずかしがらずに、ぜひ試してみてください。

挿入以外のセックスのバリエーションを増やす

セックスは、必ずしも挿入をしなければならないということはありません。キスの種類を増やしてみたり、愛撫だけをする時間にしてみたり、裸になって抱き合ったりするだけでも、十分ラブタイムとして成立します。裸になることさえも恥ずかしかったり照れてしまったりするようなら、服を着たまま抱き合うだけでも立派なスキンシップです。

セックスでは挿入することだけを毎回の目的とせずに、自分たちの健康状態や好みに合った、いろんなやり方を楽しんでみましょう。特に勃起力や持続力に不安がある男性や、性交痛がつらいと悩む女性は、挿入することにはこだわらずスキンシップのバリエーションを増やすと、気持ちもラクになってきます。

スローセックスやポリネシアンセックスで濃密な時間を

スローセックスとはアダム徳永氏が提唱した、女性が最高に気持ちいいうえに満足度も高く、幸福感とオーガズムも得られるというセックスの方法。ポリネシアンセックスとはポリネシアン地方に伝わる伝統的なセックス方法のひとつで、とても長い時間をじっくりかけて行う「究極のセックス」と呼ばれるセックスの方法です。

スローセックスやポリネシアンセックスは、体に負担もかかりにくい上、焦らす時間が長くてずっと気持ちいいというメリットの多い方法です。どちらも心のつながりを大事にした方法なので、激しいセックスをするよりゆっくり愛を深めたいという女性の気持ちも、変わらずしっかり快感を得たいという男性の気持ちも、同時にかなえられるセックスです。

スローセックスやポリネシアンセックスのやり方をもっと詳しく知りたいという人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

60代夫婦のエッチにおすすめの体位

体位も正常位だけでなく、年齢に合わせて工夫するとまた違った楽しみ方ができます。おすすめは横向きになってできる寝バックや側位、お互いに座った状態でできる対面座位など、背中への負担が大きくないものです。いずれも体同士が密着する範囲が大きいので、触れ合った肌の質感をケアしておくと、抱きしめられる時間もさらに満たされるものになるかもしれません。

そこでラブコスメでおすすめなのが、肌にハリを与える、プエラリア・ミリフィカ根エキスを配合した『プエラリア・エクストラ・ハーバルジェル』。バスト中心に全身に塗り込み、毎日ふっくらとした肌をキープしていきましょう。若々しい女性らしさを演出してくれる、ぷるぷるとした張りのあるバストを目指すことができます。夫から「いつまでも素肌がきれいだな」と思われると、やっぱり嬉しくなりますよね。

より美しく、ハリのある桃のような印象へ!

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60代夫婦のセックスにおすすめのアイテム

閉経をした後、潤いが足りなくなって性交痛が出てきてしまったり、セックスをしたい気持ちが盛り上がりにくくなったりすることを悩みに思う60代女性も多いです。潤い不足による摩擦での不快感をサポートし、濡れにくい、感じにくいというお悩みをケアしてくれる潤滑ジェル『ラブスライド』は、たっぷり潤いを補給して、滑るようなスムーズさをプラスしてくれます。

ヌルッと「滑る」ような快感、いつもと違うスムーズ感

ラブスライド

遠距離でリモートセックスを楽しむときは、自分でしか触ることができないので愛撫が不足しがち。そんなときにいつでも潤いをプラスできるように、モイスチャージェルを用意しておくのもおすすめです。ラブスライドなら、ヌルっと滑るような感覚が味わえて、スムーズな遠隔バイブの挿入が可能になります。

また、女性の敏感な部分にゆっくりなじませてマッサージするベッド専用コスメ『リュイール ディープ』を使うと、今までに感じたことのないような深い快感が得られるかもしれません。セックスの際に濡れない、乾きやすい、挿入時に痛い、違和感がある、もっと情熱的にしたい人にもリュイール ディープはおすすめです。

もっと深く…もっと深いところで感じ合いたい

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そして、男性が疲れてしまいやすいときは、食べられるローション『ラブシロップ』を使って、オーラルセックスの時間をたくさん楽しむという方法もいいでしょう。体に垂らして、塗って、食べられる、食品原料でできたラブシロップを使うとオーラルのときのニオイや味も気にならず、スイーツ感覚で楽しく気持ちよく感じあうことができます。

とろとろ塗り合って、そのまま舐めたり食べたり…!

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体に塗って、垂らして、食べられる、食品原料でできたラブローションです。オーラルのときのニオイや味も気にならない。スイーツ感覚で楽しく気持ちよく感じあえます。食品としての安全性を重視し、使える原料を慎重に選びながら開発しました。

60代になっても夫婦セックスは仲良く楽しめる

60代になっても、ずっとラブタイムを持ち続けることは可能です。いくつになっても仲良しでラブラブな夫婦を目指したいという人は、ぜひ軽いスキンシップを続けることから試してみてください。持病や体調面に不安があるという人は、なにも挿入することだけにこだわる必要もありません。長年連れ添った信頼できる相手なのだから、不安や心配事なども共有し、自分たちにぴったり合ったスキンシップや愛撫の仕方を探していくのが大事。

この先2人で元気で過ごすためにも、一緒にウォーキングや軽いランニングなどの運動を始めて、セックスをするための体力作りをすることもおすすめです。60代夫婦がより一層仲良くなるために、セックスもセックス以外のコミュニケーションの時間も大切にしていきましょう。

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著者:ラブコスメ(LC)夜の保健室 編集部

会員数175万人の『ラブコスメ』を企画編集。2003年に日本ではじめて『セクシャルヘルスケア』を提唱し、恋愛やカラダのことで友人にも聞けない性に関する悩み解決の専門家として発信。SNSにて『夜の保健室』を展開し、小説や漫画など書籍も多数。記事・動画・アプリで「愛し合うこと応援する」ために幅広く活動している。

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